非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

ベランダアンテナから世界に電波を。目指せDXCC HONOR ROLL! 
理論良く分かりませーん!

接地システムの変更

2013-06-30 12:58:56 | 接地/カウンターポイズ
こんにちは。

費用をかけてベランダの接地系の大幅な見直しをしました。

9メートルのベランダに0.1mm厚の銅板を敷き詰めるという形です。

0.1mm厚とは言え、やはり銅板は非常に高価でトータルでは3万円オーバーです。



ただ、あれやこれやとアンテナを買い換えるのもキリがありませんし、アパマンですからビーム等々の大きなアンテナが上げら

れる訳でもなく、それだったらやはり基本に立ち返って足元であるグランドを固めようと。 0.7m×8.4mで敷いてみました。



亜鉛ネットや他の材質でも良いのかもしれませんが、敢えて銅板にこだわってみました。



ここから先は小生の環境での結果を記しますので、どこでも同じような結果は出ないと思いますので話半分以下でお読みくだ

さい。



アンテナはSD-330とコメットのモービルホイップHRシリーズです(ATUは後日検証予定)



① ハイバンドのSWRが高くなった。(21MHzは1.3程度までしか下がらない。今までは7MHzがダメだったのに・・・)

② 14MHzのSWRが2.0までしか下がらなくなった。

ここまではガックリきた部分。

ただし、今回、給電点直下に新たに自作したコモンモードフィルターを挿入した状態でアナライザにつないでの測定ですので、

これらについては再測定の予定です。



③ 7、10MHzの送受信の能力がとても良くなった。

④ ノイズレベルがはっきり分かるほど減少した。

⑤ 21MHzのグランドウェーブがとてもよく聞こえる。今までは不感地帯だった建物の反対側も普通に聞こえます。

1.9や3.5MHzは未確認ですが、とりあえず7、10MHzに関しては体感的にはフルサイズDP並み。



特に7MHzはすべて、短縮八木やフルサイズDP相手にレポートは同等かそれ以上でした。

共振した時のあの独特な、深くて丸みがある耳あたりの良いオーディオです。 うまく表現できないのですが・・・



広範囲に敷き詰めた銅板。 接続はハンダ付けです。

アンテナ給電部のモービルホイップ基台からベランダ床面の銅板までの接続も、線ではなく幅36センチの銅板です。



一番の驚きは、『ベランダ床面の銅板』と『鉄筋に接続されている窓枠サッシ』の間に約3KΩの抵抗が確認できたことです。

高い抵抗値ですが、電気的な導通があります。

もちろん銅板は床面に敷いただけで、どこにも接続されてない状態での測定です。

ベランダのコンクリの下に隠れた鉄筋と銅板の間の容量結合化に成功した感があります。

これにはビックリしました。



銅板を無駄にすることがないように、新たに生じた課題を解決していきたいと思います。










再開

2013-06-25 19:43:56 | 日記
無線とブログが再開出来るようになりました。

一ヶ月間、勉強漬けで刺激的?でした。

20年ほど前の1技受験の時より頑張ったかな・・・・年齢が進んでいるので体力と能力の低下現象があって、頑張ったという錯

覚かも知れませんが(^^)


技術士や通信士受験の時には過去問を書いて覚える方法で、問題集を50回転くらいはした覚えがあるのですが、ここ数年は

宇都出さんという方が著されている、速読勉強法で勉強をするようになっています。

理解できなくても止まらずに進んで、何回も繰り返すという感じでしょうか。

解らない事が怖いから止まってしまうのがかえって弊害になるので、どんどん進んで雪だるま式に知識を積むという方法だと、

私なりに理解しています。数百回繰り返すくらいに回転する。


春の異動でここの住まいに移って数ヶ月が経ちましたが、思い切って接地系統を見直す事にしました。

実はアメリカからHi-Qアンテナの購入も考えたのですが、エレメント側への投資をグランド側へ回します。

Hi-Qアンテナの0.5本分くらいは買える感じでそれなりに費用が掛かりますが、何回か飲みに行ったと思えば(^^)


以前も書きましたが、現在までに鉄筋と窓枠サッシの導通は確認出来ています。

でもこれ使いません。

鉄筋と水道管とガス管までがつながっているんです。

ガステーブルや挙げ句の果てにはガス湯沸かし器の金属部分と、全く離れた部屋の窓枠サッシも0Ωで完全導通状態。

もちろん爆発だとかそんなことは心配していないのですが、なんとなく集合住宅内にインターフェアを出しそうな予感がしたの

で、自分の勘を信じることにしました。


先ほどベランダ接地用の部材もネット注文しましたので、結果はまた後日アップしたいと思います。

ちなみに現在の接地系統は写真のとおりで、接地ラインの銅板の長さは6センチです。

これはこれで良い感じです。

接地ラインは「太く短く」の重要性を再認識させられたケースです。



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