非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

ベランダアンテナから世界に電波を。目指せDXCC HONOR ROLL! 
理論良く分かりませーん!

勝手な比較

2013-10-31 21:57:08 | 日記
RBN(リバースビーコンネットワーク)は画期的なシステムであることは周知の事実です。

自分の電波がどこに、どれくらいのレベルで届いているかを概ね知ることができます。

これを利用してここ数週間、JAの他局と自局の比較を行ってきました。

かなり身勝手な比較方法ですが・・・・・


自分がCQを出す→受信される→同時刻にRBNスキマー局が受信した一覧を表示させる→他局との比較

こんな感じでやるのですが、アンテナ、ビーム、出力、ロケーション、その時々のパスなど全てが異なります。

そこで比較対象のJAの局を総務省無線局検索やQRZ.comで検索します。

出力やアンテナの概要が判ります(ただし、出力については良くも悪くもそこに表示される免許状のとおりとは限りませんが)


こんな身勝手極まりない比較をしてきましたが、やはり7、10MHzでは地上高の低い短縮3エレ八木相当には負けていないと思い

ます。

RBNの信号強度を比較しても、国内もDXも我が家のたった数メートルのベランダホイップが勝っていることが多いです。

地上高がそこそこあること、銅板接地が効いていること、先日作成したキャパシティーハットも効いているのかも知れません。

パイルアップでのピックアップ状況なども勘案しても、なんとなく比較結果は当たっている気がしています。何とも生意気な発言で

すが(笑)

100WまでQROしてもそれほど変わらないかもしれませんが、200W、500Wというような免許が実現出来たら、相当楽になるで

しょう。でもそうなると、設備面を研究したり実験したりしなくなるかも知れませんね。

アパマンハム万歳の気持ちを込めて。




懐かしいフィルター発見

2013-10-30 20:13:13 | ノイズ対策
今日は休みを利用して同軸周りの整備をしました。

そんな中、押入れから初めて作ったコモンモードフィルターを発見。 10年くらい前に作ったと思います。

小さめの#43材と#61材に1.5Dの細い同軸を巻いて、タッパウェアの中に格納してあります。

せっかくなのでベランダの同軸に挿入してやりました。

それとFT240#43材の大型コアも3連化。

給電部からの順序は次のような感じです。 ( )内は個数。

クランプコア(3)→FT240#43材(3)→クランプコア(20)→大型クランプコア3回巻き(2)→クランプコア(3)→FT240#61

材(1)→クランプコア(3)→本日発見したフィルター。 こんな状況です。

そのままNL-8D-FB(4メートル)でリグの真上に来て、市販コモンモードフィルター→LPF→リグに入っています。

近日中に新しいLPFと中波帯周波数カットのBPFが届く予定ですので、セットアップ予定です。

それと来月の給料が出たら、4メートルの8Dケーブルの途中とリグから出たところのLPF、CMFの間の同軸が露出した部分

にクランプコアの処理を施す予定です。

他の方の環境でも同じような結果が出るかどうかは保証できませんが、諸先輩方もおっしゃるとおり阻止インピーダンスからも

やはりこれくらいの数のコアを入れてようやく効果を実感できるのかと思います。

費用的な事も考えると、パッチンコアを数十個買うのならばFT240のような大型のコアを数個買うのが良いかも知れません。

でもFT240も1個2000円前後しますので、結構高いですよね。

それとパッチンコアはパッチンコアで汎用性というのでしょうか、どこにでも入れやすいという利点もありますので、これはこれで

重宝します。でも給電点に5個くらい入れるのでは、効果は?だと思います。これは数で勝負かも知れません。拙宅での例で

は今のように数十個入れてようやくミドルバンドくらいまでノイズに効いているかなという感じ。あくまでも私の感覚ですが7MHz

に対応させるならばパッチンコア40~50個?かなと(あくまでも私の感覚です)

とりあえずかなりノイズを抑えて静かになりましたので、近日中にその状況を動画でアップできればと思います。

我が家の真横は大きな自動車学校とスポーツクラブ、そして大きなスーパーですので、人工雑音の宝庫です。まだまだ撃退す

べきノイズがありますので、ひとつひとつ対処していきたいと思います。特に自動車学校の夜間教習時の照明ノイズ対応は良

い経験になりそうですので頑張りたいと思います。目指すは「7MHzSSBモード+20dBプリアンプ」でS1以下。 おおよそ10

MHzまでは実現できています。(大げさかも知れませんが、CWモードでは信号音以外聞こえない感覚を楽しんでいます)

で、対処できた頃にまた転勤、転居でしょう(笑) 忍耐(^^)v







フィルター追加

2013-10-26 22:34:03 | ノイズ対策
今日、岡崎市にある成田商会さんに初めておじゃましました。

自作用の部品に加え、自作エレメント用のアルミパイプも置いてありました。

プリアンプのT/R切り替えがしっくり来ず、時定数を変えてやろうと考えていたところでしたので、近いうちにまたコンデンサー等々

物色に行こうと思います。

今日はそこでトロイダルコアを見つけましたので、#43材のものをひとつとTDKのクランプコアふたつを購入しました。

#43材も素性のはっきりしたコアでしたので安心です。

早速、#43材はW1JR巻き、クランプコアは2回巻きで給電線に入れてやりました。

これでベランダ上の同軸はFT240#43材(いずれもW1JR巻き)が4個、クランプコアは25個ですが、とりあえず送受信とも劣化

したりということは無いようです。コアだらけです。

さすがに夜間の7MHzはIC-7600のプリアンプ2(+20dB)でSSBモードにしますと、ノイズが立って信号のないところでもSメータ

ーが4~5のところまで振ってしまいますが、これは致し方ないかなと・・・・・


ノイズ対策

2013-10-26 07:04:10 | ノイズ対策
拙宅ではベランダ床面に銅板を敷き詰めていますが、給電点からシャックに至る同軸ケーブルもその銅板の上を通過してい

ます。

前々からこの部分は気になっていたのですが、今月の課題でもあるノイズ対策の一環として、銅板と同軸に間隔を設けてみま

した。また、これ以外にもクランプコア等々を増設。



これが功を奏したかどうかはわかりませんが、SSBモードでプリアンプ20dBを入れてもノイズによってSメーターが振れないこ

とが多くなりました。もちろんどこかしらからノイズを拾ってきますので、常時というわけではありませんが・・・・CWモードでは常

時、プリアンプをONにしてもSが振れることはありません。



このように静かになって聞きやすくなったことで、変化がありました。

ひとつは、ハイバンドでグランドウェーブが良く聞こえます。

Eスポやその他の要因も否定できませんが、例えば今日はここ愛知県東部から21MHzで国内の0、1、2、3、4の各エリアが

聞こえてきました。1エリアなどは一日中結構な局数が安定して聞こえていましたので、このことからも山岳回折も含んだグラ

ンドウェーブなのではないかと考えられます。。7、8エリアも聞こえましたがさすがにこれはEもしくはFでの正規の伝搬でしょう

ね。


次がプリアンプをからめた話です。

基本的に無線機本体のプリアンプは余程のことがない限り使いません。

そんなにアンテナの性能がいいの?と聞かれそうですが、いえいえ、ただ単に内部雑音も増幅されてしまいS/Nが悪化する

からです。外付けのプリアンプを所有しているのですが、お蔵入りしていましたので久々にセッティングしてみました。DPA-W

Hという機器です。1年ぶり以上の登板でしょうか(^^)

ケーブルを伝わってくるノイズがだいぶ減った感じでしたので、登板させました。


このプリアンプはプリセレが内蔵はされていますが、やはり無線機のプリアンプと同様にノイズが多いとノイズ増幅器と化しま

すので使い方には注意が必要でしょう。

でも、同調型のアンプという意味では無線機内蔵のアンプとは異なりますので、正しく使えばそれなりの効果を発揮します。

「それなり」というのは、プリセレクタを使うと信号が浮かび上がるという記事や広告があり、そのイメージを膨らませてしまいが

ちなのですが、そんな劇的な変化という訳ではありません。このあたりの話は別の機会に譲りますが、無線機のプリアンプはO

FFとしてダイナミックレンジを確保しつつ、外部で同調させてから信号を送り込んでやるという感じでしょうか。本題に戻ります

が、結果的にノイズが減った分、外付けプリアンプによってS/Nが向上した事を実感しました。

Sメーターを振らせるためのプリアンプではなく、S/Nを改善させるためのプリセレクタ・プリアンプという接し方です。


そもそも我が家のようなちっぽけなアンテナの場合、プリアンプで信号を持ち上げてSメーターをガンガン振らせても、受信だけ

良くて飛ばないという現象が確実に起こって、呼べども呼べども拾ってもらえずストレスが高まるのは必至ですので(^^;















新しいエレメント

2013-10-24 22:48:58 | ベランダアンテナ
新しいエレメント出来上がりました(^^)

無線には全く興味はないのですが、無線をすることに理解を示してくれるXYLが工作に苦戦する私の姿を見かねて手伝ってくれま

した。キャパシティーハットの取付がちょっと手間が掛かるタイプのエレメントでして・・・


残念ながらそこそこ目立ちますので、昼間は使えませんので夜間用ですね(^^)

設置形態は今回は水平としました。

SD-330でもATUでもOKです。

SD-330では1.9~7MHzに、ATU(AH-4)では3.5~50MHzに同調します。

アルミパイプ部分の長さは3.5mで、アルミパイプからSD-330やATUまでのケーブルが約1mありますので、エレメント長は約4.

5mとなります。それでもSD-330で7MHzまでしか同調が取れないと言うのは、キャパシティーハットが相当効いているということで

す。(10MHzにミスマッチするというのではなく、電気長の問題で同調が取れません。9MHzくらいが限界です。)

基本的にはミドルバンドを意識しました。


それと今回は耐候性にも考慮しました。

さすがに台風の時には格納すると思いますが、そこそこの強風でも心配ないように、しっかりとした作りに。

今もとても強い風が吹いていますが、大丈夫そうです。


全てパイルになっているところに参戦してみましたが、何とかOKでした。

YB9Y(7/10MHzのマルチ) マピア島DXペディ局
KP2/K3CT(10MHz) ヴァージン諸島(カリブ海)
TI5/N3KS(7MHz) コスタリカ(カリブ海)


これ以外にCQを出してRBNで様子を見てみますと、今までよりもリターンがある局が確実に増えました。

コンディションやビームパターンの関係もあるのかもしれませんが、例えば7MHzのアメリカでしたら今までは西海岸が主体で

したが、西海岸に加えて東海岸の局からのリターンも確認出来ます。

それにしても今日はフレアが連発して大変ですね。