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・・・☆★エイン★☆・・・

2008年10月11日 日本で入籍、翌年6月13日 韓国で結婚式 2人&猫2匹の日韓夫婦の生活。

なれ初め編~その後

2006年06月16日 13時43分32秒 | 付き合い始めるまで
付き合い始めてから、彼が留学するまでの時間は3ヶ月しかありませんでした。9月から付き合い初めて、12月にはビザが切れていったん韓国に戻り、それからオーストラリアに行くと彼は話していました。

30歳になってしまうと、学生(?)ビザの関係でオーストラリアに滞在する事が難しくなるといって、自分の誕生日が来る前になんとか行こうと考えていたようでした。


そして、あたしはというと。付き合い始めたときから彼はオーストラリアに行くと言っていたので覚悟を決めていました。
オーストラリアに行って離れてしまっても、あたしを思い出してくれたときに浮かぶ顔が笑い顔であって欲しいからなるたけ怒らず泣かず笑っていようと心に決めて、彼に会いに行く資金を作る為に仕事とは別にバイトもし始めました。そうしたら、バイトで忙しい彼の生活リズムと自分の生活リズムが合うと思っていたのもありました。


3ヶ月後が近づくにつれて、毎日がとても怖かった。
日本国内での遠距離恋愛でさえした事のないあたしが、オーストラリアに行ってしまう彼と恋愛しつづける事ができるのか不安だった。強いて言えば、オーストラリアと日本だと、そんなに時差がないから電話する時間に困らなくていいなと言うのが救いだった。

でも毎日が不安で仕方ない。
彼に聞いてみた事もあった。
「あたしがオーストラリアに行かないでって行ってもやっぱり行くでしょ?」
と。
彼は
「うん」
と即答だった。


止めたら彼の未来をつぶしてしまうような気がしてそれ以上は言えなかった。それに、30歳まで学生をしている彼に一抹の不安を感じずにはいられなかったのもある。何になりたいのか、何をしようとしているのか、彼に問いただすのも怖く、オーストラリアに行って今よりももっと強い心になって帰ってきて欲しいと思っていた。



それがある日、学校に行かなくなっていた彼に、学校から電話があり呼び出された。
話の内容は良く知らない。
ただ、彼が日本でもう一度学生になることを決めて帰ってきたのだ。

あたしの行かないでの言葉でもなく、友人の言葉でもなく、彼のこれからの人生に係わる事を決めるきっかけになる学校という場所でそのことを話し合って、彼は結局オーストラリア行きを辞めた事があたしにはとても嬉しかった。
オーストラリアに行く事は彼の逃げだと、あたしは感じてしまっていたから。
日本で学校に行かなくなって、それで新たな土地で再開しようとしたんじゃないのかなと思ってしまっていたから。
だからもう一度日本で頑張る事にしてくれてよかった。

わたしはというと。彼に会いに行くはずではじめたバイトも3月で辞め(正直とても辛かった。体力的に)今はエインといる時間を取り、韓国語学校に行ったり、新大久保で韓国人とふれあいにいったりしている。楽しんでる。今の状況を。


他の人のように、誇れる大学に行ってたとか(大学何処だかしらないし爆。興味ない)、大手会社に就職した・できるとかぜんぜんない彼だけれども、そんな彼だからこそ好きなのかもしれない。しっかりしていたらもっと好きだろうけどもさ(笑)まだまだこれから。これからこれから!!

そんなエインといるのはとてもスリルがあり、とても楽しくもあり、幸せでもあるの。

なれ初め編⑧

2006年06月15日 11時16分20秒 | 付き合い始めるまで
エインからメールがあった後、もうあたしは立ち止まりませんでした。


今ならまだ間に合う。
エインの心を変えることが出来る。
もう好きになってしまったのだから、このままで終わってしまうのはどうしても嫌だ。後悔したくない。
ましていまさら妹として接する事なんて出来るはずないじゃないか!兄のように思ったことさえないのに。


すぐに電話をしました。でもエインは電話には出てくれませんでした。
そしてしばらくよく考えて、エインに一通のメールを送りました。

「もうあなたの事が好きになってしまった。いまさら妹として接する事なんて出来ないよ。好きなものは好きだから。遅くなんてないと信じたい。今はただ会って、この気持ちをそのままあなたに伝えたい」

このメールで初めて、あたしは「好き」という単語を自分から出した。初めて、言えると思ったから。



エインからはしばらく連絡はありませんでした。どうしているかをミョ○スに聞く事も、もう卑怯な気がして、そのときはもうしたすらエインから連絡が来る事を待っているだけでした。
そして数日が過ぎた日の夜中三時過ぎ、エインからのメールが来ました。


「遅い時間にごめん。なんと言ったらいいのかわからなくて。これからもよろしく!仕事がんばってね」
って。どっちの意味にとっていいのか分からなくて困った、本当に。だからますます会わなければダメだ、会いたい、会いたくて仕方ないと思った。このメールが来た時、あたしは起きていた。毎日眠れなくて、いつメールが返ってくるかどきどきしていた。だから、メールがきてすぐに返事を返した。

「起きてたよ^^♪会って話したいの。それで最後になってもいいから、時間を作ってくれないかな?」
と。



そして会う事になった。その日からちょうど一週間後の火曜日。
とてもどきどきした。まさか、こんな日がこようとは!知り合ってから4年が過ぎていた。そのうちの3年は、あたしには彼がいた。エインとも友達の彼が。それなのに、今エインとこんなことになっている。
自分の気持ちの移り変わりを責めた時期もあった。元彼に申し訳ないと思ってしまう自分が居たときもあった。だけれども、もうどうしようもなくエインを好きになってしまっていた。

火曜日当日。あいにくな事にその日は台風が上陸して、交通機関が止まっていたから会えなかった…

「あたしのドキドキを返せ台風のやろー
と心は思いっきり叫んでた。これ以上待つのかよ…と。

でもまた次の日会う事にした。
この日は台風が通過していて、良く晴れていた。
代々木公園の入り口で待ち合わせて、そこまで行くのがとても怖かった。10分ほどの道のりが長く長く感じられて、でもこのままずっと長く道が続いて、たどり着かなければ良いのにとも思ってしまっていた。それほど、エインに会って「好きだ」と伝えることに緊張していたし、だめだったらと怯えてもいた。


エインに会って。

あぁ。ただもうどうしてもどうしても、嬉しかった。照れくさかった。お互い、これから言う事がなんであるかは分かりきっていた。
顔が見れない。
せっかく会ったのに。
身体に触れることも出来ない。
ほんとはすごく抱きしめたかったのに。

まるで中学生。

1時間経っても1時間半が過ぎても、告白なんて出来ない!だから、ひとまずご飯を食べに行く事にした。近くのお店でイタリアン。向かいあってパスタを食べるのがまた恥ずかしかった…
そのお店を出て、チキンなあたしはもうその日は辞めようと諦めて帰ろうかと思って、エインにそれを伝えた。そしたら彼は笑ってくれていいよ、今日は帰ろうといってくれた。そのとき、(ここで帰ったらだめだ!)と思い直して、代々木公園に引き返しエインをベンチに座らせて、
「好きだ」
と一言…

直後、ふいに
エインが
「良く言えたね」
と言って抱きしめてくれて、
思わず嬉しくて泣きそうになって、
恋人になって初めてキスをして、
手をつないで街を歩いて…



それからはもう、ブログに書いてあるとおり。
付き合いはじめることになって、喧嘩もして、旅行もして、反日感情にあって…でも付き合っている。
幸せだ、今の私。
なんだかいっぱいあって、このブログに書いていない些細な事も付き合う前はいっぱいあって、いろんな話をして、とてもよい友達として付き合ってこれたから今の私たちがあり、今のわたしがある。
きっとこれからもいっぱいある。友達としては分からなかったこと、友達だったら知らなくて良かった事。でもエインと二人で乗り越えていきたい。一緒にいたい。そう思わせてくれる人だから、この気持ちを大事にしていきたいと思っています。

馴れ初めだけで、こんなに長くなってしまったけれど、読んでくれた皆さんありがとうございます!
いつも笑っていられることばかりじゃないけれど、笑っていられる関係をいろんな意味で作っていけるように頑張っていきたいなと思っています。
へこたれそうになるとき、嬉しかったとき、エインやこのブログを通じて知り合った皆さんがそれを支えてくれて、ときには喜びを二倍にも三倍にもしてくれています。ただもうひたすら、わたしは幸せです。ほんとうにありがとうございます。

なれ初め編~⑦

2006年05月30日 18時01分56秒 | 付き合い始めるまで
エインと連絡が取れなくなったとき、間に入ってくれた人がいました。
それがエインの親友ミョ○ス。


エインがとりあえず無事に生活していて、でもわたしとのことでだいぶ傷ついていること、いろんなことを考えたいと悩んでいる事を教えてくれました。
このことが不安だった気持ちをどれほど和らげてうれたでしょうか。ミョ○スにはいつまでも感謝しています。


わたしはエインに自分の疑問をストレートに伝える事でエインをとても傷つけてしまったのでした。
「日本人だから付き合おうと思った」
「日本にいたいから付き合おうと思った」
という考えがあたしにあったことが本当にショックで、そして友達として過ごしてきた期間があってそれを考えても尚そんなことを言うあたしにショックを隠せないようでした。


でもそのときのわたしは、エインと付き合いたい・この人と一緒にいたいと思っていたから余計に自分の中での不安をなくしてしまいたかった。


そして、連絡がなくなって3日目にエインからのメールがきました。



「このまえ渋谷でいろいろ会ってからいろいろな事を考えたけれど、結論からいうとマサシと俺はこのままの関係がいいと思った。お兄さんと妹のような、友達みたいな。
俺はいまいろいろな事で弱っているから冷静な判断が出来なかった。遠距離恋愛になることを覚悟して、待たせるようなことを無責任に言って・・・俺も遠距離恋愛なんて自信がないのに。結婚という言葉で、マサシを縛り付けておくことなんて出来ないのに。
大変な時期のマサシを悩ませるようなことをしてごめんなさい。マサシのことを含めて、俺はもっとしっかりしなきゃならないと思う。結果的にだらしないことをしてしまってごめんなさい。しばらく連絡取らないでいよう。」


仕事中にこのメールを見たわたしは、不覚にも泣いてしまいました



つづく

なれ初め編~⑥

2006年05月26日 12時37分29秒 | 付き合い始めるまで
エインの気持ちに対して、嬉しさと疑問が自分のなかでピークに達したとき、我慢できなくなって会うことを決意した。

キスされてからだいぶ経っていて、好きだとメールされてからも数日が過ぎていた。


エインは昼間に時間を指定してきた。これはエインにとっては珍しいこと。いつも夜か真夜中かだから、昼間に指定してきた事でエインの本気が感じられた。

渋谷のモヤイ像のところで待ち合わせをして、ちょうど昼だったという事もあり、そのままお店に入りごはんを食べた。
気まずさは無かったけれど、2人ともなにから話していいのかなにから聞いていいのかと迷っている様子だった。

先に話をしたのはわたし。
わたし「なんで昼に待ち合わせなの?珍しいね。」
エイン「夜だと、結局お酒が入って話したいことも話せなくなるんじゃないかと思って。」
わたし「そっか。よく起きれたね(笑)」

そこからは本題にも入らずもくもくとご飯を食べた。ほんとは聞きたかったんだけれど、切り出そうとしたら、「まず食べよう」とエインに言われてしまったのだ。

2人、向き合って昼間からご飯を食べてる、しかも話したいことも話せず。
いつものあたしだったら、こんな状況笑い飛ばしてた。でもそのときはものすごくまじめに現状を受け止めてた。


ご飯を食べ終わって、いよいよ本題とばかりにいろいろ話を聞いた。
わたし「あたしのこと好きなの?」

エイン「好きだよ」

わたし「なんで?いつから?」

エイン「なんでっていわれても分からない。どうしてこのタイミングで言おうと思ったのかもわからない。もう我慢できなかったんだと思う。たぶん、はじめて4人で横浜に行ったときから好きだったんだと思う。」

わたし「横浜に4人で行ったときは、あたしはエインに惹かれてたよ。」

エイン「でも俺はあのとき付き合ってる人がいた。だからよそ見するわけには行かないでしょ?」

わたし「そうだね・・・」

このときあたしの頭の中にあったことは(なんてことをしてきたのだろう)でした。タクと一緒にいた3年間の間、エインと一緒に行動することがなんとも多かった。横浜に行ったときの4人でよく旅行にいって、飲みに行って家に泊まりに来て・・・
その間、エインはあたしのことを少なからず思ってくれていた・・・?

わたし「留学するって言ってなかった?」

エイン「するよ。あと3ヶ月しか日本にいないかもしれない。一度韓国に帰らなきゃならなくなるかもしれないし」

わたし「付き合ったとして、一緒にいる時間も短いのに遠距離になって、それで付き合っていけると思ってるの?」

エイン「きっとただ付き合うだけだとだめなんだと思う。俺はマサシにたいしてまじめな気持ちだし、離れても好きでいると思う。ただ、もし離れてしまったときに、マサシのもとに帰ってこれるっていうものが欲しい。ただ付き合うだけだとダメになる。でも結婚をその先に考えて付き合っていけば大丈夫なんじゃないかと俺は思う。」

わたし「・・・」


この後、なんにも話せず、帰りました。
エインはバイトへ。わたしは友達と会いに。


そして、その友達にも相談して、自分の気持ちがもうエインに向かっているときづいたのでた。

その夜、エインとまたしても合う事にし、渋谷で会いました。

わたし「おつかれ」

エイン「おつかれ。」

わたし「疑問があるの。日本人だからあたしと付き合おうって思ったわけじゃないよね?日本に帰ってきたいから結婚って言ったんじゃないよね?」

エイン「なに言ってるの。おれは日本人と付き合ったことあるよ。マサシが日本人だからとか関係ない」

わたし「そっか良かった。」

その日、わたしは自分からエインにキスしました。なんにも怖くない、エインが好きだと心から思えたから。


でも次の日からまたしてもエインとは連絡が取れなくなりました。


つづく


なれ初め編~⑤

2006年05月18日 14時33分09秒 | 付き合い始めるまで
キスされた日から一ヶ月くらい、エインからはなにごともなく、ほんと何事もなく過ぎていった。

エインとは会っていなかったけど、電話でのやり取りはあって、でもその仲の話題もそのことについては何も触れず、当り障りのない会話だけだった。


元彼と別れた後のあたしは適当だったと今では思う。付き合っているわけではないけれどなんだか気が合ってご飯を食べたりドライブに行ったりしている人がいた。あたしを好きだといってくれている人もいた。学生時代の男友達とも2人で遊んだ。
あたしは「元彼が忘れられない」を隠れ蓑にしていろんな人と遊んでいたように今となっては思う。自分は他の人に惹かれていない・好きになることはないという態度でいたけれど果たして他の人はどう思っていたのだろう。
でもできるだけ部屋にいたくなかった。早く帰りたくなかった。一人でいる時間を短くしたかった。そんなちゃらんぽらんな行動もそろそろやめてしっかり前をみて、前にふみださなきゃ!というときにそんなことが起きた。


あたしはエインから思いもよらぬ行動を取られて、もうそのことで頭がいっぱいだった。
一ヶ月、エインの行動をものすごく考えてしまった。

軽いと思われたのかな?
落としやすいと思われたのかな?
エインはあたしのとこ好きなのかな?
なんでキスしたのかな?
今彼女いないんだっけか?
元彼とも友達なのに・・・
日本人と付き合ってみたいのかな?
なんでなんでなんで???
あたしは元彼をしっかり諦めたの・・・?


頭の中には疑問がいっぱいで、でもエインからはなにも説明のない状態に我慢できなくて
「会おう。会ってなんでそんなことしたのか聞こう」
と決めたとき、エインからメールがあった。

「は~もう我慢できない。俺マサシ好きなんだ。周りを気にしてたけどやめた。好きなのは好きだ。ごめんね急にこんな話して。」

って。
(なんでメール!?)と冷静に突っ込む自分がいたことはいたけれど、でも心底びっくりした。今となっては、メール嫌いのエインが電話じゃなくてメールで言ってくれたっていうことの意味がとてもうれしいけど。


その日も次の日も眠れなかった。その言葉に考え込んでしまって・・・



元彼のことしっかり吹っ切れたのかな。エインは、日本人と付き合ってみたいだけじゃないのかな・・・
自分の事もエインがそんなことする人じゃないことも信じられずに、ただ悩んでいる自分がいるばかりだった。



つづく

なれ初め編~④

2006年05月16日 12時58分31秒 | 付き合い始めるまで
キスされた翌日(といっても数時間後)。

キスされて、ミョ○スのところに戻っていったエインの気配を感じながら眠ってしまったあたしは、携帯のアラームとともに起きた。
ミョ○スはまだ寝ていて、エインはあたしが起きた気配とともに目を覚ました。

「おはよう」
とどちらからともなく言って、顔を洗って歯を磨いて。

この時点であたしは心に決めていた。
(夢だったんだ!!)と。


だって、このときのエインがあまりにも自然だから。何もなかったように話すから。

会社に行かなくてはならない時間が迫ってくる。そして恥ずかしくて気まずくて早くこの場所を出て行きたかったあたしはエインに「またね」とつぶやいてそのまま店を出ようとした。
「俺駅まで送っていくよ」
とエインが言って、断ったのにも係わらず彼は駅まで送ってくれた。

何事もなかったように歩いていく駅までの道のり。
でも、夢落ちにしようとしても、夢じゃない感覚が自分にもある。
そしてエインの態度も若干昨日までとは違うように思えた。それまでの紳士的な態度から、少し親密なものへと変わっていったようにそのときのあたしには思えた。

そのときした会話は覚えていない。
普通にさよならとがんばってとを言い合ってそのまま別れた。

それからエインとは会わずに一ヶ月が過ぎていった。


つづく

なれ初め編~③

2006年04月27日 10時46分37秒 | 付き合い始めるまで
となりの部屋にはミョ○スがいて。でもあたしたちは2人きりで話していました。
あたしは眠さのあまり横になり、エインはその隣に座って・・・


「これからエインは学校どうするの?
「う~ん・・・正直難しい。」
「また休学?」
「そうなると思う。」
「そうか・・・4月からまた学校に入るの?」
「いやまだ決めかねてるけど、オーストラリアかカナダに行くかもしれない。ってちょっと冗談だけど、今はどうしていいのか何したいのかわからない。」
「・・・」

それから何を話したのか。
よく覚えていません。たぶん、身のない会話をしていたように思います。お酒がうまくて安い店とか、韓国料理にこんなのあるよとか、いろいろ話していたように思います。

そんな会話をしているうちに、また眠気が襲ってきてあたしは夢と現実が入れ替わり立ち代りになっていました。

「もうほんとに眠っちゃいそうだから、今度こそミョ○スのところに行って。」
「分かった」

でもエインはどかない。でもあたしの眠気も最高潮。
しばらく無言でエインに見られていたような感覚があり、それからふいにキスされていました・・・


つづく

なれ初め編~②

2006年04月24日 13時31分47秒 | 付き合い始めるまで
8月3日、仕事中のわたしのところへ一通のメールが

「今晩一杯どう^^?」

エインからでした。
何も予定がなかった私は「行く♪」と返事。でも2人きりだったらどうしようと内心どきどきしてました

新宿・コマ劇場の前で待ち合わせて、彼の友達が経営している韓国料理屋へ。(ここのお店、すごくおいしかったのにつぶれてしまいました・・・)
ほっとしました。第三者(ミョ○ス)がいるって。

お客さんの入りもよく、わたしとエインの飲みのペースも上がり、どんどん飲みまくる2人。
そのときした会話は元彼のことでした。

「こないだタクに別れてから初めて会って、も一回告白して振られて、自分の中ではっきりけじめがついたんだ。嫌な思い出が残ってしまったけど、今の自分があるのはタクのおかげだし、彼と3年一緒に過ごせてよかった」
「マサシには時間が必要だったんだよ。だから、どんな結果にせよ自分のなかで結果が出せたのはよかったのかもしれないね。別れは悲しいけど、いつか立ち直らなきゃいけなかったし、そのきっかけができてよかったね^^」

とこんな感じでその日の会話は過ぎていきました。

でもいつまでも尊敬している存在だった、エイン。2人きりではないけれど、ほぼ2人で飲む場面なんてこれまでなくて正直このときわたしの心の中では困っていました。ミョ○スは接客しなきゃいけないし。
たぶん、専門に入学してからずっとこの人のことを好きだったのだけれど、本気に好きになっちゃいけないような雰囲気のする人で、まして今よい感じに相談し合える関係を築いていたから、もし自分の気持ちが弱っているときにこのままよろめいてしまったらいけない!と自粛していたのです。

でもお酒好きの2人。焼酎を飲みながら話題が尽きる事はありませんでした。

そして気付けば閉店時間。飲み足りないわたしとエインは友達の好意でお店を朝まで開けてもらうことに。そして友達(ミョ○ス)を含め3人で改めて飲みなおすことになりました。
話題は今ラブラブまっさかりのミョ○スたちのこと。
「ミョ○スは彼女とどうなってるの~?」
「結婚するんでしょ?」
「韓国語勉強しようかな~。」
とかほんとに他愛もない会話をしていました。

そうこうしているうちに、寝入るエイン。
エインの友達とはあたしも前から友達だったので、そのとき2人本音でいろいろ話しました。エインがあたしのことを好きらしいと気付いたのはその人との会話の中ででした。

「ヒョンは俺の前でマサシのこと話すよ。」
「!?なんて?」
「マサシと・・・やっぱりいい!」
「気になるから話してよ!」
「・・・ヒョンはマサシと結婚したいらしいんだ」
「!?なんで?あたしたち付き合ってもないし、第一エインからそんなこと聞いた事もないよ」
「でもそう話してた。マサシが好きらしいんだ。本気だよ。だから結婚したいって言うんだよ。マサシはヒョンのことどう思ってるの?」
「・・・」
なにも答える事が出来ないわたし。
だって、突然!今までほんっとになんにもアクションを起こされず、よい友達として付き合ってきたのに突然にそんなこと言われても困る。それに第三者から・・・

こんなことが起こってるとも知らずによく眠ってるエイン。ちょっとむっとした!

「今ミョ○スからそんなこと聞かされても困るだけだし、さっき元彼のこと吹っ切れたっていっても、心の中ではまだきっと彼に対する気持ちがあると思うの。だから、今エインにそんなこと言われてもすぐには返事できないよ。嫌いなわけじゃないけど、こんな気持ちでいるとエインに悪いから・・・」
「わかった。でも自分に正直になることって大切だよ。ここまでヒョンが気持ちを表した事ないかもしれない。そこだけ、わかってあげてね」

その後、なんとなく寝ているエインの様子が気になって仕方なかったあたし。でもほんとに心の中は困っていました。なくしたくない友達、でも付き合えたらきっとこれ以上の人は望めないだろうこと。

頭の中はもやもやして、いつのまにやらあたしは眠っていました。
そしてそれから1時間ほどして起きだしたエイン。ミョ○スとなんだか真剣に話しているのを夢うつつで確認しながら、再度眠りにつきました。


ここでちょっとお店の間取りを紹介。8畳ほどの部屋が襖を挟んで2つとなりあわせになっているんです。寝ていたあたしは奥の8畳に、話していたエインとミョ○スは手前の部屋にいました。


そのときエインと友達はどんなことを話したんでしょう
あたしが突然起きて襖を開けたとき、2人もギクっとした顔してたから。でも韓国語で会話はわかりませんでした。


何時間たった後。暑さで目が醒めて、エアコンを調節しようとエインたちがいる部屋へ入りました。なにやら2人で話していたエインたちはもう一度あたしを寝かせようと必死でした。そして奥の部屋へいざなってくれるエイン。たぶん、次の日あたしが仕事だから心配してくれたのだと思います。
横になったあたしをエインはやさしく見ていてくれました。でも・・・そんなに見られたら寝付けない!それにさっきのミョ○スの発言もあるし、なんだか恥ずかしかったのです。

「そんなに見られてたら寝れない。エインは眠くないの?」
「うん」
「じゃあミョ○スのところに戻りなよ。待ってるよ」
「ミョ○スは大丈夫。もう少しマサシのそばにいたい。横に座っていいかな?」
「いいけど、あんまり見ないでね」
「わかった」

となりの部屋にはミョ○スがいるのに、あたしたちはなんだかそのときもいろいろ話ました。あたしは横になり、エインはその隣に座って・・・




つづく

なれ初め~年代編

2006年04月19日 12時35分26秒 | 付き合い始めるまで
2002年4月  わたし18歳、彼25歳、建築の専門学校で知り合う

2002年5月  わたしクラスの違う人(T)と付き合う(今度詳しく書きたいなぁ)

2002年5~2005年3月  その人と3年付き合う。その間も、エインとわたしとその当時の       彼とは仲良しでよく旅行に行った。北海道・韓国・仙台・青森            etc・・・

2005年3月  3年付き合った彼にばっさりふられ(これも後に書きます)

2005年4月  飲んだくれ&いろんな人と付き合ってみる(自暴自棄)

2005年7月  元彼と別れてからはじめて会い、食事にいく→またふられ

2005年9月  よく元彼とのことを相談にのってもらってたエインからKISS→告白

2005年9月  友達だと思っていたものの、大事な存在を失いたくないと思い付き合う

2005年10月  初2人旅行に行く

2005年10~
2006年3月  ラヴラヴ(照)自信がついてきた。この間旅行いっぱいいきました。

現在     付き合っているけれど、彼の先行きに不安

なれ初め偏~①

2006年04月19日 12時26分12秒 | 付き合い始めるまで
彼とわたしは建築の専門学校で出会った。

青森から高校を卒業して、真っ赤なほっぺをした田舎者のわたし。
一方、当時はロンゲに黒服のなにやらあやしげな雰囲気漂うほかの人とは違う様子の彼に、興味深々なわたし。この時、韓国人だとは気付いていませんでした。もう新宿でバー経営してるお兄さんが間違って学校来ちゃったのかと思うくらいでした(笑)

彼が韓国人だと気付いたのは自己紹介のとき。
日本語はうまかったものの、そこは韓国人。発音が違うので気付いてしまいました。でおそのときすでに彼は4年、日本で生活してたんですよ~



席も近かったし、わたしは彼に興味があったのでどんどん話し掛けました!そしてだんだん仲良くなり。クラスのお友達(女1=ゴガ、男1=タク)をさそって計4人で遊びにいくまでに発展していたのでした。
で、エインのことが好きになってしまっていたわたしは食事しているときに思い切って「彼女いるの?」と聞いてしまったのです。んで2年付き合ってる彼女(韓国人)がいる事が判明。ばっさりふられ、この後エインは彼女とともに京都へ旅立ってしまったのでした。

エインが帰った後、かな~り落ち込むわたしを励ますように友達ゴガとタクは横浜コスモワールドへ。微妙な三人はなぜか観覧車に乗り→そのままわたしの家でオール
その後、いろいろありましてタクと付き合うことになりまして三年が過ぎました。


2005年3月、タクにばっさりふられたわたしは飲んだくれ、ろくに家にも帰らない。んでそんなときなにかと付き合ってくれたのがエインだったんですよ。2年付き合ってた彼女とは2004年に別れていたらしく、なにかとよく飲みに誘ってくれました。
そして9月、元彼の幻影もやっと消えかかってきたときにエインが・・・!!!???


つづく