とし坊のお祭り三昧

祭りの宝庫、のとの祭り紹介

妙法寺住職が神前に南無妙法蓮華経と題目を唱える「20日題目」

2019年02月20日 | 日記
今から約300年前の享保年間二月二十日の夜に太田に大火が起きた時、住民が同神社に集って徹夜で題目を唱えて鎮火を祈ったことから今日まで続いている神事。
その折、お寺の仏像をも日吉神社に安置して難を逃れたということから、そのお礼参りの行事として妙法寺住職が毎年行っています。

最近は、厄年の厄除けや、交通安全、家内安全の祈祷も併せて行われます。




氏子さんのお供えや厄年の役男が寄進した新調の賽銭箱。


夜8時、氏子当番の出迎えを受け神社に向かう妙法寺住職


檀家の皆さんが「うちわ太鼓」を鳴らし「南無妙法蓮華経」と唱える中、住職さんは正面に座して読経を。










読経が続き、厄年の厄除けや、交通安全、家内安全の祈祷も併せて行われました。読経が済むと妙法寺住職三は「20日題目」の歴史を語る


読経が終わりいったんお寺に戻る住職さん


住民は老若男女を問わず題目の合間にお下がりを頂きながら一年間の出来事や世間話に花を咲かせます。お子さん達はお供え物のお菓子をいただき家路に。

明日の早朝二十一日には神職によって火祭りが行われ神仏分離後も約百年間住時のならわしをそのままに伝えている珍しい神事です。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 墨の香り漂う国際交流サロン... | トップ | 古代の祭祀遺跡・石仏山の巨... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事