8日(日)能登町・重年地区で「十七夜祭り」が執り行われました。
このところ、他のお祭りや自分の行事と重なり行く機会が無く、今年は久しぶりに行ってきました。
能登にはまだ雪が残り、重年地区の軒下にも沢山の残雪。
会場の集会場に行くと、まず天井につるされた今日の主役「祝い松」(稲穂に見立てているとか)が出迎えてくれました。
その横には、わら筒に差された豆腐の田楽
「蕪祭り」の由来は、その昔地区が大飢饉に見舞われた折り、輪島・舳倉島から蕪の種を取り寄せ植え、収穫し食べて飢えをしのいだことによるそうです。
今年の蕪は例年に比して小型の蕪でした。
十七夜祭りは、「直会」(なおらい)があり、直会の後半に「五階五葉の松」が準備され、「松起こし」の所作が見所です。
直会は、古来その順番が決められております。祭主、まかない役(当役)とのやりとりも見ものでした。
直会の料理は、田楽、蕪、煮豆、干鰯、スルメ、昆布など昔ながらの献立です。豆腐の田楽は2丁付いております。
豊作祈願の神事の後、直会が始まる、 お酒は冷や酒、燗酒、甘酒などが昔ながらのしきたりの順番で出される。
直会も後半「祝い松」が準備され宮司さんがお祓い
宮総代が祝い松を起こし、「万歳楽土」と唱する。ところがこの松(稲穂)に「蟹」が付く・・・?
蟹役の子どもは今年は2人。以前はもっといました。
この蟹を払うために松を起こす役員は、歌を唄い蟹が松から手を離す瞬間に松を起こすのだが・・・。
蟹は簡単には放れないので、畦廻りだとか、水回り、唄って手拍子などをする。このようなやりとりの所作、かけ声が、直会を盛り上げる。。
お土産でだまかし手を離させる。松が起きると「万歳楽土、万歳楽土」と大きな声で唱すると
廻りは「目出度し、目出度し」と応じて、次の役員に渡す。
最後に当役の代表が行い幕を下ろす。
役目の終わった「祝い松」は田に戻されお祭りは終わる。
26戸数の集落を4班に分け、当役がお世話する。4年に1回の当役。行う日は出易い日曜日、蟹役の子どもも学校が休み。
素朴なお祭りですが、地区の理解があって執り行っている「十七夜祭り」地域のパワーをいただき撮りまくったお祭りでした。
明日は「アエノコト」ですが、都合で出かけることができず、 残念。
このところ、他のお祭りや自分の行事と重なり行く機会が無く、今年は久しぶりに行ってきました。
能登にはまだ雪が残り、重年地区の軒下にも沢山の残雪。
会場の集会場に行くと、まず天井につるされた今日の主役「祝い松」(稲穂に見立てているとか)が出迎えてくれました。
その横には、わら筒に差された豆腐の田楽
「蕪祭り」の由来は、その昔地区が大飢饉に見舞われた折り、輪島・舳倉島から蕪の種を取り寄せ植え、収穫し食べて飢えをしのいだことによるそうです。
今年の蕪は例年に比して小型の蕪でした。
十七夜祭りは、「直会」(なおらい)があり、直会の後半に「五階五葉の松」が準備され、「松起こし」の所作が見所です。
直会は、古来その順番が決められております。祭主、まかない役(当役)とのやりとりも見ものでした。
直会の料理は、田楽、蕪、煮豆、干鰯、スルメ、昆布など昔ながらの献立です。豆腐の田楽は2丁付いております。
豊作祈願の神事の後、直会が始まる、 お酒は冷や酒、燗酒、甘酒などが昔ながらのしきたりの順番で出される。
直会も後半「祝い松」が準備され宮司さんがお祓い
宮総代が祝い松を起こし、「万歳楽土」と唱する。ところがこの松(稲穂)に「蟹」が付く・・・?
蟹役の子どもは今年は2人。以前はもっといました。
この蟹を払うために松を起こす役員は、歌を唄い蟹が松から手を離す瞬間に松を起こすのだが・・・。
蟹は簡単には放れないので、畦廻りだとか、水回り、唄って手拍子などをする。このようなやりとりの所作、かけ声が、直会を盛り上げる。。
お土産でだまかし手を離させる。松が起きると「万歳楽土、万歳楽土」と大きな声で唱すると
廻りは「目出度し、目出度し」と応じて、次の役員に渡す。
最後に当役の代表が行い幕を下ろす。
役目の終わった「祝い松」は田に戻されお祭りは終わる。
26戸数の集落を4班に分け、当役がお世話する。4年に1回の当役。行う日は出易い日曜日、蟹役の子どもも学校が休み。
素朴なお祭りですが、地区の理解があって執り行っている「十七夜祭り」地域のパワーをいただき撮りまくったお祭りでした。
明日は「アエノコト」ですが、都合で出かけることができず、 残念。
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