とし坊のお祭り三昧

祭りの宝庫、のとの祭り紹介

春を迎えて田の神様がお帰りに

2016年02月09日 | 日記
2月9日、能登一円で「田の神祭り」(あえのこと)がありました。


12月5日、収穫の終わった田から夫婦の田の神様を自宅に招き、春が来るまでゆっくり休んで貰い今日の日にお帰りいただく神事です。

お迎えしたときと同じように二人分の御前が準備され、おもてなしをし田に送ってゆきます。各家では午後に行うためとし坊は、能登町国重のY家にゆきました。お風呂からあがり座敷に準備されたお料理の前に座り



「ゆっくり休まれましたか」と問いかけてから、料理の説明、甘酒を勧めるなどとおもてなしを・・・・・。


田に雪が残っているなか、「ありがとうございました。今年も豊作になるようにお願いします」とお願いし、田に送る神事は終わる。小雪舞う中での神事でした。

Y家の送りを見てから隣の山口集落の会館にも行われているとの情報から雪道を走る。




こちらはお膳の料理は変わりませんが、かぶ、干し柿、柚などが・・・・・・。





このあと、地区の子どもも一緒に田へ送りに行く。あたりは薄暗くなりましたが雨、粉雪はあがりました。

夜、自宅で静かに個人で行っていると教えられ上町のN家に行く。




N家でも立派なごちそうが並び神様はおもてなしを受けておりました。


N家では、神様が帰られたことからお裾分けの料理をいただき、「田の神」談義で有意義な時間でした。

今日は、午前中羽咋市の獅子頭展を見せて貰い、午後は3軒の家の「田の神神事」の送りを見せていただき大満足!
3軒の家ではそれぞれの田の神様へのおもてなしでしたが、訪問したとし坊にも美味しいお料理を出してくれました。
神様の気分でした。ごちそうさまでした。

能登のお祭りもこのあと春を迎えての農耕神事が執り行われます。「ふきのとうまつり」「万歳楽土」「十七夜祭り」
などが続きます.  楽しみ楽しみ・・・・・・です。






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