とし坊のお祭り三昧

祭りの宝庫、のとの祭り紹介

能登の里に春を呼ぶ「だごだい祭り」

2015年03月03日 | 日記
3月3日、穴水町下唐川地区の「だごだい祭り」を見てきました。

お祭りは、その昔 京都に働きに出た村人が神様の宿る石を持ち帰る。ところが、ごちそうがなく
質素な料理でもてなしたのが由来とされているお祭り。


その石を祀ってある「三日堂」

お祭りは2日、当宿(とうやど)方で宵祭りが行われ、「落ち着きの膳(ぜん)」が振る舞われ、その他の地区の方も自分の家の親戚などに団子を配るそうです。

残念ながら、今年は宵祭りが諸般の事情から執り行われず、3日の本祭りのみとなりました。








無理を言って、団子をこね、親指大に丸める所を撮らせて貰いました。


別の部屋では、団子に絡める「小豆餡」を炊いておりました。


拝殿には地区の皆さんがお祭りの始まるのを待ちます。小さなお子様は、氏子さんの中で「初孫」が生まれるとこのお祭りで、これからの成長を祈願し厄払いを受けます。


お祭りは、「湯釜の神事」に始まる。


始めに「三日堂」と言われるお堂はありませんが、柵で囲まれた中に「神の宿る石」もお祓いを受ける


当役、参拝者もお祓いを受け神事が進む

春祭りの祝詞奏上の後


初孫の皆さんがおばあちゃんに抱かれ参拝。  「二礼二拍手・・・」の時、泣きそうな声も・・・・?


続いて厄年の青年・・・?がお祓いを。

滞りなく神事が執り行われ直会に移る








直会の料理は当役の皆さんは御膳ですが、参拝者全員にもお料理がふるまわれ、「団子」(だごだい)も配られました。
御膳の料理は「だごだい」と呼ばれる団子とセリの煮物、ハコベのあえ物などが主役。

お祓いを受けた方からの祝いのお料理とお饅頭も参拝者全員に配られ、とし坊もいただきました。

寒さも「三日堂祭り」まで、と昔から言われており穴水の里に春をもたらすお祭りでした。















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