とし坊のお祭り三昧

祭りの宝庫、のとの祭り紹介

能登に冬の使者「田の神祭り」がありました

2023年12月05日 | 日記
12月5日、農家の家で稲作を守る「田の神」さまに祈りと感謝をする民俗行事があり行ってきました。
形として見ることが出来ない田の神様、あたかも目の前に居るように目の不自由な夫婦神を田んぼから家に迎え入れ、
囲炉裏で暖をとって貰い、風呂に入って貰い、海の幸山の幸、どぶろくでおもてなしをする。


田の神様をお迎えに行く






田に入り、田の神様を榊に乗せ家に案内する。




囲炉裏で暖をとり、お茶をいただく。


暖をとり一服すると「お風呂」に案内






精一杯準備したお料理でおもてなしをする。


「ゆっくりとお休みください」と伝える



コロナ禍で従来の形が見られなかった「田の神祭り」もようやく元の形に戻ったようです。
それでも、見学者がまだ戻っていないようです。
高齢化の波は此処でも。長年行ってきた田の神をたんぼへ迎えに行く神事が簡略化されるなど、口上や動作などが
簡略化される農家も有ました。

とし坊がお邪魔したのは能登町・柳田植物公園内の「合鹿庵」と同町国重の芳村家のアエノコトを見てきました。
前記の写真は、2会場で共通した場面を見ていただきました。お料理などは形、大きさ等は全く同じでした。

合鹿庵には東京から観に来たグループもあり、ユネスコ無形文化遺産に登録されている奇祭・・・・?
農耕神事を楽しんできました。







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