





さあ、いきなり福島市内の繁華街である。二本松を出てから安達町を経由して福島市のホテルに入った。安達町の写真は今回は掲載しない。夜(まだ明るいけど)の繁華街を歩くのは久しぶりである。この場所は福島新町というらしい。路地を挟んで似たような形状の二階建てのビルが何棟も建っていて、それが一つの長細い建物のように見えている。ビルの一階部分には、同じ間口の飲食店の入り口が並んでいる。2階は座敷にでもなっているのか、あるいは店主の住居なのかもしれない。実際のところ辺りは清潔なのだが、どこか懐かしい猥雑な香りがする。正直、好物だ。
しかし結論を言うと、ここでは納得いく撮影は出来なかった。それ故、当初の予定を変えて、RAWファイルからモノクロ変換した。この際、上手下手はどうでも良いとしても、眼の前にある情感豊かな光景を全く写せない。例え客観的に下手な写真でも、自分の感覚通りに撮影できれば僕は満足する。それが全く駄目なのである。時間帯が何とかとか、まだ人通りは何とかとか、そういう問題ではないのだと思う。時折、こういうことがある。町が発する磁場と僕の波長が合わないのである。とくに原因はない。今はその時ではないのである。次に来るとき、その時が来ることを願うしかない。そして僕は次の通りに場所を移すのであった。(続く)
X-PRO3 / XF23mm F2R WR
モノクロのいい味が出て素晴らしいです。
小春に入りたいです。呑めないですが(笑)
RAWの保存はjpegでされていますか。
今回は酒を解禁しましたが、この場所は「はしご」になりそうで危険なので、別のところに行きました(笑)。
RAW+ipegで保存しています。
基本的には、基本的にはフィルムシミュレーションとパラメーターを設定済みのjpegを優先します。今回はカラーでした。
うまくいかなかったので事後的にモノクロにしました。無念です。