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レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

湯沢絵どうろう祭り(2022)は美しかった

2022-08-07 | お祭り













秋田県湯沢市の「絵どうろう祭り」。2020年からコロナ禍で開催が中止されていたが、3年振りに開催された。秋田県では今年は竿燈祭りも3年振りに開催された。そちらには行くことが出来なったが、絵どうろう祭りに行ってきた。この祭り、詳しくは知らないが、佐竹家の奥方(この奥方は若くして京都から嫁いできた姫さまだった)が寂しい思いをしないように絵燈籠を飾ったことが起源だとされている。多分、多少の脚色はあるだろうが、何ともロマン溢れる祭りなのである。祭りといっても、要は絵どうろうを通行止めにした大通りに展示するだけ。それが刻々と暮れていく町のなかで輝きを増していく様子は、とても美しい。立地条件や交通事情、開催時期の問題はあるが、もっと注目されて良い祭りである。

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6 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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6さんへ (のびた)
2022-08-07 09:48:43
こんな雅な穏やかな祭りもあったのですね
灯篭絵が素晴らしいです
どこか 浮世絵 美人画の趣が深く迫ります
北前船の文化が 秋田 青森まで引き継がれ変化して行った見方もあるでしょうね
行って見たいです
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Unknown (injya1goo5yumi)
2022-08-07 12:25:52
なかなか雅で艶っぽい祭りですね
祭りというより野外美術館
大昔から異なる野蛮な土地とされた奥羽地方ですが
奥州藤原氏の黄金文化、酒田湊の繁栄などがあり都人の常識を覆す文化が土地土地にあるのですね
東北夏祭り、まとめて見に行きたいものです。
yottin
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のびたさん (6x6)
2022-08-07 19:43:07
良い祭りなんですよね。
しっとりとして、歴史を感じて・・・。
でも自治体は、それでは不安のようで、余計な仕掛けをして空回りしています。
今回もヘビメタバンドのライブをしていました。ヘビメタがダメなわけではなく、祭りの趣旨と合っていません(笑)。
北前船の文化と、久保田藩・佐竹家の京都との繋がりが、この風流な祭りを生んだのだと思います。
間違いなく素晴らしい祭りですよ。
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injya1goo5yumさん (6x6)
2022-08-07 19:47:03
北前船の影響は計り知りません。
僕は京都から秋田県に移住したのですが、驚いたことに、秋田県では「おばんです」と夜の挨拶をします。
殿様はともかく、庶民も訳は分からなくても、そういう習慣が根付いたのだと思います。
いつか、そういう諸々を勉強したいと思っております。
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Unknown (injya1goo5yumi)
2022-08-07 21:56:51
6x6さま

私の町でも「おばんです」「おつかれさんです」「よお、こられたね」など柔らかい言葉使います。 60代より上世代だけですが。
日本の言葉は京都から始まり同心円状に広がり大河や山で足踏みする
だから京都を中心に南北でズレながら似た方言があると聞いたことがあります。
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injya1goo5yumi さん (6x6)
2022-08-08 07:50:16
なるほど、なるほど。
言葉は本当に面白いですね。
こちらの60代以降の方は、「~がんす」という言葉を使うことがあります。
どうも改まったケースで使うようなのですが、山形の庄内方言のようです。
どう伝わって、どう根付くのか、言葉に限らず不思議ですよね。
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