岩手県の二戸市浄法寺町(旧・浄法寺町)。ここには、天台寺というお寺がある。平安時代に創建されたという由緒あるお寺だが、訳あって昭和30年頃には荒れ果てた状態となったという。昭和50年頃から寺再建に向けた動きが始まり、昭和62年には瀬戸内寂聴が住職となり、寺は有名寺院へと復興を遂げた。浄法寺役場(総合支所)の2階には「瀬戸内寂聴記念館」が併設され、無料で見学できる。かなり立派な展示で、町がそのことを誇りに思っていることが伝わって来た。僕は正直、瀬戸内寂聴さんに特別の興味があるわけではない。最近見た浄法寺町の写真がとても良い街並みで、行って見たかっただけだ。それでもこの町を歩くには、まずはそこを知らねばと、記念館も見学してきた。瀬戸内寂聴さんって、今年で96歳になるのか・・・。お元気だな。
追伸:本当は別の町に出かけたのです。高速道路を走っている時、「浄法寺IC」を見つけ、「ここだ!」と降りて立ち寄ったのです。時間の関係でお寺には行けませんでした。
LEICA M MOMNOCHROME (CCD) / SUMMICRON M35mm ASPH
一度しか行ってない土地故にまた思いが募ります。
講話は現在でも定期的にしていて、大人気のようですね。