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No Room For Squares !

レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

運命を共にする

2010-03-13 | Ruin
バス停のカテゴリか、廃墟のカテゴリか迷ったが、廃墟にした。
男鹿市に、廃墟となった男鹿プリンスホテルというホテルがある。
都市伝説に尾ひれがつき、県内有数の心霊スポットに祭り上げられている。
ネット上の掲示板で、この男鹿プリンスホテルについての書込みを見ていると、
地元の住民の方から、次のような趣旨の書込みがあった。

「この廃ホテルに心霊現象があるなんて全くありません。すぐ近くに住んでいる者がいうのだから間違いありません。
私たちからすれば、廃墟目当てに近所迷惑も省みず集まる貴方たちの方がはるかに恐ろしい。」

非常に考えさせられる書込みだ。
地元住民の方からすれば、夜中に肝試しに集まる素行の悪い人たちの方が、心霊よりはるかに怖い。
その通りだと思う。
ちなみに現在は、このホテルは内部に入れないように囲いが設置され、警告文も貼ってある。
それでも、正直なところ、侵入者は後を絶たないのだろう。
廃墟が好きな僕としても、複雑な思いだ。

さて、写真はその男鹿プリンスホテルのかつてのバス停。当然のようにホテルと運命を共にした。
哀し気なバス停だ。

EOS5D MarkⅡ / EF24-105 F4L



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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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寂しい。 (上総)
2010-03-15 23:46:07
日本中に支店網をもった一大ホテルグループの一角。
でも、Pホテルなら、もうちょっとおしゃれであって欲しかったなどと思いました。

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上総さん (6x6)
2010-03-16 08:24:08
実際のところは不明なのですが、プリンス系列ではない、
独自のホテルだったのではと想像しています。
ホテル自体もプリンスホテルという感じがしません。

でも、近くにある男鹿水族館は、コクド系だし、謎は深まるばかりです。
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