
山形県側から見た鳥海山である。鳥海山は場所によって見え方が大きく異なる。大まかに言うと、秋田側からはすり鉢状の富士山型に見え、山形側からは山脈のように見える。僕は割と山形側から見た鳥海山が格好良いと思う。でもそれを言うと、秋田側の人は不快そうな顔をする。そういえば、僕も「富士山は静岡側から見たものが最高で、特に駿河湾の海越しに見たものが最も美しい。山梨には本当の富士山はない」と考えていた。古来、静岡と山梨では富士山の所有(精神的な意味)を争ってきた。秋田と山形も同様なのだろう。
さて話を戻すと、麓の集落では田んぼに水を張り、田植えに向けての準備に勤しんでいた。背後には雄大な鳥海山。春の霞に向こうに聳え立つ。こんな環境で生活するのは、どんな気分なのだろう。
X-PRO3 / XF16-80mmF4 R OIS WR
今回の写真から、松代や塩沢の田園風景も思い出しています。
傍から見ると、何と良い環境かと思いますが、おそらく冬は豪雪。
また、稲作農家のご苦労も少なからず存じているだけに、手放しで良いですネ!とは言えません。
この時代、このような風景を集落、あるいは地域全体で結果的に保全しつつ、暮らしている人々を、僕は無条件にリスペクトしています。
ロクさんの街写真も好きですが、風景写真も大好きデス。
八海山は有名な山ですし、有名な山には大抵その名を冠した酒があります。
鳥海山も、そのものもあれば「出羽富士」という酒もあります。至極当然だと思います。
この町で暮らすことは僕には無理かもしれませんが、そうやって暮らす町並みを撮ることは喜びです。色々な工夫や努力に敬意を表して・・・。
追伸:僕の風景写真はダメダメなので、そこは仕方ありません。
美味しい野菜とお米、川魚・・・
おばあちゃんたちが漬けてくれる小茄子。
懐かしい・・・幸せな時間を思い出しました。ありがとう。
おばあちゃんたちが漬けてくれる小茄子。
分かります。手仕事を休まないお婆ちゃんたちが働き姿が想像できます。
山形県は、地域は異なっても、何か同じ感じがしますね。真室川と庄内は似ていると思います。