（おまけ）
大崎市にある化女沼レジャーランド跡。ルート上にあり何度も行くことになった。
久々に東北コンプリートの話題である。東北コンプリートとは僕のライフワークで、東北６県全ての市町村で町並写真を撮影することである。市町村は国土地理院の平成１５年時点のデータに準拠している。つまり平成の大合併前の旧市町村単位である。僕の集計では6県で全401の市町村数となる。既に山形県（44市町村）、秋田県（69市町村）、岩手県（58市町村）は完了している。
その後は苦戦していたが、宮城県71市町村のうち66市町村での撮影を終え、残すところ5市町村となった。順調にいけばあと2回の遠征で宮城コンプリートとなる。宮城県は市町村合併の多かった県で、石巻市(7)、登米市(9)、栗原市(10)、大崎市(7)の4市だけで3３もの旧市町村が存在する。それらが近接した地域に密集しており、何が何だか分からなくなるし、同じ場所を繰り返し何回も通ることになり、大変苦労した。その４市での撮影を終え、とうとうカウントダウンが開始された。東北の中では比較的都市部の多い宮城県なので、一つの町の中で経済圏が独立しているとは限らず、ハイライトとなる町並みが見い出せないことも多かった。「繁華街は役場または大きな寺社の近くにあり」という東北（田舎）セオリーが通用せず愕然ともした。結果的に、撮影はしたもののブログに掲載しなかった町が最も多い県となった（今回の写真はそんな町である）。
ちなみに経過報告をすると、現時点で全401市町村のうち撮影済みなのは約300市町村。「約」というのは、撮影した筈なのに写真が見つからないケースもあるし、逆に行っていないと思ったのに後から写真が見つかることもあるからだ。最終的には福島県との闘いになるだろう。92もの旧市町村が存在し、まだ３割ほどしか進捗していない。コンプリートへの道は遠い。でも単にコンプリートを追求せず、町並み写真の撮影を楽しんでいきたい。
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東北は広大な地域 岩手県だけでも 地図上で見れば
果てしない広さ 併せて 山並みも連なり 道路も少ない
コンプリートの大変な時間と探究心に頭が下がります
市町村大合併で 聞いただけでは どこなのか分からない土地が全国に多いですね
大崎市 東北道から松島 塩釜方面の入り口に辺り記憶に残っています
モノクロの神秘性 ６さんによって知りうることができて感謝です
モノクロでより素敵です、深みが増す感じです。
ここに限らずですが、栄えた日々の後のこういった景色って、
凄くノスタルジーで魅力的なんです。
廃屋も好きなんです＾＾
（友人に話すと引かれるので内緒にしています）
美しい写真でなくて恐縮ですが、町の現実です。
喜んで頂けると嬉しいです。
広大なのに、いつも同じ道路ばかり走る矛盾も（笑）。
これからの世代は、旧市町村という概念が失くなっていくと思いますが、こんな町があったという記憶の手助けになればといつも考えています。
宮城でも大崎市、登米市、石巻市、栗原市は特に複雑でした。しかも一括りにはできないほどの町から構成されています。
また頑張りたいと思います。
今は立入禁止ですが、道路から携帯電話でも普通に撮影できる距離感です。東北道の長者原SAのすぐ脇ですよ。
機会があれば是非。なにかの理由をつけて無理やり寄れば友人もついてくるかも（笑）。
ストーリーを感じます
撤去されずの姿が色々語ってくれますね
6x6さんの撮影対象と時間に影響される部分も多いのですが東北への郷愁を感じます。
今回は風景の中の人物がなかったのが少し残念でしたが元々人物を入れた写真自体が難しいですから。何気ない人物が自然な姿で映り込んだ6x6さんの写真の方が希少なのかもしれませんね。
再開はどう考えても無理ですが、夢の国テーマパークよりも夢があると思います。
メリーゴーランド、もう一度撮りたいなあと思います。
実際、車の通行はあっても歩く人は見かけません。
今回のすべて「旧◯◯町」で、３個所とも異なる旧町村です。
きっと平日には人も歩いているのかも、と想像しております。