No Room For Squares !

レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

縁なき北毛の町〜群馬県沼田市を歩く

2017-08-21 | 街:群馬














既に写真をアップした通り、今年の夏休みも一泊二日強行軍の旅行に行った。行き先は草津温泉だった。正直ほとんどの時間は移動(ドライブ)に費やされクタクタである。それでも折角来たからには、帰路においてもプラスワンの訪問地を目指す。今回は群馬県の沼田市に焦点を当てた。おそらくここも、一期一会の町となるだろう。沼田市は戦国時代からの要衝として、上杉、武田、北条の三氏による領地争いの場所である。現在の沼田市の原形は、戦国末期にこの地を治めた真田信幸(幸村の兄)が作った城下町だという。坂の多い町で、標高差70mの範囲に城と城下町が築かれていることが特徴だ。昨今では、NHKの「ブラタモリ」で、タモリさん一行がこの地を訪れ、話題となったらしい。とはいえ、一般的には沼田は観光で訪れる要素も少ない地味な町で、東北在住の僕にとっては縁なき場所である。

戦国時代のことを言い出すとキリがなくなるし、帰路を考えると時間も限られている。しかも前日の運転に加え、旅館の草履で歩き回ったせいで身体も疲れている。市役所周辺・中心部の町並みに絞って散策することにした。時間にして一時間強の散策である。結論からいうと、沼田の町並みは素晴らしい。町の地形が戦国城下町の原形を留めているのと同様、商店街も昭和の原形を留めている。正直、雨上がりの夕方とか、しっとりとした時に来たかったと思うが、そんな都合の良いときばかりが町の姿でもあるまい。事前の下調べが殆ど出来なかったので、もうランダムに歩き、ランダムに撮影した。もう一回続きます。


X-PRO2 / レンズ各種

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