前回までの展開から最終回は新発田の町を歩くことは明白だったと思う。ただし、この日は「新発田祭り」の日だった。メインのパレード等は翌日であり、その日は子供の催しなどがメインではある。それでも縁日が出て、街は高揚していた。理由は分からないけど、僕はその高揚感に乗ることができなかった。祭りと関係のない真昼間の繁華街を散策し、あとはシンガポール食堂と駅の往復だけだった。なんとなく自分を異邦人のように感じた一日でもあった。その寂しさのような感情は決して嫌いではない。次の旅の原動力となるだろう。今回も十分歩くことのできなかった新発田の町。また来る日まで。
GRⅢ
露店が昭和を醸し出しています
買わないでも見て歩くのは好きです
満足されて帰途につく これが旅の終わりで次の始まりですね
僕は朝から歩きすぎてグロッキー状態でした。ビールではなく、アイスコーヒーで一休みして、旅は終わりました。
日常に戻るわけですが、それは次の旅の始まりでもあります。