No Room For Squares !

レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

古い商店〜褪せた記憶色

2024-08-30 | 街:秋田


秋田県由利本荘市の古い商店。もう営業はしていないようだ。独特の看板建築に痺れる。何回か掲載した新しいレンズ、これが一応の完成形だ。やはり若干暖色に振った色合いが最も美味しいゾーンのようだ。何だろな、これ。明らかにクラシックネガにフィットした画造りがされているような感じがする。電子接点付きとはいえ、社外レンズでそんな補正が可能なのだろうか。ちなみにコントラストを付けると、色合いがぐっと沈み込むので堪らないが、自分の感覚が麻痺しないように当面はノーマルのままでいこう。

X-PRO3 / Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 Aspherical



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2 コメント

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Unknown (Charlie)
2024-09-01 08:54:15
おはようございます。
画の旧い商店は、恐らく四半世紀かそれ以前には盛んに活動していて、何時の頃からか営業をしなくなったのだと見受けられます。そして新しく入手されたレンズで最近に画を撮られています。が、何か色合いや雰囲気が「四半世紀やそれ以前の画?」というように感じられます。旧い時代の画の中、そのまま少し長い年月が経って現在の様子になってしまうというような、何か不思議な出来事が起こっているような様子を想ってしまいます。
こういう場所では、古い自販機を近くで観ると、何時頃から活動が停まっているのかを推定し易くなる場合もあるような気がします。
それにしても、こういう古い“看板建築”は味わい在る外観だと思います。素敵な画に感謝!
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Charilieさん (6x6)
2024-09-01 19:57:59
こんばんは。
僕が東北に移住してきて、それ故こういう建物に新鮮な感動があります。仰る通り何故か時代感のある描写となり、まるで往時の時代そのものを見るような気がしました、
でも考えれみれば、往時はこんなに古臭くなく、細心の建築だったのかもしれません。時代感がバグってしまいますが、それもまた街歩きの楽しみですよね。
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