No Room For Squares !

レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

初めてのレンズを試そう①〜ミスターダンディの教え

2024-08-26 | 街:秋田

久しぶりにレンズを買った。少し前から整理のターンに入っていて、物は処分こそすれ新たに買うことは極力控えていた。でも細胞が入れ替えを必要とするように、写真撮りにはレンズの入れ替えが必要な時もある。今回のレンズはフォクトレンダー(コシナ製)の「Nokton 23mm F1.2」である。マニュアルフォーカスのレンズだけど、電子接点付きなので、X-PRO3の電子レンジファインダーに対応している。僕の街撮り写真にはぴったりのレンズである。近代的な高解像度レンズというより、味わい深い描写のレンズだと思う。

新たなレンズを買った場合、試し撮りに行く場所が幾つかある。その筆頭格だった山形県上山市の煙草自動販売機は既に失くなった。他の場所も何箇所かあるけど、殆どが遠い場所でもある。今回は遠出はできない。近くで試し撮りを実施することにした。まずはお馴染み(?)の「ミスターダンディ」氏のところにお邪魔した(今回はミスターダンディの解説は割愛する)。僕は重要な出来事がある度に、ダンディ氏のところに行く。ダンディ氏と向き合い撮影すると、色々なことが分かってくる。無心に一つのことに集中することで、何かが見えてくるのだと理解している。卑近な例でいえば、カメラやレンズの使い方についても同様だ。今回の撮影では設定が掴めないので、出来上がりに特筆するものはない。ダンディ氏も少し余所余所しかったように思う。様々な試行錯誤して、また出直そう。このやりとりを通じて、僕は修行をしているのである。


X-PRO3 / Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 Aspherical

コメント (6)