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No Room For Squares !

レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

散り際・・・with 8na8na-club

2015-05-08 | 街:群馬





伊香保温泉の帰り際に、立ち寄った道の駅の裏手は、「白井宿」という宿場町であった。4月下旬には八重桜は満開で、壮観とのことだが、今年は散るのが早く葉桜状態だった。散り積もった桜を見ることができたのも、ラッキーだったのではないか。

8の付く日は 「8na8na-club」
「8na8na-club」の詳細は、awaさんのブログまで→→→ Dear to you


EOS 6D / EF24-105 F4L


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伊香保温泉(最終回) Deep Night

2015-05-07 | 街:群馬











可能であれば、以下の曲を聴きながら見てほしい。僕がそぞろ歩いた伊香保の夜に、残念ながら色っぽい要素はない。石段街も街灯の下で撮ったので明るく見えるが、実際は真っ暗であり、ほぼ全ての店が閉まっていた。横道に逸れると、射的場やスナック、居酒屋が細々と営業している。侘しさ半分の、この情感。それこそ僕が心動かされ追い求める光景なのである。Deep Night、伊香保の夜は更けてゆく。




EOS 6D / EF24-105 F4L

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伊香保温泉その3 色褪せた街をモノクロで

2015-05-06 | 街:群馬













色褪せた街は、その褪せた色自体が魅力的なのである。だから、どうしてもその色に魅了され、罠にハマってしまう。撮らされてしまうのである。こうやって後出しジャンケンみたいに、RAWで撮ったものをモノクロにすることに、若干の後ろめたさも感じている。そして、色に惑わされた分、モノクロの描写も中途半端になってしまうのである。え? そんなのお前だけだって? 


LEICA M9 / SUMMICRON 35mm ASPH


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伊香保温泉その2 抵らうべきもの

2015-05-06 | 街:群馬














あと2回、伊香保ものが残っているので、さっさと消化していく。伊香保の温泉街を歩き感じる「廃れた感」は、熱海のそれに近いかもしれない。単に廃れているだけではないのである。かつては、黙っていても客が押し寄せた黄金期があった。その往時の記憶を色濃く滲ませながら、廃れていく様は、岸に近づこうと必死に手足を漕ぐ泳者を彷彿させる。岸に近づこうという努力や思いとは裏腹に、徐々に、しかし確実に岸から遠ざかっていくのである。僕は、温泉場で射的をやった。300円を払って、何本かの矢を与えられ的を狙う弓矢ゲームである。射的場のオジさんは親切で、失敗した人に「サービス、サービス」といって、矢を何本か追加してくれる。どうにかこうにかして、ある程度の御菓子を貰えるようにしてくれる。実際楽しかったし、ギャラリーが出来たので、僕の後に参加してもらおうと、いささか大げさに喜んだり、僕の方も精一杯のロイヤリティを発揮した。
だが、ギャラリーから、「あれだったら、スーパーかコンビニに買えば、100円だな」との声が聞こえた。そうではないのである。少なくとも、スーパーでは弓矢は射ることはできないのだ。スーパーで御菓子を買えない時代は来ないかもしれない。でも、射的で御菓子を当てることができない時代はもう眼の前に来ている。

LEICA M9 / SUMMICRON 35mm ASPH / SUMMICRON 50mm (1st RIGID)


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伊香保温泉その1 古き良き斜陽温泉

2015-05-05 | 街:群馬
















伊香保温泉である。当ブログには、一応「温泉・宿」なるカテゴリーがある。いつも迷うのだが、今回は単に温泉街を撮っただけなので、「街」カテゴリーとした。それは、ともかく・・・。僕は、この手の温泉街が大好きなのである。お土産屋さんがあり、公衆浴場があり、スナックがあり、射的場があり、ストリップがある。これが見事に全部揃った温泉街は近年とても少ない(伊香保のストリップ劇場は未確認だが)。
最上段の写真が、有名な伊香保温泉の石段である。ゴールデンウィークなので、それなりに混んではいるものの、「普段は空いているんだろうな」と容易に想像できる。営業しているかどうか不明な店が結構あり、その多くが営業をしていないものと思われる。ついでに言っておくと、僕は東北のコアな温泉、要は温泉だけで勝負しているような温泉、によく行く。伊香保温泉は、温泉地というより保養地というイメージがあり、その泉質には期待をしていなかった。でも、数多くの温泉に泊まり、今回ほどスッキリ眼が覚めたことはない。良い温泉なのである。(続く)



LEICA M9 / SUMMICRON 35mm ASPH


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世界遺産となった町の商店街

2015-05-03 | 街:群馬
















富岡製糸場周辺の商店街には、「祝世界遺産」的な垂れ幕やポップが貼られている。人通りは、世界遺産になって圧倒的に増えたことは間違いない。メインの通りには土産物屋や観光客向けの飲食店、今風のスイーツショップなどが並んでいる。それは、それで町の活性化には良いことであり、押し寄せる人手をうまく商売に結びつけた方も、かなりの数いるとは思う。だが、こういう場合、得てして資金力とノウハウを持った企業が、利益を独占していくものなのである。
以前のニュースでは、周辺の駐車場が不足しているとあり、1キロ以上離れた駅周辺に駐車しようと考えたが、いざ行ってみれば真新しいコインパーキングが沢山出来ていた。その裏で、地元のための商店街では、いつもの日常が展開されていた。それなりに観光客が利用して繁盛している店、一定の努力をした形跡はあるが商売に繋がっていない店、始めから諦めている店。更には、そもそも一連の動きとは無関係な店。それぞれに、それぞれのメリットが享受されればいいのになと思う。


LEICA M9 / SUMMICRON 35mm ASPH


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念願の富岡製糸場

2015-05-02 | 街:群馬





















世界遺産・富岡製糸場。正式には、「富岡製糸場と絹産業遺産群」という。世界遺産に登録されたからというより、以前から僕の「いつか見たいものリスト」に入っていたのである。昨年のGWにも検討したのだが、まさに世界遺産登録が正式決定されるタイミングであり、多くの人が殺到しているだろうとの判断で断念した。満を持して、今年の訪問となり、朝早く車で自宅を出発したのである。道路も空いていて、首尾よく11時前には現地に到着し、見学することが出来たのである。まあ、これは一種の観光写真なので、勿体ぶらず10連発掲載して、富岡製糸場関連はこれで終わりにする。



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恒例弾丸ツアー

2015-05-01 | 街:群馬

我が家は、猫と暮らしている。先代の猫達は2匹で飼っていたこともあり、2~3泊の旅行であれば、留守番をさせても平気だった。京都に住んでいるときは、「キャットシッター」という猫の面倒を自宅に来てみてくれるプロの方がいた。その方がとても信頼できる方だったので、海外旅行などの際はお願いをしていた。
問題は、今の猫である。悪戯が大好きなので、紐にからまったり、爪がカーテンなどに刺さって抜けなくなったり、海水魚の水槽に落ちそうになったり・・・。猫だけの留守番は、1泊が限度である。だから、2泊以上の旅行は、家人と僕は別々に行くのである。昨年は、その制度(?)の下で、香港にも行かせてもらった。

そんなわけで、GWなど長期の休みが取れる際も、無理やりに1泊2日で弾丸ツアーを組んで、出かけることにしている。一泊二日で攻めるとなると、結構ハードなのである。今回も、そんな弾丸ツアーを実施したので、明日以降掲載したい。二日間で軽く千キロ以上は運転したので、今日はもうクタクタで、写真の整理も無理である。



EOS 6D / EF24-105 F4L IS


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