盛夏の季節、天候不順のこの頃

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第37回上尾市美協展開催

綾瀬川の風景を描きに

2008-04-21 06:20:24 | 写生
気候の良い春となりましたが、雨と風が強く外に絵を描きにいけませんでした。
しかし、待ちきれず2008年4月19日に綾瀬川を描きに行って来ました。
60号のカンバスを車に積んでの作業で現地でセットするまで時間がかかりま
した。
風も強く、カンバスが飛ばされそうにもなりましたが、今回は大丈夫でした。
3年前は、50号のカンバスが風により道隣の荒川用水路に飛ばされてしまった
こともありました。「今回は、ブロックにイーゼルを固定し」(埼玉県展の作品)

<綾瀬川の歴史>
戦国時代の頃は利根川と荒川は、今の綾瀬川源流の近く、桶川市と南埼玉郡
菖蒲町の境まで元荒川の流路をたどり、そこから今の綾瀬川の流路に入った。
今の元荒川下流は、当時星川のものであったという。
 戦国時代にこの間を西東につなぐ水路が開削されて本流が東に流れるように
なり、綾瀬川が分離したとのこと。








綾瀬川は、武蔵国内の足立郡と埼玉郡の境界とされていた。
江戸時代初めまで、綾瀬川中下流は低湿地で通行が困難であり。大雨が降る
たびに川筋が変わり、一定しないことから「あやし川」と呼ばれ、後に「綾瀬川」
と変わっていったと伝えられています。







まず伊奈忠次らによって堤が整備され、伊奈忠治らによって流量を調整するた
めに武蔵国足立郡内匠新田(現・足立区南花畑の内匠橋付近)~葛飾郡小菅
間に平行して新綾瀬川が開削された。(現在の綾瀬川はこの新しい流路)





当時の日光街道(奥州街道)は、江戸付近の千住宿から、いったん東に回って
松戸宿を経由し、西に戻って越ヶ谷宿に出てから北に向かっており。
寛永7年(1630年)に草加宿の設置が決まり、おそらくこれにあわせて天和3年
(1683年)に綾瀬川の直線化の工事が行なわれた。
これ以後、日光街道は一部綾瀬川沿いを通るようになったとのことです。



<春の綾瀬川 > 油絵  町田誉曽彦


(アルベルト譽) 

「根岸君夫油彩画展」紀伊国屋画廊で開催中

2008-04-19 08:00:23 | 上尾現代作家協会
第16回根岸君夫油彩画展が東京・新宿の紀伊国屋画廊で開催されています。
昨日、雨のなか会場の油絵作品40余点を取材を兼ねて見にいってきました。








人物を中心に静物そして、出身地の群馬県の「子持ち山の見える風景」や上尾
近郊の田園風景・南房総の灯台・逗子マリーナ風景などが個展会場を引き立て
ておりました。








会場がJR新宿駅東口から徒歩5分の交通も良い所にあり入場者も多かったです。
(紀伊国屋書店4階)









第16回 根岸君夫油彩画展
日時:2008年4月17日(木)~22日(火)
    10:00~18:30(最終日18:00まで)
会場:紀伊国屋画廊4F
住所:東京都新宿区新宿3-17-7電話03-3354-7401)
   (上尾市在住)






<3年ぶりの個展。身近な人物と農山村の風景や静物など40点余展示されています。>

(入場無料)

<根岸君夫プロフィール>
1936年生れ  群馬県沼田市出身  埼大教育学部美術科卒 ’66年以降
日本アンデパンダン展に出品 日本美術会代表 同会付属研究所美術講師
埼玉県展審査員 個展15回 外遊9回


(アルベルト譽)




平成20年度上尾市美術家協会総会

2008-04-18 20:13:28 | 上尾市美術家協会
2008年4月11日(金)平成20年度上尾市美術家協会定期総会が出席者100人により、
JR上尾駅東口前の東武バンケットホール上尾で午後5時半から開催されました。
その後、午後7時半からご来賓の上尾市議会田中守議長の祝辞、上尾市議会野本順一郎
文教経済常任委員長の乾杯の音頭で第2部の懇親会がスタート、なごやかに会員相互の
親睦が深められ歓談が行われました。









第1部の総会司会は、美協の石川翠陽事務局長により行われました。
開会のことばは、細渕柳青副会長、続いて赤熊玉蓉会長挨拶。
その後、上尾市議会、上尾市教育委員会のご来賓の方々のご祝辞、ご来賓の紹介が
行われました。議事に入り、議事議長に、第6部写真の城田好昭委員が選出され議事
の進行が行われました。
議事は、(1)平成19年度事業報告及び収支決算報告、(2)監査報告、(3)役員並びに
委員の承認(4)平成20年度事業計画案及び収支予算案などが慎重に審議され無事に
すべて終了しました。







閉会のことばは、町田副会長の元気良い閉会の挨拶で終了となりました。その後、約、10分
間の休憩をはさみ第2部の懇親会に移りました。









懇親会は、会場をフローラの間に移して出席者70名余でなごやかに親睦が深められ終了。

「上尾市美術館建設の署名活動・上尾市美術家協会実行委員」現在の署名は、10145名。
(2008年4月10日現在) 目標:署名3万。

(アルベルト譽)




房総半島の最南端、野島崎灯台下よりの眺め

2008-04-12 07:52:14 | アートほまれ美術サロン
房総半島の最南端、太平洋に向かって岬に立つ野島崎灯台は、1869年
にフランス人技師ウェルニーによって設計され関東大震災によって一度倒
壊したが、1925年に再建されたようです。そして、現在に至っているとの
ことです。








   <野島崎灯台下の公園より>油絵F6 町田譽曽彦

野島崎灯台は、開国の歴史を飾る慶応年2年にアメリカ、イギリス、フランス、
オランダの四ヶ国と結んだ江戸条約によって建設を約束された八ヶ所の灯台
の一つのようです。
灯台第1号が、観音崎灯台であり、その後野島埼灯台、樫野崎、潮岬、佐多岬、
剣崎などに洋式灯台が設置されたようです。









   













<野島埼灯台>  水彩 町田譽曽彦 
  エスカール白浜マンション前より

高さ28.98mの白亜の灯台で、ラセン階段で登って行くと展望台からは太平洋
や遠く伊豆半島まで見渡せる絶好の眺め。








また、灯台の下から岬にかけて遊歩道が整備された公園になっています。この絵
は、この付近で描いたものです。
灯台の中をみた後は遊歩道を一周するのも気持が良いです。

(アルベルト譽)

神戸モザイク(神戸ウォーターフロント)

2008-04-11 05:42:47 | アートほまれ美術サロン
モザイクは、神戸ハーバーランドの東エリア、神戸港ウォーターフロントにあり、
海と運河に囲まれたショッピング、レストラン、アミューズメント、シネマなどを
備えた複合商業施設です。2階からの眺めはよく1日中いても飽きることは有り
ません。私はよくこの所から、油絵・水彩で描きにきました。





 <モザイクより神戸ポートタワー> 水彩 1996年制作 町田譽曽彦
夕方なれば、シーサイド2階のウッドデッキからメリケンパークがライトアップされた
夜景を望むことができる。そのころになるとデートの人で2階はすぐ満席です。
神戸海洋博物館やポートタワーなど中突堤周辺の光景が一望でき一度は、見て
おきたいところです。



モザイク南側は、入場料無料の街角遊園地モザイクガーデンが併設されています。


観覧車から眺める神戸港の景色は、この一帯の魅力を一望できとにかく最高です



モザイクの街並みは、「神戸らしい」南ヨーロッパ風のイメージをもとに作られている
ようです。
東に海、西に運河という立地と相まって、神戸にふさわしいエキゾチックな雰囲気
を思う存分醸しだしています。










    <神戸メリケンパークより>水彩 1996年制作 町田譽曽彦


モザイクは、高浜岸壁に面した三菱の倉庫の跡地。神戸港開港以来、日本でも
有数の貿易の中心地であった場所です。
その名残としては、モザイクの建物の屋根に移設された見張り台「望楼」やモザイ
クガーデン南側にある旧、神戸港信号所などがあります。

私は、約5年間「神戸の街や港」を現場で描いて来ましたがまだ、沢山描いておき
たいところがあります。
神戸は、海と山が東西に広がりバランスがよく、言葉に書けないエキゾチックな素的
な街です。長崎港と横浜港をたして2で割ったような街と私は思っていますが、、、。


(アルベルト譽)