盛夏の季節、天候不順のこの頃

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ
第37回上尾市美協展開催

町田譽曽彦、松田正平先生に人体・石膏デッサンと静物画の指導を受ける。

2009-10-27 22:48:14 | 想い出・歴史
私は、昭和40年頃に国画会の松田正平先生に人体・石膏デッサンと
静物画の指導を4年間受け油絵の基礎を学ぶことができました。
 国画会員、松田正平先生(1913-2004)の絵は、とてもユーモアが
漂っていました。静物そして、人物の「べっぴんさん」等、東京藝術大学
卒業生が描いたなど思えない油絵でした。


             

<晩年の松田正平先生>第16回日本芸術大賞受賞


とても、こっけいで面白く、観る人を楽しませてくれました。私は、東京・日本橋
の絵画部で毎週火曜日の夕方から2時間程度のレッスンでした。
レッスンの石膏ビーナスの時など、誰かが、松田先生に「なかなかうまくトーンが
表現できません。
その時先生曰く、笑いながら「芸大では石膏を50枚くらい描いてからでないとその
言葉はいえない」とか。言っていた言葉が思いだされます。


         





         <木炭のよるデッサン風景>
また、「人体裸体デッサン」で卓球台の上に立たせデッサンした時など、何処から
描いてよいやら悩んだことが思いだされます。


休日を利用して、仲間と一緒に千葉県鶴舞の松田正平先生の自宅に数回、遊びに
行きました。自宅は、お寺のようなところにアトリエもあり、山の中で時々蛇やトカゲ
など出てくるとのことでした。
小学生が作ったような変形茶碗でコーヒーを頂いたことなど忘れることはありません。
松田正平先生の人間性がとても感じられました。



50才後半になり、大阪フォルム画廊が先生の作品を紹介はじめ銀座の画廊等で作品
を目にする事がありました。


               

<軽井沢写生会の風景>
70歳を過ぎてから描いた大きな魚など(1984年)は、その人柄がよく表現されていま
した。
松田正平先生は50歳を過ぎて世に認められた、遅咲きの洋画家です。よく、国展に白い犬
を描き出展していた記憶があります。
 






               
<絵画展の風景>先生の影響を受けた人物画・静物画が目立ちました
破顔する自画像もよく描いていていました。自画像というもののなかにあって極めて稀なもの
です。自画像をあえて描いたところに画業一途な眼差しを感じました。

 島根県に生まれ、山口県の松田家に養子に出され、長じて東京美術学校に進み、昭和37年
に卒業するとパリに留学。(岡田真澄の話をよくしていました。)
昭和39年帰国してその後、東京を中心に油絵の作品制作と講師など行い国展に出品「国画会
会員」の画業生活を続けてきたようです。


              


  中軽井沢に宿泊しての写生会 <鬼押し出しにて>

 松田正平先生は、ナイフを駆使しての厚塗りから薄塗りへと転じた洋画家です。初期の作品
「風景」(1929)は後年の軽妙さはなく、ずんずんと真正面から描く対象に迫ってくる強さがあって、
興味深いものがありました。
松田正平先生の作品を思い出してみると、晩年の作品にある悟りを感じます。
若き日の作品が具現しているエネルギー的なものが内包されていて、あらためて松田正平先生
の凄さを感じてしまいました。
私の20代前半がとても懐かしく思いだされます。これからどんな作品が出来るか少年時代を思い
出しながら激しい芸術作品の凄さを出せていけたらと思っています。
 


 松田正平先生<画 歴>

1913   島根県鹿足郡青原村に生れる
1932   東京美術学校西洋画科入学藤島教室
1935   帝展第2部会入選
1936   第1回文展入選
1937~39 渡仏
1941   国画会出品
1950   国画会会員となる
1951~86 国際具象展出品
1978   フォルム画廊(油彩展) 現代画廊(水彩画) 同時開催
1982~93 日本洋画商協同組合82年展出品 以後毎年出品
1983   松田正平画集出版記念展 銀座松坂屋(フォルム画廊主催)
1984   第16回日本芸術大賞受賞
      フォルム画廊(油彩)・現代画廊(デッサン)同時開催
1985   松田正平回顧展 宇部市文化センター
       香月泰男・松田正平二人展 横浜そごう
1986   宇部市特別文化功労賞受賞
1987   松田正平展 山口県立美術館
      フォルム画廊(素描展) `90,`91
1988   個展 フォルム画廊 `93,`96~`99
1989   個展 宇部興産ビル
1992   松田正平・小林和作展 パレット画廊
1994   愛媛県立美術館企画展 出品
1999   「松田正平の世界」山口県立美術館
      個展 パレット画廊
2004   松田正平展 宇部市文化会館
       


                                  (アルベルト譽)

第41回上尾市展授賞式・懇親会が盛大に開催されました。

2009-10-26 06:48:29 | 上尾市美術家協会・市展
   第41回上尾市美術展覧会が、2会場にて開催されました。
平成21年10月20日~25日まで、午前10時~午後6時(最終日は、午後4時終了)
10月24日(土)上尾市コミュニテイセンターにて授賞式。
その後、会場を上尾駅東口前の東武バンケットホールにて懇親会が岡野教育長様、
田中市議会議長様等のご来賓をお迎えして受賞者の皆様を囲んで盛大に開催され
ました。(110余名出席)





<上尾市コミュニテイセンター会場風景>


日本画 洋画 立体造形 工芸 書 写真の6部門会員225名と公募
作品を含め、約513点の作品が2会場に展示されました。




<上尾市民ギャラリー 書部門 会場> 2009.10.23

 公私ともご多忙のなかご来場高覧下催まして誠にありがとうございました。
 心から感謝を申し上げます。




 2009年第41回上尾市展(中央の作品)
 <逗子マリーナ> F15 油彩画 町田譽曽彦





<上尾市コミュニテイセンター洋画部門会場風景>
<洋画部門>181人 一般入選139点 委嘱招待31点 運営委員、審査員11人
、、、181点が上尾市コミュニテイセンターに展示されました。





<写真部門 会場風景 岡野教育長・小川生涯学習課と美協会長>

日本画39点 洋画181点 立体造形24点 工芸32点 写真66点 、、、
①上尾市コミュニテイセンター 書 171点、、、②上尾市民ギャラリー  
 「総計511人 513点」





<工芸部門 会場風景 岡野教育長・小川生涯学習課と美協会長>

東武バンケットホール上尾 第41回市展懇親会
















<東武バンケットホール上尾 第41回市展懇親会風景>2009・10・24
 (出席者112名) 司会事務局 林部徳司 開会のことば 細渕柳青副会長
  主催者挨拶 会長 赤熊玉蓉   ご来賓ご挨拶  上尾市教育委員会
  教育長 岡野栄二様  議会議長 田中 守様  文教経済常任委員長 
  野本順一様
  
  生涯学習課職員紹介 小川賢治様

  乾杯の前にご来賓様、受賞者 美協会長 副会長 会員受賞者で
  記念撮影が行われました。撮影(担当写真部委員 黒須)

  乾杯は、教育総務部長の松本貴吉様のご発声で行われました。




 閉会のことば、美協副会長の川上生三郎様の言葉で終了しました。

(アルベルト譽)





 2009年 第7回街角美術館 <長崎港>F15 油彩画 町田譽曽彦
<コスモス>F4 町田譽曽彦 
 <キバナコスモス>水彩画 店内に展示 町田譽曽彦  会場「サロン・ド・モリ本店」 
会場:上尾市宮本町10-1 ?048-771-0224 午前10時~午後7時まで
    (木、休業日)11月3日祭日まで展示



  <コスモス> F4 町田譽曽彦   「サロン・ド・モリ本店」



2009年 第7回街角美術館は、会場により11月3日まで
*尚、市展と同時開催(11月3日まで展示延長)、上尾駅東西の商店ウインドーなど
協力店舗26店の営業日。主催は上尾市美術家協会で美協6部門会員が「第7回街角
美術館」に小品60点余り出品しています。

市内、街角の散歩時にどうぞご覧下さい。(いずれも、入場無料)

■本部役員■ 
<会 長>赤熊玉蓉 <副会長>町田譽曽彦 細渕青柳 川瀬優一 川上生三郎
<事務局長>林部徳司 <書記>平野民子 田辺弥生 <会計>池田正美 益子早苗



主催:上尾市 上尾市教育委員会 上尾市美術家協会

後援:上尾商工会議所 埼玉中央青年会議所 上尾市文化団体連合会


<お問合せ>上尾市教育委員会渉外学習課 電話048-775-9496





第41回上尾市美術展覧会と街角美術館が、本日から開催されました。

2009-10-20 20:52:31 | 上尾市展
第41回 上尾市美術展覧会が、本日から2会場にて開催されました。
平成21年10月20日~25日まで、午前10時~午後6時
(最終日は、午後4時終了)



         


        <上尾市コミュニテイセンター洋画部門と立体造形部門の会場風景>


日本画 洋画 立体造形 工芸 書 写真の6部門会員225名と公募
作品を含め、約513点が2会場に展示されました。





          


         <上尾市民ギャラリー 書部門 会場> 2009.10.20

 公私ともご多忙とは存じますが、ぜひご来場高覧下さるようご案内申し
上げます。


       

        2009年 第41回上尾市展出品 (中央の作品)
       <逗子マリーナ> F15 油彩画  町田譽曽彦






<上尾市コミュニテイセンター洋画部門の会場風景>
日本画39点 洋画181点 立体造形24点 工芸32点 写真66点 、、、
①上尾市コミュニテイセンター 書 171点、、、②上尾市民ギャラリー  
 「総計511人 513点」


         


                <洋画部門 会場風景>

<洋画部門>181人 一般入選139点 委嘱招待31点 運営委員、審査員11人
、、、181点が上尾市コミュニテイセンターに展示されました。





     

    2009年 第7回街角美術館 <長崎港>F15 油彩画 町田譽曽彦
<コスモス>F4 町田譽曽彦 
 <キバナコスモス>水彩画 店内に展示 町田譽曽彦
 いずれも会場「サロン・ド・モリ本店」3点  <バラ>F10 田伏良雄
会場:上尾市宮本町10-1 ?048-771-0224 午前10時~午後7時まで
    (木、休業日)11月3日祭日まで展示

            

      <コスモス> F4 町田譽曽彦   「サロン・ド・モリ本店」




*尚、市展と同時開催(11月3日まで展示延長)、上尾駅東西の商店ウインドーなど
協力店舗26店の営業日。主催は上尾市美術家協会で美協6部門会員が「第7回街角
美術館」に小品60点余り出品しています。

市内、街角の散歩時にどうぞご覧下さい。(いずれも、入場無料)

■ 本部役員■ 
<会 長>赤熊玉蓉 <副会長>町田譽曽彦 細渕青柳 川瀬優一 川上生三郎
<事務局長>林部徳司 <書記>平野民子 田辺弥生 <会計>池田正美 益子早苗



主催:上尾市 上尾市教育委員会 上尾市美術家協会

後援:上尾商工会議所 埼玉中央青年会議所 上尾市文化団体連合会


<お問合せ>上尾市教育委員会渉外学習課 電話048-775-9496





平成21年上尾市展10/20~10/25日本画 洋画 立体造形 工芸 書 写真

2009-10-16 22:02:07 | 上尾市展
第41回 上尾市美術展覧会が来る、平成21年10月20日~25日まで
日本画 洋画 立体造形 工芸 書 写真の6部門 会員225名と公募
作品を含め、約550点余が2会場に展示されます。
 公私ともご多忙とは存じますが、ぜひご来場高覧下さるようご案内申し
上げます。

日本画 洋画 立体造形 工芸 写真 、、、上尾市コミュニテイセンター

書、、、上尾市民ギャラリー

 <洋画部門>181人 181点展示されます。











  2009年 第41回上尾市展出品 
<逗子マリーナ> F15 油彩画  町田譽曽彦




*尚、市展と同時開催で上尾駅東西の商店ウインドーなどで上尾市美術家協会
6部門の会員が「第7回街角美術館」に小品60点余り出品しています。
市内、街角の散歩時にどうぞご覧下さい。  (いずれも、入場無料)





主催:上尾市 上尾市教育委員会 上尾市美術家協会

後援:上尾商工会議所 埼玉中央青年会議所 上尾市文化団体連合会


<お問合せ>上尾市教育委員会渉外学習課 電話048-775-9496