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盛夏の季節、天候不順のこの頃

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第37回上尾市美協展開催

埼玉県展出品の油絵NO.19  椿漁港灯台F100

2007-05-09 21:22:34 | インターネット美術館
   男鹿半島 椿漁港灯台
 東北の旅に出掛け、青森港、十和田湖、奥入瀬渓谷を描いてから、
男鹿半島に足を伸ばし、確か椿漁港で民宿に2泊しました。
その時に出会った風景です。
民宿で特別料理を注文、料理がとても美味しかったですが食べきれず、、、


確か、1泊2食付で6000円くらいだったと思います、沢山の海の幸
が食べきれないほど出されました。
漁港で油絵を描いていると海辺で遊んでいた子供達や地元の大人も
集まり、物めづらしそうに絵を眺め乍ら、声を掛けられたことなどの想い
出にあります。





埼玉県展入選  椿漁港灯台F100 町田譽曽彦(制作:30才代)






 椿漁港で地元の人と一緒に撮った写真を三越の個展で展示した
ことなど今も記憶にあります。
新潟県八峰町八森地区の椿漁港は、海流の変化によって、湾内に
砂が流入し船が入港できなく時も多くあるとか、、、。




毎年のように砂除去を行っているようです。その岸の船を描いたも
のです。



椿漁港は、昔は海に向かって左側だけが港だったとか、、、。
中央の突き出ている所が灯台に繋がっていました。
対面横に続く防波堤までは海岸線からやや浅い海が広がり、
子供の海水浴場で、防波堤部分から急に深くなっていたようです。
水深が深くなると、いろいろな奇石が見られたようです。




特に「うまんこ岩」は馬が座ったようで頭の部分に小さな松が生えて
、、、。、沖合漁業の拠点、現在では魚が採れなくなり、衰退の一途
となってしまつたようです。
「うまんこ岩」や「ろうそく岩」まで陸が繋がった光景が印象的、、、。


■町田譽曽彦油絵展■<予 告>
風景50号~100号大作を35点余展示
 会期 平成19年6月28日(木)~7月4日(水)
 時間 午前10時~午後7時 (入場無料)
  (但し、28日は午後1時より最終日は午後5時まで)
 会場 上尾市民ギャラリー
 高崎線上尾駅東口前、アリコベールサロン館2階
 (市民ギャラリー 所在住所 )

公式サイトはこちらから
上尾市美術家協会洋画部サイトはこちらから
伊勢崎商業高校広瀬会サイトはこちらから

Le Rond-Point  「ル・ロンポワン」広尾
(フランス料理のお店)サイトは
こちらから


三越個展の油絵NO.18 滞船(木場)F40

2007-05-08 23:19:23 | インターネット美術館
三越個展の油絵 滞船(木場)
小樽の運河を長いあいだ描いていた時に、関東で何処か同じような
ところはないかと探していたところ「木場に船があり絵のモチーフに
良い」と思い何枚か描きました。
この絵は、2・3隻の船がほどよく固まっているところをかきました。
小樽の運河をイメージにしてもどうしようありませんでしたが、、、

三越個展の油絵 滞船(木場)F40
           町田誉曽彦 まちだよそひこ(制作:30才前半)




船を描きたいことには変わりはありませんでしたので、、、。
この後、私の絵のモチーフは「灯台・港」に発展して来たようです。
特に、南房総の千倉や白浜の灯台がモチーフになって来ました。
そして、南房総に拠点を構え毎年制作をしてきたのです。





しかし、これからは新たなモチーフを探して絵を描いていきたいと思って
いますが、、、
年齢的に、近くの逗子マリーナなどに足を運ぶ回数が多くなりそうです。

          



埼玉県展出品の油絵NO.17 春の上尾郊外F60

2007-05-08 06:59:10 | インターネット美術館
     埼玉県展出品の油絵  春の上尾郊外F60
早春の上尾郊外風景を描きに2月ごろ出掛けました。いつの間にか
桜の季節になってしまいました。
この場所で何度も風景を描いていますが、季節は同じでも家や遠景
の新幹線など新しく作られて変わってきていることが感じられます。




埼玉県展入選  春の上尾郊外F60 町田誉曽彦
                      まちだよそひこ(制作:50才後半)




20年前は、そんなに大きな木でありませんでしたが今では天まで伸び
ようとしているエネルギーを感じます。
きっと、綾瀬川の水と隣の蓮田浄水場の水が成育を助長しているのかも
知れません。





道路の横で描いていると車を止めて降りてみる人や自転車を止めて声を
掛ける人など多かったです。
余り、大きな油絵を現場で描く人が最近は少なくなっているのかなと、、、
思いました。
車に積んで現場にイーゼル(三脚)を立てロープでブロックをイーゼルに縛り
風から守ることが必要です。





しかし、現場で描くと「その自然の空気が描ける」ので大きな作品も現場で
描いています。

 ■町田譽曽彦油絵展■ <予 告>
  風景50号~100号大作を35点余展示
  会 期:平成19年6月28日(木)~7月4日(水)
  時 間:午前10時~午後7時 (入場無料)
   (但し、28日は午後1時より最終日は午後5時まで)
  会 場: 上尾市民ギャラリー
  JR高崎線上尾駅東口前、1分
  アリコベールサロン館2階
  (上尾市民ギャラリー の所在住所)
  埼玉県上尾市宮本町2-1アリコベールサロン館2F )
 

公式サイトはこちらから
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埼玉県展出品の油絵NO.16 春の綾瀬川F100 

2007-05-04 19:55:24 | インターネット美術館
埼玉県展出品の油絵 「春の綾瀬川」F100 
この絵は、2月~4月にかけて上尾郊外の綾瀬川を描いた油絵です。
100号のキャンバスを車に積んで現場で何度も描きました。
綾瀬川の畦道でイーゼルを組み描いていると通りすがりの人や近所の
人が何をしているのか心配で見に来る人も多かったです。



第34回埼玉県展特選「東京新聞賞」F100 町田誉曽彦
まちだよそひこ(制作:30才後半)




私が絵を描いていることがわかると「うまいですね」「よく描けていますネ」
「そっくり、、、」など見る人の感情がよく感じられました。
強風になりで時々、風にキャンバスが飛ばされそうになりました。
(イーゼルを固定するのにブロックを2個持参しロープで縛りますが、、、)
しかし、風が強い時は、すぐ中止してアトリエに戻りました。
安心して制作がはかどるのは比較的に寒い、風が少ない日が最適でした。
当時30才の後半時代は、心技体のバランスがとれて充実していた事がわ
かります。



■二科会埼玉支部展■ <開催中>

 会期 平成19年5月1日~5月6日
 時間 午前10時~午後5時30分 (入場無料)
 会場 埼玉県立近代美術館
 (JR京浜東北線 北浦和下車3分)
 二科会埼玉支部会員 会友 部員70人による
 油絵 彫刻 商業デザイン作品約150点展示。



■町田譽曽彦油絵展■ <予 告>

   風景50号~100号大作を35点余展示
 会期 平成19年6月28日(木)~7月4日(水)
 時間 午前10時~午後7時   (入場無料)
  (但し、28日は午後1時より最終日は午後5時まで)
 会場 上尾市民ギャラリー
 高崎線上尾駅東口前、アリコベールサロン館2階
 (市民ギャラリー 所在住所 )
 

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三越個展の油絵NO.15 運河の滞船F50

2007-05-03 06:59:44 | インターネット美術館
 海と船が好きで、よく北海道にも取材旅行に出掛けました。
特に、小樽の運河のうらぶれた風景が描きたくて、、、
広い北海道の中で、小樽駅周辺、支笏湖、洞爺湖、函館など
に数え切れないほど写生に行きました。若くてバイタリテイが
あったようにも思えます。

<石川啄木と小樽について>
1907年小樽日報社記者として、働くことになり小樽に、、、。
しかし、小樽日報社内の紛争が起き、啄木が関わったために退社、
翌年の1908年に釧路新聞社の記者として単身赴任とのようです。

三越個展 運河の滞船F50  町田 譽曽彦 
                  まちだよそひこ(制作:30才前半)

「小樽の運河、船が浮んでいる自然な空気をカンバスに描きたいと、、、
小樽シリーズで小樽の風景を何枚も描いているといつの間にか、
自分が小樽に住んでいるみたいな気持になることが時々ありました。」





石川啄木の歌碑
「かなしきな 小樽の町よ 歌ふこと なき人人の 声の荒さよ」
石川啄木の目で見た、小樽を歌に、、、
函館のイメージが強かったのですが、小樽に歌碑があるとは、、、
港町が歌のモチーフに、、、


小樽市内には、小樽公園と小樽駅前の2箇所に歌碑。
小樽は石川啄木が住んでいた期間がとても短かったようです。



■東京・三越個展10年連続、ゴールデンウィークにて■
  ル・ロンポワン「日々あれこれ」より
  2007/ 5/ 5(土) ボクにとってのゴールデンウィーク
________________________________________
   GWという響きが、子供こころから好きだった。
   一年を通して一番気候がいいこともあるが

   絵描きである父の個展が銀座や新宿の某百貨店で
   毎年開催されていたのがこのGWで

   この一週間ばかりは母親も着物を着たり
   おしゃれなコサージュをつけた服を着て会場入りしていた。

   そして、祖母が僕たち姉弟の世話に泊り込みで来てくれる。
   なにもが嬉しかった。

   そう。学校から帰るとおばぁちゃんがいるのである。

   NHKの朝の連続ドラマの放映時間は
   祖母の聖なる時間と教わるのもこの頃である。

   レセプションの日は僕たちも会場に連れて行ってもらえた。

   最大の目玉はパーティーのご馳走と
   エレベーターに乗って建物内を探検することだった。

   なぜ。エレベーターなのかは愚問で

   帽子をかぶった綺麗なおねえさんがいるからである。

   えぇ~っと。

   余談が膨らみすぎて
   このまま終わろうかと思ってしまうが

   本題に戻ります。

   要はGWがボクにとって
   とても懐かしくも思い入れのある時期であるということ。

   はい。

   二年前のGWにレセプションが開催された。

   今度は父の個展でのそれではなく
   ボクの店の開店レセプションだった。

   自分で招待しておきながら10坪程度の会場に
   把握できるだけでも200名以上の方が参加してくださったことは
   ボクの最高の思い出である。

   ボクが中学3年の冬。

   姉の葬儀が行われた。

   そのときに参列してくださった方々の
   あまりの多さに驚いた。

   家には入れず、庭から道路を挟み
   家の前にある公園にまで姉の友達で溢れかえっている。。

   社交的で心優しい姉は
   エゴイストのボクと違い
   人と人との潤滑油になっていた。

   そう。そのころのボクは対極に
   閉鎖的で何もかもを斜めから見ていて
   一層、理屈っぽく
   友達と呼べる仲間はいなかったのだ。

   ボクには、こんなに多くの人がリレーション良く駆けつけてくれ
   男の子たちも人前で姉のために号泣している姿が信じられなかった   
   のだ。

   ひとの力って。。 

   姉を失って得たものは大きかった。

   そんな感情が交じり合っての自店のオープニングレセプション。

   姉の倍の年数を生きて
   やっと、ボクにもこれだけの方々が集まってくれた。。

   そのレセプションから
   まる二年が経過した。

   今年もなお、いくつかのお花が届いたり
   わざわざ顔を出してくださった方もいらっしゃった。

   本当にありがたく思っております。

   人生において報われるときは一瞬。

   その儚くも刹那の花を咲かせるために


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