グレースの自動車・鉄道撮影記

80年代の自動車(日本車と日本車ベース自動車)の画像や鉄道車両(115系等)の写真など。画像の無断転載は固くお断り。

2019年5月に撮影した起亜コンビ

2019-05-28 17:57:43 | 韓国の自動車

 1983年10月に発売され、マツダ パークウェイをベースにしたマイクロバス。
 何度かフェイスリフトされながらも2002年まで製造された。今回、遭遇したのは1995年12月から2002年10月まで製造されたタイプ。


 リア。自転車を積んでいるマイクロバスとか珍しい光景の気がする。きっと自家用でキャンピング用として使っているのだろうか?
 江原道にて撮影。

2019年5月に撮影した起亜トレード

2019-05-28 14:44:07 | 韓国の自動車

 1988年に登場した中型トラック。マツダ2代目タイタンベースで初めはタイタンとほぼ同じ姿だったが、1993年に一回目のフェイスリフト、1997年までに二回目のフェイスリフトを経て2000年まで製造された。
 写真は1993年から1997年までのタイプ。大邱7ナンバーなので1996年までに製造された個体だろう。

2019年5月に撮影した大宇エスペロ(後期型)

2019-05-28 13:58:19 | 韓国の自動車



 1990年から1997年まで生産された自動車で今回、見掛けたのはリアデザインが変更となった後期型。
 1980年代後半から現代自動車に中型車市場のトップの座を奪われて、危機意識を感じた大宇自動車が1986年から4年間かけて開発したらしい。エスペロはスペイン語で希望、期待の意味で、大宇自動車がこのエスペロに対して相当思いがあったことが窺える。
 デザインもどことなく親近感が湧くが、シトロエンなどでお馴染みのベルトーネ社と共同でデザインしたとのこと。ヨーロッパの街並みに溶け込みそうなデザインだな。
 大邱3ナンバーということは1996年までに新車登録され、ワンオーナーで乗っている可能性が高いだろう。

2019年5月に撮影した大宇ティコ

2019-05-28 10:44:01 | 韓国の自動車

 韓国政府の国民車普及促進計画に伴い、1980年代後半に大宇造船は日本のスズキ自動車と契約を結んだ。
 当時、スズキで生産されていた軽乗用車の3代目アルト(CL11型)を元に開発され、1991年から生産が開始され2001年に販売を終了した。
 高速道路通行料が半額になったり歩道に片輪を乗り上げての駐車の容認などで当時は結構売れたらしい。
 本家の3代目アルトは直列3気筒657㏄エンジンが使われていたが、ティコには海外向けアルトの直列3気筒796㏄エンジンが搭載された。


 もう一度、ティコの写真を。この個体は明るい赤とグレーのツートンカラー。日本の3代目アルトだとワークスがツートンカラーを使っていて、ノーマルのだと単色が多い気が。
 ティコでツートンカラーは地名二桁ナンバープレートを掲げているのが多いので、1996年以降の後期モデルかもしれない。


 リア。SXと書いてあるな。当時は売れたらしいと書いたけど、実際には若い世代は結婚や住宅購入で自動車を買う余裕も無くセカンドカー文化が出来る前なので消費者には今一つだったそうで。売れるようになったのはセカンドカー文化が出来た1990年代半ば以降という話も。さらに大型車が好まれる韓国では評判は今一つらしいが真相は如何に。
 でもこの個体を見ると綺麗に保たれているように感じ、オーナーが新車当時から20年以上、愛着を持って乗っているように感じる。自分もこのカラーのティコ、欲しいな~。


 

 明るい青とグレーのツートン。プレートが新様式なので再登録された個体だな。駐車の仕方が…(以上4点は大邱にて撮影。)


 江陵駅前で見掛けた個体。