3代目デリカの乗用モデルである2代目デリカスターワゴン。日本国内向けでは1986年6月から1999年までの長きに生産された2代目デリカスターワゴンだが、今回見掛けたのは1997年10月以降の最終モデルである。最終モデルはフロントバンパーがすっきりしている感じがあり、少し厳つい感じの4WDスターワゴンのイメージとは離れた感じもする。
3代目デリカ自体見掛ける機会が大幅に減り、日本国内での3代目デリカの主流モデルだった感のある乗用モデル2代目スターワゴンも見る機会が大幅に減った。特にディーゼル規制の厳しい地域では見なくなった感さえある。
この個体はGLXエアロルーフ。この年式だと2.5Lエンジンのみだろうか?
ナンバーは2桁ナンバーの北九州50。
余談だが、韓国オタクも少し兼ねてる自分としてはかつて三菱と提携していた現代自動車のグレースの元になった自動車のイメージ。新型コロナの影響で恒例行事の韓国旅行に行けなくて寂しい思いをしているので、ついつい現代グレースのことを思い出してしまった。韓国へ行くとこの個体とほぼ同期(もしくは若干年下)のグレースを見掛けるが、今はどうなっているのだろうか。
リア。若干の変更はあるかもしれないが1986年の登場時から受け継がれてきたもの。左側に北海道土産で有名な熊出没注意のステッカーが貼ってある。
この熊出没注意ステッカーは90年代、パジェロなどのSUVでよく見かけた記憶がある。
90年代、最後の華やかだった頃の三菱の面影を残すこの個体にはいつまでも走ってほしいと思いながらこの場を後にした。