一つ前の記事で2代目ポーター前期型を紹介したが、今回紹介するのはフェイスリフトモデルである、2代目ポーター後期型。
ベースとなった三菱2代目デリカトラックとの差別を図る為なのかどうかは不明だが、ヘッドライトやその付近が丸くアレンジされており、少し個性の強いデザインである。
しかし、側面を見るとベースの2代目デリカトラックの面影が残っており、スチールホイールのタイヤもデリカと同じ物を使っているので、三菱の面影が残っている部分も見られる。
1993年3月下旬から1996年3月まで製造されており、日本の2代目デリカトラックが1994年で生産終了した後も2年間ほど製造されていた。
もう一度、写真を。このタイプのポーターはニューポーターと呼ばれる。因みにこの写真は初代エラントラ前期型の近くで撮影したもの。時空が歪んでいた。
黄色いニューポーター。なかなか見ないね。多分、オーナーのアレンジだろう。黄色だと2代目デリカトラックの系統であるのが凄く強調されてる感じ。
ダブルキャブ。角ポーターと呼ばれる前期型にもダブルキャブが存在するが、角ポーター自体会うのが困難だから見たことない。ニューポーターだと時折見る感じかな。
因みにベースである日本のデリカトラックにも水島工業製のダブルキャブが用意されてたそうだが、全然見た記憶がない。
デリカトラック ダブルキャブは韓国で日の目を見た感じがする。
2代目ポーター後期型は1996年3月までの製造と書いたが、3代目デリカトラックベースの3代目ポーターが登場した後も1997年までダブルキャブのみ製造されていたそうである。この個体も3代目ポーターと同じく車体の色が濃い青色なので1996年から1997年まで製造されたタイプである。
韓国内でも時折、ニューポーターを見掛けるが、撮影地の大邱では当たり前のように見掛ける。90年代の韓国自動車を味わいたい人は大邱へ?