5月施行の会社法、日本版SOX法(金融商品取引法)を仕事柄追ってきておりましたが、やはりこの本のような、具体的な記述までたどり着くと、ようやく少しほっとできます(商事法務さんのメルマガでも各社定款変更例等の知らせが増えてきました)。
その反面、やはりその字面からどこまできちんと”実効”をとれるか、難しさを改めて感じております(通称、コポガバのどろどろ・笑)。書くだけなら書けますけど、”対応”というのはそういうことを指しませんものね。
その反面、やはりその字面からどこまできちんと”実効”をとれるか、難しさを改めて感じております(通称、コポガバのどろどろ・笑)。書くだけなら書けますけど、”対応”というのはそういうことを指しませんものね。
内部統制システムの決定にむけての実務―平成18年5月商事法務このアイテムの詳細を見る |
著名な法曹実務家の方が、こういった時期に実務指針本をお出しになる、というのはたいへん勇気のいることでしょうし、構成なども難しいところだと思います。ご指摘の本、私も拝読いたしましたが、法令規則の条文にもっとも忠実に具体策をあてはめているのではないか、といった感想を持っています。
東証のガバナンス報告書の問題や、省令の訂正など、追加すべき問題もあろうかとは思いますが、紙ベースでの参考書類としては最前線かと。
今後ともよろしくお願いいたします。