4+2+2+2 Wheels Life

車輪にまみれた自転車好きのブログ
でしたが…ただいまランニングに浮気中?

CX-5!

2012-07-06 19:59:00 | クルマ
社用車のデリカD5リースアップに伴い、あらたにマツダ・CX-5に乗ることになりました。
候補としては、エクストレイルやレガシィ、フォレスター、NV200、はてはカングーなどあったのですが、私のゴリ押しでCX-5に決定。やっぱりうわさのディーゼルに乗ってみたかった。

クリーンディーゼルで話題のマツダ・CX-5。グレードはXD、4WDディーゼル。
納車後速攻で『給油注意!軽油です』というシールを貼って準備OK。

エンジン始動から走行時を含めて、言われなければ『ディーゼル』と意識しないくらいとても静か。窓を開けて走っていて、防音壁に跳ね返る音が聞こえる時だけ『バラバラバラ』というディーゼル音がわずかにする程度です。逆に「あ!やっぱりディーゼル」とちょっとうれしくなります。

雑誌等で噂の大トルクですが、ガッツンと前に進むようには感じませんでした。むしろアクセルを踏んだ分だけしっかりと加速していく感じです。CVTやパワーのないAT車にありがちなキックダウンで回転だけブワーっと上がって後からスピードが乗ってくるのではなく、ギアを維持したまま加速(+シフトアップ)していく傾向があります。アクセルから脚を離した際も、しっかりとエンジンブレーキが効き、MT車のようにダイレクト感があって気持ちよいです。「能ある鷹は爪を隠す」ではないですが、変に意識させないあたり、よくできているのかもしれません。

エンジン周りで個人的に気に入ったのが『I-DM』機能。最近の車によくついているエコ運転ランプをはじめとした運転診断のひとつです。 CX-5もやさしく走るとエコをあらわす緑色のランプが点等。ここまでは普通ですがもうひとつ、しなやかでキビキビした運転をあらわすブルーランプというのがあります。燃費を意識しているだけではだめで、必要に応じてアクセルを踏んで加速することや、コーナーで車体を揺らさずに曲がっているかなど、『運転の上手さ』を総合評価されます。コンピューター相手になにをムキにっと思うかもしれませんが、自分の運転は自分ではわからないもの。客観的に見られているとついついがんばってしまいます。 燃費ばっかり気にして周りの流れに乗りきれていない○リウスへのアンチとして個人的にはアリな機能です。

エンジン関連以外にいってみたいと思います。
まずドライビングポジションですが、シートは比較的大振り。サイドサポートまで少し遠い気もします。ハンドル側にはチルト・テレスコともついているため、ポジションはまったく問題なし。アームレストがないのも走りに集中してくれと言っているようで○です。
逆にシートを倒してふんぞり返って乗るような人には乗りづらいでしょうね。そんな人には乗ってほしくないクルマですし…。
ステアリングは軽いです。もう少し重めだとうれしい。径も小さめでキビキビ感はあります。裏を返せば高速道路では落ち着きがないかもしれません。 電動パワステはまったく違和感なしで良いですが、路面のインフォメーションが少ないため、足元の感覚はつかみづらい気がします。

個人的にGOODだったのがシフトレバーのMTモード。手前が+(シフトアップ)、奥が-(シフトダウン)になっているので遊べます。これが逆だと一気に萎えるのです。いくらCVTで7速MTモードを謳っていても…ト○タさん。

他インテリアでは、ラゲッジルームが思ったよりも狭いかな。外観の押し出しの強いデザインが、実寸よりも大きなクルマに見せているようです。実質5ドアハッチバックのサイズのため、エクストレイルあたりの荷室を期待してはダメみたいです。
リアウィンドもデザイン重視で小さめのため、後方視界は良いとはいえません。補うためかバックモニターがついてきます。ギアをRに入れると、バックミラーの左側がモニターに大変身。凝ったギミックです。でもモニターが明るすぎて肝心のミラーが見難いのは本末転倒。キャンセルスイッチは付いててほしかった。

まだオドメーターは70kmほど。私も試乗程度しか乗っていないので、乗り心地などはまた改めて書いてみたいと思います。
現時点では総じて良い車だと思います。MTがあれば自家用車として考えるかもしれません。


最新の画像もっと見る