ホワイトインダストリーの
エキセントリックハブ。
ストレートドロップアウトのフレームでもシングルスピードor固定ギア化してしまうという最終兵器。値段もそれなりに凶悪…
そんな伝家の宝刀的なパーツをひょんなことがからゲットしてしまいました(もち中古です)。
こいつを使って、冬眠中のゲイリーフィッシャー号を固定ギアMTBにしてしまいましょう!!
巷ではシングルスピードMTBはかなり流行ってきていますが(現に私もはまっているひとり)、『固定ギア+MTB』でググっても意外とヒットしないんです。
でもあえてMTBで固定ギア化すれば、こんなメリットがあると思います。
○太いタイヤが履けるので、走行中に気を使わなくていい。
○万一の時にも安心のVブレーキが使える。
○トップ長があるのでフラットバーでも無理ないポジション。
○BBハイトが高いので、コーナーでも安心⇒意外と重要!!
一方で…
×重い!
×本当のダイレクト感を味わうならリジッドフォークが必要?
(特に重さは嫌でも感じてしまいますね。街乗りでMTBが廃れた理由ですから…)
なにはともあれ、まずはホイール組み。
今回は天王寺にある
MOVEMENTさんでやっていただきました。マニアックなパーツの造詣がとても深いので、今回もいろいろアドバイスいただきました。
リムはちょっと贅沢にMAVIC717 XC系の定番ですね
スポークは14番ストレート。固定ギアゆえの強い力にも対応。
バルブ穴から覗くハブ。 ニクイくらいにかっこいいぜ!!
キモのエキセントリック部分。 理解すると単純な構造ですが、実現するだけの技術力が素晴らしい。 回転もウルトラスムーズ!
取り付ける際に左側エンドが引っかかって奥まで入らず。
フレーム側を少し削って修正しました。
コグはグランジの13T。ロックナットが逆ネジって初めて知りました。
いじったことのない固定ギア関係は知らないことだらけです。
続いてクランク周り
オクタリンク時代のXTをそのまま流用します。チェーンリングもセンター32Tをそのまま使用。 固定ボルトはもちろんシングル用です。当たり前ですがボルトは5本セット。なんか一本分損した気分…
チェーンの色が全く合っていないのは、余り物を流用したからです!
ここからエキセントリックハブを回すことでテンションをかけます。
一番心配していたのがチェーンライン。
なにせありものの現物合わせですから……ところが!
ほぼドンピシャ! ちなみにこのフレームはBBシェル幅73mmです。
あとはありもののパーツで組付を行っていきます。
続きは
『その②』で……