毎回毎回『展示車両がショボイ』とか『ブースの作りこみが雑(東京MS比)』とか文句ばっかりつけているけれどもちゃっかり行っている大阪モーターショー。今回も抜かりなく見てきました。
環境性能&燃費性能アピール車が一時期よりも減ったような気がします。逆に遊びの提案とか、走りの性能とかの訴求が増えたような…… 景気や消費者の志向云々のマーケティングの結果なのでしょうが、単純に抑圧されてきた鬱憤がはじけたような気もします。作る側も見る側も『クルマが好き』=『走ること・遊ぶことが好き』な人は多いですからね。
中でも気合入っていた(個人的な感想)のがMAZDA。
なんせ展示車のボディカラーはオールレッド。ブースの前面にはATENZAのMT車。さらにはSKYACTIV-Dのカットモデルまで!!
おもわずZOOM-ZOOMしてしまいました。
DAIHATSUで気になったのが、コペンの次期モデル。
個人的には現行のコロっとしたデザインが好きです。新型はちょっとマッチョすぎるような…
軽オープンつながりではコイツ
このサイズ感!排気量! 宝くじ当たったらマジ欲しい!!
1/1サイズの大人のオモチャ。
さて気になるルノーですが、
ゴッツいのが出ていました。よく見るとガルウィングドアの向きが左右で逆です!
ドア後部のラインがアウディR8っぽく見えるのは気のせいでしょう。
ところで、各ブースを見ていて自分のクルマ感の変化を感じました。
小~中学生のころは、やっぱりスーパースポーツがイチバンでした。東京モータショーで開門と同時にいの一番にフェラーリやポルシェのブースにダッシュ!カタログをゲットしたのを思い出します。自分で運転できないからこそ、はるか遠い存在に思いをはせていたのでしょうね。
高校~大学のころは、モータスポーツ大好き人間だったワタクシ。モーターショーでも競技車両の展示が楽しみでした。おりしもWRCで日本車が活躍していた時期。駐車場にはランサー、インプ、セリカ等のレプリカがあちこちに。これを見るのもまた楽しみでしたね。ラリーについて言えば三菱ファン。まさか数年後に宿敵プジョーを買うとは思ってもいませんでした。
そして現在。仕事をして嫁・子供ができて、ある程度自分の運転の技量もわかって… ついつい『現実的に』という尺度で見てしまいます。ポルシェブースなんか見ようとも思わず、マツダのディーゼルMTに喰いついてしまう…
でも『本当の現実』は、とりあえずはカングーのローンを完済して、あと10年以上は頑張ってもらって減価償却すること!