4+2+2+2 Wheels Life

車輪にまみれた自転車好きのブログ
でしたが…ただいまランニングに浮気中?

リジッドについて思うこと…

2013-04-14 20:56:00 | 自転車
今日のトレイルライドは久しぶりにRITCHEY P-29ER出撃させました。

リジッドのBLACKBUCKばかり乗っていたので、サスの違和感アリアリです。
必要なカラダの動き、タイミングや大きさがまったく違うのです。

以下、あくまで個人の感想です。

よくリジッドに乗る意味として『サス任せではなく、体を使うことを覚える』なんて言いますよね。

でもサスもリジッドも乗ってみて感じるのはそうではありませんでした。
サス付とリジッドは別の乗り物。意外とリンクしている部分は少ないのかも?


サスに任せられるときは任せたほうが良いと思います。
MTBでもスピードを求めるレースならサスペンションは必須なんだし、その動きやセッティングの方法を突き詰めていったほうが早く速く走れるようになると思うのです。サスの動きを前提に体を使えば、無駄な動きが無くなって、体力温存やサスの性能をフルに生かしきれるのではないでしょうか?

むかしFJ1600っていう『ハネなし』のフォーミュラーレースがありました。
意図としては「空力付加物にたよらないクルマの動きを学べる」というもの。
でも、結局エントリーカテゴリでもウィング付きが普通になって、逆に「早くからハネ付きの乗り方を学べる」方がよいというながれになったはず。
MTBのサスペンションも似たようなものを感じます。


じゃあなぜあえてリジッド? 僕は単に不自由を楽しむためのモノだと思います。
『跳ねてブレーキ効かない!グリップしない!』『手が痛い!』
こんなじゃじゃ馬を乗りこなしているんだぜ!という(自己)満足と快楽なんです。
クルマで言うなら、あえてMT車をえらぶのと同じです(いまどきCVTやDSGの方が燃費はいい)。

所詮は趣味の乗り物です。こんな楽しみがあってもよいでしょ?