南の海のワナビ

小説家を目指す「南野海」の野望ははたして達成されるのか?

「ダイハード2」のあのラストは天才的

2007-07-16 00:36:47 | 映画
 ここ最近の記事で、ダイハードの一作目と最新作について書いたので、きょうは二作目について(きょうWOWWOWでやってたもんで)。
 見直してみると、おもしろさという点ではやはり一作目や四作目に敵わないような気もします。
 ただ、方向転換してしまった三作目、四作目とちがって、正当な続編って感じ。
 前回相棒だった拳銃の撃てない警官もちょい役で出てきますし、妻のホリーと、嫌味で馬鹿なテレビレポーターとかが出てくるのも嬉しい。
 ホリーがそいつをやっつけるお約束も楽しい。
このレポーター、前回にも増して、馬鹿で傲慢でとんでもないことをやらかしてくれます。
 こいつがスタンガンでやられるシーンはきっと拍手喝采(っていうか、飛行機の中にスタンガンを持ち込んでいいんだろうか?)。
 制作者、よっぽどマスコミが嫌いなんでしょうね。

 ストーリー全体の流れとしては、前半のテロリストが誤誘導で飛行機を落とす辺りまではすごくいいと思うんですが、政府の特殊部隊だかが出てくる辺りからぐだぐだに。
 あの変に捻った展開はどうなんでしょう?
 変なトリックを使わずに、ストレートに押すべきだったのでは?
 (たとえば、特殊部隊を普通にあの教会でふっとばして全滅させるとか)
 なぜあんな姑息なストーリー展開にしなければならなかったか、疑問です。

 とはいえ、この映画でもっとも印象的なのはラストシーン。
 この映画、細かいところは見直すまで忘れてましたが、ラストシーンだけはしっかりおぼえていました。
 なにしろ絶体絶命の状況から、敵を一瞬で全滅させるとともに、問題のすべてを解決してしまうという天才的な発想。
 まあ、ほとんどギャグすれすれなんですが。
 でもまあ、なんていうか、南野は大好きですね、このシーン。
 え? ありえねえ? 馬鹿馬鹿しすぎる?
 いいじゃないですか。
 こういうシーンを素直に大喜びできる方が人生楽しいですよ。

ダイ・ハード 2 アルティメット・エディション

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

このアイテムの詳細を見る



ブログランキングに一票お願いします
  ↓ 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする