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ユコリンのさんぽ日記

山歩き大好きなユコリンの日記です。
※コメントは承認制です。
多少のタイムラグをお許しください。

北海道旅行3日目 利尻岳 登山

2015年06月29日 | 百名山登山
2015年6月29日 晴れ
コース:利尻北麓野営場5:00---六合目7:00---八合目8:30---山頂10:30/11:20---八合目13:00---登山口16:20
○標高:1721m ○コース距離12.2km ○標高差 登り:1534m 下り1534m

午前5時北麓野営場まで民宿の車で送ってくれます。
朝食はおにぎり2個
快晴で宿の前からも山頂がはっきり見えます。


登山口には団体で来ているグループが2組準備体操をしていました。


樹林帯でほぼ展望もなく、だらだらとした登りが続きます。
6合目でやっと利尻岳山頂が望めました。


ゆっくりと登りましたが、ずっと団体さんとほぼ同じペースでした。

これは八合目の携帯トイレブース。3か所ぐらいこんなブースがあります。
下山時使用しました。

9合目からは道が崩落して滑ります。


何とか予定通りの時間で山頂到着


360度のパノラマと言いたいところですが、礼文島のほうは雲が湧いていてみえません。


いつものことですが、下山がしんどかった。
5時間かかりました。
下山後は今日泊まるペンションが迎えにきてくれます。


温泉もあるし、眺めもいいきれいなペンションでした。


食事は昨日のほうがよかったかな・・

翌日は朝から激しい雨が降っていました。
利尻岳に登れて本当に良かったです。

焼岳

2014年10月30日 | 百名山登山
2014年10月25日(土)
コースタイム:ホテル5:40---西穂登山口6:00---焼岳小屋8:10---焼岳10:10/11:00---中の湯登山口13:20

あたりが明るくなってきたので、ホテルを出発。
最近この辺りでもクマが出たとか…
一人で歩くのちょっと怖い!
そろそろバスが着いたのか、登山者が追い抜いて行きます(ホッ!)

西穂高登山口を通過して焼岳登山口、
平坦な林道歩きでしたが、汗ばんできました。


1時間ほど樹林帯を歩くと焼岳が見えてきました。
北アルプスでただ1つの活火山です。
標高は低いですが、意外と荒々しい風貌をしています。


だんだん傾斜もきつくなって、梯子が2か所ありました。


真下からはこんな感じで、結構高度感があります。


焼岳小屋を過ぎると展望のよい尾根になります。正面に焼岳を見ながら登ります。


振り返ると、笠ヶ岳、穂高連峰そして槍の大パノラマ


振り返り振り返り、写真撮影でなかなか進みません。

噴煙が立ち上る溶岩ドームの横を登って山頂へ


焼岳北峰2444m、百名山60座目登頂です。




南から見る穂高連峰、槍の穂先も見えます。
深く切れ込んだ谷間、梓川が流れる上高地。


9月に登った笠ヶ岳も目の前に見えます。
下のほうに新穂高温泉、山のすそ野は紅葉に染まっています。


南には噴火口から白煙がのぼり、南峰は立ち入り禁止です。


下山は中の湯登山口に下ります。こちらは上高地側に比べると景色が地味です。


南峰から2時間ほどで中の湯温泉の少し上の駐車場に下山しました。

駐車場あたりの紅葉がとってもきれいでした。


ちょうど下山してきたおじさんに車に乗せてもらって、
お勧めの日帰り温泉に連れて行ってもらいました。
この方は、この近くでスイカを作っているとか…
このあたりは「シナノスイート」というブランドリンゴの産地で、
リンゴの直売所(恋人の丘サラダマーケット)にも連れて行ってくれました。、
ザックにいっぱいリンゴを買った帰りました。
甘くて美味しかったです。
今度車で行ったときは、ぜひまた立ち寄りたいです。

松本電鉄の波田駅まで送ってくれたので、そこから松本へ出て
夜行バスまで松本で時間つぶし、松本城のライトアップを見たり


手打ちそばを食べたり、熱燗で一杯飲んだり、
ちょっとした旅行気分を楽しみました。


前日の上高地

剣山

2014年10月23日 | 百名山登山
2014年10月18日
久しぶりの狩場メタボ隊のリクエスト剣山に登ってきました。
標高1955m、四国に2つある百名山の一つです。
徳島自動車道の美馬ICで高速を降りて標高1470mまで車で上ります。
そこからリフトで約300m上り、歩いて登るのは時間ほどです。


リフト上部からの眺めですが、紅葉はぱっとしません。

尾根コースを登ります。刀掛の松で休憩、


歩きやすい道なので、メタボ隊も足取り軽いです。


山頂手前の山荘、売店や食堂、トイレ、宿泊施設もあります。


そのせまい階段を登ると山頂へ続く木道にでます


広い木道を10分ほど歩くと山頂です。こんな幅の広い木道初めてです。


山頂で記念写真


次郎ぎゅうまでは、1時間ほどなので縦走している人もいます。


私たちは山頂手前の木道テラスでランチタイム


下りは道を変えて、リフトに乗らずに歩いてみました。


山頂を振り返ると紅葉がきれいでした。


帰りは淡路SAで明石海峡大橋のライトアップ眺めます。
淡路側からは神戸の夜景もきれいです。


今回は歩いたのは3時間ほどでしたが、家から登山口まで往復7時間
高速を下りてから、登山口までの1時間半の車の運転が、今回の登山の核心部でした。
タマちゃんご苦労様でした!




水晶岳と笠ヶ岳(その3)

2014年10月02日 | 百名山登山
9月13日(土)のち霧

【3日目】 三俣山荘5:00…三俣蓮華岳6:10…双六岳7:40…双六小屋9:10/9:30…弓折乗越10:30…大ノマ乗越…秩父平…笠新道分岐14:45…笠ヶ岳山荘16:20
昨日は水晶岳まで往復でかなり疲れました。
今日も笠ヶ岳まで長い道のりです。
午前5時出発、あたりは明るくなっていてヘッドランプはいりません。
日が上り、三俣蓮華岳に朝日があたります。


1時間ほどで三俣蓮華山(2841m)到着、

少し雲が多めですが、遠くの山までよく見えています。

すぐ横の黒部五郎岳、ここもまだ登っていない百名山です。
来年あたり来たいです。


昨日登った鷲羽岳、


これから歩く双六岳への稜線と、今日の目的地のはるかかなたに、笠ヶ岳です。


双六岳への道は、前方左に槍穂高を、そして右に笠ヶ岳を眺める展望の良い快適な稜線です。


後ろには昨日歩いた裏銀座の稜線が見送ってくれています。


1時間30分ほど稜線歩きを楽しんで、双六岳(2860m)に到着しました。


正面に槍を見ながら40分ほど急降下すると双六小屋です。


小屋のあたりまで来ると、連休の初日ということでだいぶ人が増えてきました。
初日はガスって見えなかった槍穂高もよく見えます。
これが西鎌尾根です。


弓折乗越に到着したころに、槍の穂先にガスが出始めました。

ここで偶然、登ってきた山の会のNさんに出会います。

この後笠ヶ岳方面はガスの中に入り、まったく展望が無くなりました。
山は午前中ですね。笠ヶ岳は特にガスがかかりやすいみたいです。
ガスると、景色をみる楽しみもないし、目標もないので、疲れが倍増します。
そんな時目の前を雷鳥が横切りました。


膝の痛みも出てきて、予定よりだいぶ遅れて笠ヶ岳山荘に到着しました。
久しぶりのお天気と連休が重なって、山荘は満員です。
この日は154人宿泊したそうですが、明日は予約だけで180人だとか・・・

9月14日(日)
【4日目】 笠ヶ岳山荘5:00…笠ヶ岳山頂5:20/5:55…笠ヶ岳山荘6:30…笠新道分岐8:00…杓子平9:30…2000mの草付…笠新道登山口13:00…新穂高温泉14:30
今日は笠ヶ岳山頂でご来光を迎えます。
小屋を午前5時出発、小屋の前ですでに穂高連峰のシルエットがくっきり浮かんでいます。


ご来光も期待できそうです。
午前5時35分、槍と保高の間、大キレットのあたりから日が上ります。


ご来光を受けながら山頂写真を撮ってもらいました


山頂でご来光を拝む人たち


遠く南アルプスの向こうに富士山も見えます。


一生のうちにそう何度も出会えない素晴らしいご来光でした。

名残惜しいですが、今日は下山です。真下にテント場が見えます


笠新道分岐まで何度も笠ヶ岳を振り返りながら歩きます。
昨日はガスで全く見えなかった笠ヶ岳の姿、堂々として風格があります。




杓子平から見える最後の笠ヶ岳、この後は尾根に隠れて見えなくなります。


槍穂高周辺はずっとヘリコプターが救助にせんかいしていました。
連休また事故があったのでしょうか?


予定よりも1時間ほど遅れて笠新道登山口到着。もう膝は限界にきていました。


ここで笠ヶ岳山荘に泊まっていた男性に出会いましたが、その人は
「笠新道は膝を痛めるから小池新道から回ってきた」と話していました。

ここからも林道が1時間ほどありましが辛かったです。

帰ってから、膝パンパンに腫れ、水20cc抜きました。
よく自力で下山できたものでした。

しばらく山はお休みになりそうですが、
素晴らしい山行ができて、大満足です。

水晶岳と笠ヶ岳(その1)
水晶岳と笠ヶ岳(その2)

水晶岳:56座目と笠ヶ岳:57座目(その2)

2014年09月28日 | 百名山登山
9月12日(金)
【2日目】双六小屋4:00…三俣山荘6:30/7:00…鷲羽岳8:30/8:55…ワリモ北分岐9:30…水晶岳(黒岳)11:30…ワリモ北分岐13:30…岩苔乗越14:40…三俣山荘15:40

今日は行程が長いので朝は3時起床、
談話室で準備しますが、誰も起きてきません。
午前4時真っ暗な中ヘッドランプを付けて出発します。
20分ほど登ってから、双六岳を迂回する短縮コースを選択。
午前5時、少しあたりが明るくなってきました。
槍のシルエットが浮かんでします。


午前5時30分日が登ります


三俣蓮華岳に日が当たりました。誰にも会いません。


三俣蓮華山荘が見えてきました。その向こうには大きく鷲羽岳がそびえています。
トイレに行きたいので、急いで下ります。


やっと最初のピークへの登り、気持ちが弾みます。


登るほど景色がどんどん広がり、たくさんの山が見えてきます。
右から、黒部五郎岳(北アルプスでまだ登っていない百名山2つのうちの一つです。)
三俣蓮華岳、双六岳、そして小さく三角形に見えるのが明日の目的地の笠ヶ岳です。


鷲羽岳2924.2m山頂、快晴です。絶景に30分も景色を楽しんでしまいました。


右が今日の目的地、水晶岳、左に見えるのが薬師岳、その下の台地が雲の平です。


真ん中が黒部五郎岳、左が三俣蓮華岳、左が雲ノ平、そして深く切れ込んだ谷が黒部川


そして、槍ヶ岳と穂高連山とすぐ下に見える鷲羽池


ここは北アルプスの中心みたいで、360度百名山が並んでします。
素晴らしい景色です。いつまでも眺めていたい!


しかし先は長いので、水晶岳に向けて歩き始まます


ワリモ岳を越えて、ワリモ岳分岐から水晶小屋に
ここまでは比較的歩きやすいなだらかな稜線です。
水晶小屋にザックをデポして、水晶岳まで往復します。


午前11:30 水晶岳2986m山頂、北アルプスでも最深部に位置する山、ゲット!


後立山や立山方面は雲が出始めています。
山頂から北に読売新道が黒部湖方面に伸びています。すぐ近くに赤牛岳が見えます。
右の稜線が裏銀座コース、遠くに針の岳が印象的です。


さあ、来た道を戻ります。途中水晶小屋でお昼とトイレ
鷲羽岳とワリモ岳


ワリモ岳分岐、予定より時間がかかっているので、短縮コースで黒部源流から戻ります。

沢沿いに結構下っていきます。1時間近くかかって、岩苔乗越


黒部川の渡渉点です。


黒部川源流の碑


あとは三俣山荘まで登り返しです。やっと今朝7時に通過した三俣山荘に戻ってきました。


夕食の食堂からは槍ヶ岳がみえます。ランプの灯るふんいきなある素敵な食堂です。


夕食は鹿肉のシチューです。
 
朝食はお弁当にしてもらい、朝と昼の2回に分けて食べます。

連休前の金曜日ですが、お天気がよいのでそこそこ人が泊まっています。、
それでも布団は一人1枚ゆっくり眠れました。

水晶岳:56座目と笠ヶ岳:57座目(その1)

2014年09月26日 | 百名山登山
2014年9月10日(水)夜~14日(日)
夏山は鳥海山、尾瀬と登って膝の調子もよかったので、
北アルプスでまだ登っていない100名山、水晶岳と笠ヶ岳に登ることに。
8月は雨が多くなかなかアルプスに出かけられなくて、いらいら・・・
9月中旬やっとお天気が安定、10日に出発しました

日程
9/11【1日目】新穂高温泉…わさび平小屋…小池新道登山口…秩父沢出合…シシウドが原…鏡平山荘…弓折乗越…双六小屋
9/12【2日目】双六小屋…三俣山荘…鷲羽岳…ワリモ北分岐…水晶岳(黒岳)…ワリモ北分岐…徒渉点…三俣山荘
9/13【3日目】 三俣山荘…三俣蓮華岳…双六岳…双六小屋…弓折乗越…大ノマ乗越…秩父平…笠新道分岐…笠ヶ岳山荘
9/14【4日目】 笠ヶ岳山荘…笠新道分岐…杓子平…2000mの草付…笠新道登山口…新穂高温泉

水晶岳はアルプス最深部です。水平移動距離49.8km 積算標高差登り4.908km 下り4.908km
おまけに最後の笠新道はだれもが膝を痛めるという激下りです。
私の膝がどこまで持つか不安・・・
のんちゃんと二人なので、だめなら途中に下山もありかも・・・

神戸を10日20時に出発、新穂高の駐車場に午前1時30分到着
2人なので車中泊しましたが、のんちゃんは寝言を言うし、
午前4時ごろ激しい雨が降って、その雨音で目が覚めて、
ほとんど寝れませんでした。

9月11日
新穂高温泉6:30…わさび平小屋7:50…小池新道登山口8:15…秩父沢出合…シシウドが原11:05…鏡平山荘12:30…弓折乗越13:40…双六小屋15:15
午前5時、起きたころには雨は止んでましたが、どんよりした曇り空です。

新穂高の登山者用無料駐車場は平日というのにほぼ9割、車が止まっています。


新穂高温泉のバスターミナル。売店が無くなって、案内所になっていました。
トイレがすごくきれいです。


わさび平小屋、ここで水を補充。トイレも
北アルプスは小屋が多いので安心です。


イタドリヶ原、シシウドヶ原と休憩を入れながらゆっくり登ります。


少し小雨が降ったりして、鏡平小屋に着いたときははガスの中でした。
鏡平からはあと一息で稜線です。この時ガスが切れて槍が岳がみえました。


トラバースぎみの登山道から槍高の稜線を見ながら登ります。
右下に鏡平小屋と池が小さく見えます


弓折乗越に着いたときは、またガスがかかり始めました。


あとは稜線のアップダウンを繰り返し、
やっと双六山荘が見えてきました。寝不足がこたえてしんどい!

双六山荘の向こうには明日登る鷲羽岳が大きくそびえています。
たしかにその姿は鷲が羽を広げているようです。

やっと小屋に到着。
平日なのでゆったり泊まれます。8枚の布団の部屋に女子4人でした。

食事も美味しかったです。


このあたりはまだ夏の花が少し咲いていました。
 
  


翌日へ続く


尾瀬:燧ケ岳と至仏山(3)

2014年08月13日 | 百名山登山
2014年8月8日(金)のち
コース:山の鼻5:00---至仏山8:10/8:40---鳩待峠10:55

前日と同じく朝食をお弁当にしてもらって、午前5時出発します。
あたりは霧に包まれ、小雨もふっていますが、これぐらいなら登れそうです。


山の鼻から至仏山への道は、登り専用で、下り禁止です。
木道は傾斜していて滑りやすいからでしょうか??
日が登るにつれて少し明るくなってきました。


ガスが立ち込める尾瀬ヶ原とその向こうの燧ケ岳


3時間かかって至仏山2228m到着、雲は多めですが、谷川岳や平が岳、駒ケ岳などあたりの山々もよく見えます。

 *「谷川岳山頂で、『百名山人力一筆踏破』の人に会って、一緒に写真と撮った」とか話してます。
  私もここで待っていたら会えるかも~

山頂でゆっくりしていたら雨が降り出しあわてて下山開始します。
尾瀬が原と燧ケ岳にお別れです。


至仏山はたくさんのお花が咲いていました。
ついつい写真を撮ってのんびり歩いていましたが、
最後は早足で歩き、予定より1台早い鳩待峠11時発のバスに間に合わせました。

戸倉でバス停のすぐ横の日帰り温泉施設『ぶらり館』に入浴、さっぱりできました。
ただ戸倉には食堂がなかったので、山のレーションの残りと缶ビールで乾杯です。
「せめて、お蕎麦くらいた食べたかったな~」

-*-*-*-至仏山で見た花-*-*-*-

 
タカネナデシコ コゴメグサ

 
アズマギク イブキジャコウソウ

 
ミネウスユキソウ ミヤマダイモンジソウ

カキツバタ

尾瀬燧ケ岳と至仏山(1)
尾瀬燧ケ岳と至仏山(2)

尾瀬:燧ケ岳と至仏山(2)

2014年08月13日 | 百名山登山
8月7日(木)のち夜半
Kさんは一人足の調子が良くないというので、燧ケ岳に登らず三条の滝と尾瀬を散策して、
山の鼻の宿泊場所『至仏山荘』落ち合うことにします。
コース:長蔵小屋5:00---長英新道---俎(まないたぐら)8:00---柴安8:30--ナデッ窪---沼尻11:30---見晴13:30---山の鼻15:20
午前4時Kさんを起こさないようにそっと起きだして、
朝食の代わりにもらったお弁当を談話室で食べ、午前5時出発します。
まだあたりは朝霧に包まれています。

霧の上に燧ケ岳が見えました。日が登ればきっと晴れてくるでしょう!


だんだん霧があがって尾瀬沼が見えてきました。


山頂かと思ったら、俎2346mというピークでした。
ここからから尾瀬沼全景がよく見えます。



隣に見えるピークが 柴安、燧ケ岳の最高峰です。
尾瀬ヶ原とその向こう遠くに見えるのが至仏山、山頂は雲がかかっています。


いったん下って、登りかえし、20分ほどで燧ケ岳2356mです。


ここから尾瀬ヶ原に直接下りる見晴新道は、道が崩壊していて来年まで通行止。
尾瀬沼尻に急降下のナデッ窪を下ります。大岩がごろごろの悪路で、沼尻まで遠かったこと!
しかし沼尻はキンコウカが真っ盛りで、下山の疲れを忘れさせてくれました。


ここから尾瀬ヶ原までは木道のなだらかな道ですが、しっかり2時間かかります。
やっと見晴(尾瀬ヶ原)到着。さっき登った燧ケ岳を背に、尾瀬が原横断です。


前方はるか遠くに明日登る至仏山を見ながら誰もいない静かな木道を歩きます。


逆さ燧ケ岳、風があってあまりきれいには見えませんでした。


木道歩きもかなり疲れてきたころ、やっと山の鼻到着です。
至仏山荘のテラスでKさんが待ちわびていました。
今日もお風呂に入れます。ここは生ビール600円!安い!
夕食もサバの味噌煮とチキンの照り焼き、おなかいっぱいです。

夕食が終わったころから雨が降り始め、雷もなっていました。
明日の天気予報は曇りのち雨、ここまで来たら、至仏山登って帰りたいよ~

-*-*-*-尾瀬ヶ原で見た花-*-*-*-
 
トモエソウとヒツジグサ

サワギキョウ

尾瀬:燧ケ岳と至仏山(3)

鳥海山、月山、蔵王(その2)

2014年08月03日 | 百名山登山
月山登山
7月27日(日)
朝から小雨、テンション激減です。
それでもホテルを出るころには雨も上がっていましたので
登山口のリフト乗り場まで行ってみます。
準備をしていると、やっぱり雨が降り出しました。
でもここまで来たら行くしかありません。

リフトを下りるとこんな感じでしたが、
登山道は木道と石畳で整備されていて、山頂まで2時間ほどなので
山頂まで行ってくることにします。
だんだん雨が激しくなって、山頂に着くころには暴風雨、
雨が顔にあたって痛くて、ザックカバーは飛ばされるし、
靴の中はなぜかビチョビチョになりし・・・
それでも月山山頂ゲット...といってもどこが山頂かよくわからなかった??

これが山頂碑かしら?? もうなんでもいい、早く下山下山

山頂記念写真は撮れなかったので、直下の社で写真


ガイドブックでは雪渓は7月中旬までとなっていたのでアイゼンは置いてきたのに
予想外に長い雪渓があって、雨で表面が解けてそれが凍って、特に下りは、怖かったです。
下調べと、準備は万全にしないといけませんね。

午後3時ごろ駐車場に戻ってきました。隣で準備していた車は、
登山を中止して帰ったようです。

今日の宿泊は蔵王温泉です。白い濁り湯です。
とっても素敵なホテルでした。


食事もおいしかったです。


蔵王登山
7月28日(月)
朝起きると、青空は見えているのですが、山の上はガスです。
車で蔵王エコーラインを上って、お釜のすぐのPに駐車します。

ガスの中からお釜が見ててきました。


ここから蔵王最高峰の熊野岳まで1時間ほどの道のりです。
ガスってほとんど何も見えない中、山頂に到着


下りてくるころにはガスがはれてお釜も周りの景色もよく見え始めました。


お釜から刈田岳は10分ほどです。刈田岳1758mから、熊野岳とお釜です。


最後にやっと蔵王全景がみえました。


再び蔵王温泉に下りて大露天風呂で入浴して、仙台まで戻りました。
空港で仙台名物牛タン定食と生ビールで、今回の東北遠征を終えました。


温泉と地元の美味しいものを味わいながら、これからも百名山を楽しみます。

鳥海山、月山、蔵王(その1)

2014年08月02日 | 百名山登山
2014年7月24日(木)~28日(月)
百名山、東北の3山を登ってきました。

7月24日(木)曇り
神戸からスカイマークで仙台に飛びます。仙台空港でレンタカーを借りました。
レンタカー代は5日間で、スカイマーク割引があって、2万円弱でした。

鳥海山は日本海側ですから、仙台からは200kmほどあります。
山形中央部の「そば街道」と呼ばれる村山市を通ったので、
ガイドブックに載っている『あらきそば』に立ち寄ります。
昔の民家をそのまま移築した建物です。


太めの田舎そばは歯ごたえがあります。お皿の真っ黒な魚は、ニシンです。


このあと最上川に沿って下り、午後4時過ぎ登山口の湯の台温泉の鳥海山荘に到着します。


なかなか雰囲気の良い山荘です。お食事もおいしかったです。


残念ながら曇っていて鳥海山は見えません。明日は晴れれるかな??
ところが夜半から結構な雨が降り出しました。

鳥海山登山
25日(金)~26日(土)
コース:7/25 滝の小屋登山口8:20---滝の小屋8:50---河原宿10:10---伏拝岳13:00---七高山14:10---御室小屋14:40---新山15:35---御室小屋16:05
朝は止んでいましたがガスっています。天気の回復を期待してゆっくり目にスターt-します。

滝の小屋登山口、平日ですから車は10台ほどで、ガラガラです。

20分ほど石畳の道を登ると滝の小屋に到着します。


すぐ裏の雪渓を登ってから登山道に出ます。
八丁坂というお花畑の急坂を1時間ほど登ると河原宿という避難小屋に出ます。
前方の雪渓を登るようです。まだガスで山は見えません。


雪渓を登るうちに、ガスがあがってきました。


途中から傾斜がきつくなってきたので、アイゼンを付けます。
結構長い雪渓でした。日差しが強くなってきてました。


雪渓が終わり、30分ほど急登を登りきると、鉾立登山口からの道と合流します。


鳥海山もよく見えます。左が新山、右手が七高山、中央上に御室小屋が見えます。


下に千蛇谷コースを登る人がよく見えます。
鳥海山外輪山の伏拝岳、行者岳を通って、七高山に登ります。


鳥海山七高山2229m山頂。
360度の絶景が広がります。日本海がすく近いです。


少し戻って、急坂下り、雪渓を渡って御室小屋に到着です。
大物忌神社の宿舎なので、避難小屋みたいで食事も質素です。
寝具も毛布2枚だけです。水はペットボトル500mlで500円。
夕食時もお茶は1杯だけです。(過酷な小屋でした)


とりあえず受付を済ませ、荷物を置いてすぐ裏の新山に登ります。
これがなかなかの岩山で、手足を使ってよじ登っていきます。


30分ほどに山頂。着いたときは快晴になりました。


日本海に沈む夕日もきれいでした。


7月26日(日)雨のち晴れのち曇り
コース:御室小屋6:30---七五三掛8:30---鳥海湖10:00---千畳ケ原---河原宿13:00---登山口14:00

翌日も晴れると信じていたのですが、なんと雨です。
午前7時頃まで待ってましたが、晴れる様子もないので下山します。

お天気がもう一つですが、最初の予定通り、
千蛇谷を下りて、千畳ケ原を横切って、河原宿から滝の小屋へ戻ることにします。

七五三掛(しめかけ)まで下りると少し明るくなってきました。
この辺りはニッコウキスゲも満開です。


ハクサンイチゲのお花畑


鳥海湖も見えてきました。


鳥海湖から見た鳥海山の写真を撮ろうと思っていたのですが、
残念がら山頂は相変わらず雲の中に隠れたままでした。


鉾立登山口への道と分かれて、鳥海湖のほうに下りて行きます。
千畳ケ原は鳥海山の桃源郷のような所と書いてあったので
ぜひ訪れてみたいと思ったのです。


木道も敷かれて整備はされているのですが、ところどころ雪渓が残っていたり、
ガレ場を登ったり、川の中を歩いたりで、なかなか過酷な道で3時間ほどかかりした。

滝の小屋の裏の雪渓を下るころにはすっかり曇ってきました


午後3時予定通り駐車場に到着。
昨日ガラガラだった駐車場は満車で路肩にまで車があふれていました。
こんな天気でも日帰りでたくさんの人が登っているんですね。

今夜の泊りは、タマちゃんのご希望で、温海温泉「たちばな旅館」です。
夕食の「うに鍋」が絶品でした。

温泉に入って、新鮮な海の幸のご馳走食べて、ゆっくり登山の疲れを取りました。
明日は月山登山ですが、天気予報は雨
どうなることでしょう!