喜&寿の野鳥観察

記事のタイトルは、その日の探鳥で印象に残った野鳥の名前など

ソーラー野鳥ゆらゆら

2023年02月24日 | その他

本日は、探鳥開始ごろから雨が降り出し探鳥を中止

ボランティア作品展にも展示しているソーラートイを使った「ソーラー野鳥ゆらゆら」(勝手に命名)の作り方を紹介します。

ソーラートイを分解し動く部分に野鳥の写真を貼るだけの簡単なものです。

(作品例)オジロワシ

背景に写真を貼ると、より臨調感が増します。

不要のソーラートイがあれば作ってみてはいかがですか。

お気に入りの鳥がゆらゆらと動くと癒されます。

材料、工具:土台となるソーラートイ、鳥の写真、背景写真、カッターナイフ、ハサミ、両面テープ、接着剤など

【作製手順】

土台となるソーラートイ(フクロウ)

①ソーラートイの動く部分をドライバー等で外す(頭の部分、体の部分)

簡単に外れます。

②頭と体の部分を外したところ(正面)

③頭と体の部分を外したところ(側面)

④お気に入りの鳥の写真を切り抜く(ラミネートしているがしなくてもよい)

⑤背景となる写真を印刷(L版) ラミネートする方が曲がらなくてよい。

⑥切り取った鳥の裏に、背景の写真切込み部(開けた横穴)を動く軸を両面テープで貼り付ける。

分解したフクロウの部品等(プラスチック)を使い部材を作る。

⑥鳥の写真と裏のステーを仮合わせしたところ(組み立て時は一旦離す)

⑦鳥に貼り付けた茶色の芯がスムーズに動くようにラミネートした写真をくり抜き、写真を土台の縦棒に両面テープで貼りつける。

この時、振り子がスムーズに動くように縦棒と写真の間に2~3mmのスペーサーを入れる。

可動部分(茶色の部分)にステー(白色)を取り付け

背景写真を挟んで鳥の部分と裏のステーを取り付ける。

白いステーは分解して外した中に使えるものがあれば使い、なければ、プラスチックの棒状のものか、外したもので作る。

背面

⑧完成

説明ではわかりにくいと思いますが、写真を見ながらカット&トライで簡単にできます。

数多く作っていると改善点がでてきて良いのができるようになります。

下の台の中には、

ソーラーパネル、基板にICチップ(+-交換)と電解コンデンサ、永久磁石、電磁石(コイル)が入っているが、コイルの銅線が細いので扱いには注意(一度切れると半田付けは難しい)。 自信のない方は、開けない方が良いかもしれない。

ソーラートイの動作原理は、

ソーラーパネルからの電気を基板のIC回路で周期的にパルスを発生させコイルに電流を流す。

パルスがある間はコイルに電流が流れ磁界が発生(コイルが電磁石になり)、近くの永久磁石を引き寄せる。

パルスがなくなるとコイルに電流が流れなくなり磁界が消え、永久磁石は(引力に引かれて)もとの位置に戻る。

これが繰り返され、振り子は動き続ける。

コイルの位置が永久磁石の真下より離れたところにあるのがポイントです。

(その他の作品)

エゾフクロウ

クマゲラ 写真ではなく木で作りました。(こちらは左右ではなく前後の動き)

シマエナガのピンで作ったゆらゆらをペットボトルに入れてみました。

エゾフクロウ、オジロワシのゆらゆらを2つ入れてみました。