ここに座りなよ 95才のおばあちゃんと
いつもの定点で写真を撮っていたらベンチに座っているおばあちゃんが手招きをしている。「こっちに座りなさい」と。せっかくの行為を無にしてはいけない。LEO君と散歩している途中で見かけるおばあちゃん。年を聞いてびっくり、95才だという。神田の生まれで空襲で焼け出され荻窪に10年住んでから大沢に来たという。頭がしっかりしている。大正10年生まれだから私の死んだ両親と同世代。デイケアに週2回行っているが「呆けた人」は嫌いで体操して午前中で帰ってくるという。昭和30年から大沢に住んでいる人だから土地のことは詳しい。釣り堀、わさび田、小川のことなどを教えてもらった。LEO君は私に抱っこされ二人の話をじっと聞いている。
昔のことを伝承しなくてはいけない。無理のない範囲で話を聞いてみよう。ベンチがもっと欲しいな。武蔵境通りはきちんと整備されている。自然の中で語り合えることは最高の幸せ。
昇おじさんとの思い出 石原裕次郎の大ファン
思い出に残る三曲だ。どういう場面かよく思い出せない。ジャックナイフ、砂山、ドラマーというキーワードは記憶にしっかり残っている。ユーチューブで聞いてみた。昔のことが蘇ってくる。昇さんは無口で責任感が強く大酒呑みだった。10才違うから憧れ的な存在だった。この時代の10は「大きな差」があった。戦争という得体の知れない「バケモノ」があった。俺は知らない。
1957年 俺は待ってるぜ -195万枚
1957年 錆びたナイフ -184万枚
また、長島茂雄さんの大ファンでもあった。顔もよく似ていた。明日お別れをしてくる。これで、私を「テル」と呼び捨てで呼んでくれる人がいなくなってしまった。
ちょっとした話
私は立ち食いそばが大好きだ。かんたんに食べられるから。かき揚げ天ぷらそばに限る。今日も武蔵境駅の立ち食いそば「いろり庵きらく」に行く。看板を見たら季節のメニューがあり500円以内なので食べることにした。名前は忘れた。桜海老と玉ねぎがそばに混じっていた。暖かいたれで食べる。うまかった。食感がいい。蕎麦自体も美味しい。マックより俺はこっちだ。