SAMMYのみちくさ日記

「気まま」に「みちくさ」しながら、ありのまんま思ったことを無精者が書いてるブログです(^_^)v

植村直己冒険館。

2022年05月29日 | Michi-kusa
久しぶりに神鍋高原へ。
道の駅に到着!お気に入りのパン屋さんでパンを買って、そして顔ハメをして、井戸養蜂場さんの《但馬のはちみつ》をゲットして!任務完了(^o^ゞ

気になる巡りパート1(笑)
以前から行って見たかった食事処《お寿司屋原田》でお昼ご飯。
《天ぷら御膳》
《盛合わせ寿司》
美味しくいただきました。
ごちそうさまでした(^_^)

気になる巡りパート2(笑)
神鍋溶岩流。十戸滝(じゅうごのたき)と雌滝(めだき)へ。清涼感抜群!

気になる巡りパート3(笑)
植村直己冒険館へ。
植村直己さんの名前は知っていましたが、どんな方なのかを知りたいと思っていました。ようやくその人柄に、少し触れられた気がしています。

館内では、冒険館ならではの映像、展示、体験ができる楽しい場所でした。

当時(1960年代~)の冒険は厳しい条件だったそうです。
・気象条件や現地状況の事前情報を得にくい
・便利な装備が少ない
・高機能素材が未発達だった
など。

植村直己さんは、現地の人々を尊敬し、信頼し、現地の人々に寄り添って謙虚に学ぶ姿勢を生涯貫いたそうです。その結果、イカダの組み方や犬ゾリのムチの使い方、単独行中に食糧を得るための狩りや漁の仕方、現地の人々が長い歳月で培った防寒等の工夫など、衣食住からサバイバルの技術まで、その土地の習慣や現地の知恵を身につけることができたそうです。
現地の人々の心に寄り添おうとする豊かな心こそが、植村直己さんがかずかずの冒険を成功させた重要な要因であったことを展示から学びました。

「自然のなかで行動する時、生きていくためのルールは人間にではなく自然の中にある。だから、自然に打ち勝つとか克服するのではなく、自分の体や心を自然に同化させることが重要。ほんとうに打ち勝つべきなのは、ともすると自分の都合だけで行動しようとする自分自身なんだ。
自然の中にあるルールは最終的には自分で発見するものである」

植村直己さんはそう考えていたそうです。
そして、こうも言っています。

「自然の中の生活は楽しみであると同時に、文明のいろんな利器がストップしても冷静沈着に生きのびていけるという、何かほんとうの自信のようなものを養ってくれると思います」と。

この言葉は、ボーイスカウトで野外活動を経験した自分にはものすごく理解できるものでした。


「始まるのを待っていてはいけない。
自分で何かやるからこそ何かが起こる」


僕にとって、初めてのことかもしれません。他人である植村直己さんの展示物ひとつひとつがとても愛おしく思えたのは・・。ひとつひとつの言葉に「生」があるようにも思えました。そして、ここへ来ると背中が押されるような・・そんな気がする場所でした。


順路を進んだ最後にこんな言葉がありました。


「君たちに僕の考えを話そう。
僕らが子どもの頃、目に映る世界は新鮮で、すべてが新しかった。
やりたいことは何でもできた。
ところが年をとってくると疲れてくる。人々はあきらめ、みんな落ち着いてしまう。世界の美しさをみようとしなくなってしまう。大部分の人は、夢を失っていくんだよ。でも、僕はいつまでも子どもの心を失わずにこの世を生きようと思う。不思議なもの、すべての美しいものを見るためにも・・。
いいかい、君たちはやろうと思えば何でもできる。僕と別れた後も、そのことを思い出してほしい。
やろうと思えば何でもできるんだ」


エベレスト頂上アタック時の装備と同じ重量約25kgを背負う体験!

背負ってみたけど!
重すぎます!背負うだけでも一苦労。
ましてや、登山は無理です(^^;
ちなみに、かみさんは立てませんでした。

以前からやってみたかったボルダリングを51歳でようやく初体験!
右(スタート)から左(ゴール)へ横移動(トラバース)で進んでいく!
初体験なので、入門編でトライ!
すべての色のホールド(手や足をかけるもの)を使って登ってみました。
結果は!動画をご覧下さい(笑)


植村直己冒険館。
大人の入場料550円。
来て良かったし、植村直己さんの考え方にも少し触れられたのがとても良かったです!そして、展示からも体験からもいい刺激をもらいましたd(^∀^)b


ありがとうございました!
こんな気持ちで冒険館を後にして、駐車場へ帰ると・・・。
愛車タウンボックスがえらいことに!

フロント左側が大きく破損。
そして、ワイパーにメモ。

「車に当てました。連絡ください。
携帯番号と名前」

警察、保険会社、加害者、修理手配などの電話対応にかかった時間。約90分。
相手側の過失100%と連絡が入ってきた。被害に合ったこちらは神鍋から京都へ帰ることになる。フロント部分の破損によりネジやら留め具があちらこちらに散らばってる状態。途中でパーツ落下とかの不安があったので、豊岡にある販売店へ電話。
状況を説明したら点検をしてくれることに。忙しい中、応急措置をしてもらえ“安心”して帰路につけました。
気が張っていたのが安心感に変わったのか、歳のせいなのか、販売店のスタッフさんの対応と“大丈夫ですよ”の言葉に涙が出そうになった。かみさんにそのことを言ったら“泣けば良かったに(笑)”って言われた(笑)

車だけの被害で本当に良かったです。
濃厚な1日になりました(^^;
無事に京都に帰り愛車を修理に出してきました。予定では、6月中頃に修理から返ってくるとのこと。それまでは、レンタカーを堪能しようと思います(^_^)v