SAMMYのみちくさ日記

「気まま」に「みちくさ」しながら、ありのまんま思ったことを無精者が書いてるブログです(^_^)v

但馬の小京都 出石散策 part3

2015年09月25日 | Michi-kusa
出石の町にキタ━(゜∀゜)━!と思える有名な時計台『辰鼓楼(シンコロウ)』


( ̄0 ̄)/ オォー!!これかぁー。




辰鼓楼(シンコロウ)

廃城となった出石城三の丸大手門石垣を利用して、明治4年(1871)に建設され、名称の「辰」は時間、「鼓楼」は太鼓を叩くやぐらを意味するそうで、明治14年に時計が設置された札幌時計台とともに、日本最古の時計台として親しまれている辰鼓楼。

そんな辰鼓楼を背中に感じながら、歩いて行くと、かみさんがあるチラシを見つけました。


『一期一会
本日、旅の途中のあなたさま』
から始まるお店の案内地図でした。





以前、豊岡のじばさんTAJIMAに行った時に、かみさんが『伝承組子の花柄』を見て以来、ずっと気になっていた作品だったため、この案内地図が目についたとのこと。


地図をたよりに『伊東建具工芸』さんを目指しました。


10分程の距離で発見!







突然の訪問にもかかわらず、ご主人に応対してもらえました。
気さくなご主人。組子のことを詳しく教えてもらいました。組子のことを知って欲しいという気持ちが伝わってきます。組子が途絶えないように頑張っていくとのこと。


組子の体験ができるとのことだったのでさせてもらいました。
見たり、話を聞くより、実際に触れる。
自分自身でやってみる。

これに勝るものは、やはりない!

同じように見えるひとつひとつの部材に、角度の違いがあるetc……職人技が入っているのがわかりました。




丁寧に説明をしてもらえるので、わかりやすい。

説明を聞きながら、ひとつひとつ組み立てていく。

最後の部材がピッタリとハマった瞬間。
めっちゃめっちゃ嬉しいー(o^^o)



ご主人としゃべる中で、この工芸品を残していくために、時流にあったアプローチを模索されてるんやろなぁーと感じました。

お客さんから、
学ぼう
教えてもらおう
何かそこにヒントがあるかもしれない

ご主人の笑顔の奥には、真摯に向き合う気持ちが感じられました。

かなりの時間をお店の奥で過ごさせてもらいました。体験で作った組子をプレゼントにとご主人からいただきました。

お店で購入した組子。
それと、僕らの作品。
どこに、そして、どんな風に使おうかな?

ご主人との出会い。
組子との出会い。
貴重な話。
そして、体験。

ご主人。お世話になりました!
ありがとうございました!


かみさんにも、お礼を言わないとね。
あの案内地図を見つけてくれたおかげなんですから(^_^)

ありがとっ(^-^)/