初老男のノンビリしたブログ

近所や周辺の事柄に対して、書き記して行きます。

修正作業して

2016年07月13日 19時46分51秒 | コラム、ぼやき
仕事でも趣味でも同じ事でしょうね。
何らかの物を扱う時は、仕上げが重要です。
途中経過も重要ですけれど、見た目が大事です。
商品の価値が違ってきます。

かねてより取り組んで来た、創作作品があります。
気の向くままに、書き殴っていました。
自分の気持ちや考えを、一心不乱にブツケていたのです。

溢れだす何かを、書き留めることが大切だと思っていたのです。

ところが仕上げに入ると、さあ大変。
気持ちが通り過ぎて去ってしまうと、単なる廃棄物です。
芸術家気取りの、情けない作品が目の前に残っているだけです。
これでは戴けませんね。

直す方が、書き殴るより多くの時間を消費するのです。
細かく見直して、行きつ戻りしながら、進める方がいい。
溢れる思いは後回しにして、真っ真っ当な文章を目指すべきです。
思いの丈を続けるのは止めた方がいみたいです。

アイデアが失われても、違う思考が浮かんでくるようです。
思い付きは、やっぱり思い付きでしかありません。
仕上がりが今一つでした。


こんな事を書けるのも、無駄に書き進めたからこそです。
自分に最適な方策は、失敗の中からしか見つかりません。
経験と分析が重要なのでした。

駄作100本。

漫画家の島本正彦氏の言葉です。
作品の中で主人公が叫んでいた経験則です。

書いてみなくちゃわからない。
書いてみたから理解できる。
書き上げて見たから修正できる。
悩んでいても、何の成果もありません。
悩んで大きくなれるのは、天才だけでしょう。
自分は凡人以下なので、ともかく挑戦あるのみです。
下手な鉄砲、数撃てばの件です。
マシンガン手法ですね。


だからと無暗やたらに打てば当たるとは限りません。
狙いを見て、方向と距離や風向きを考えるのが重要です。
同じ間違いをしていては、永遠に辿り着きません。
当たらないですからね。


もう少し冷静になって、作品に取り組むことにします。