初老男のノンビリしたブログ

近所や周辺の事柄に対して、書き記して行きます。

心残りの本

2019年06月04日 17時44分57秒 | 本・執筆

 
図書館で借りても、読み切れない本があるものです。
期日が来て返却して、予約者がいなければ借り直しします。
 
借り換えて安泰とは行かないのが書籍の類です。
買った本や雑誌など、平積備蓄の本も存在します。
 
時間も機会も有限なので、取捨選択しないとなりません。
読み切れそうに無ければ、借り直しせずに返却するのでした。
 
心残りですが仕方ないのですがこれも運命。
ネットの書籍販売サイトから謳い文句を収集して保存し、次に活かします。
 
ある意味では便利な時代です。
 
 
 
 
 



出会いと別れ

2019年05月31日 16時59分16秒 | 本・執筆

 
春を過ぎて、何となく執筆がはかどりました。
書かずに悩むより、書いて後悔する方が合ってると分かりました。
基本的に駄作や愚作の積み重ねが自分流のようです。
 
数打てば当たるという名言があります。
一発秘中は天才の才能ですから、凡人には真似ようがありません。
 
矢や玉、砲弾を惜しんで負けるより、数で圧倒する方が技能・技術は要りません。
必要なのは財力ですから。
 
でも多くの資金が必要なのですね。
自分がしているのは創作活動で、戦闘行為ではないのです。
打つべき砲弾や弾丸は、短編、掌編、中編やショートショートです。
 
打って着弾点を望遠鏡で見れば、次の精度や方向、角度も分析できます。
実行力と分析力を身につけるのは経験だけですから。
 
一度投稿すると使い回しが禁じられるのが文学界です。
マンガは構わない世界なので、紙本の世界は多くのシキタリがあるものです。
脚本は見直しを掛けてタイトルや登場人物、時系列を変えれば投稿可能ですね。
 
いきり込んで作った作品も、落選すればゴミとなります。
自己完結の出会いと別れです。
さみしい思いをします。
 
打ち込んだ分だけ、失望を重ね続ける世界です。
 
 
 
 

秋のホラー話には?

2018年11月17日 18時20分21秒 | 本・執筆

 
人間が好むお話しは、意外性が必要です。
予測がつかなくて意外性に富んで、その落差が大きい方が好ましいのです。
それでミステリーやサスペンス、ホラーが好まれます。
 
でも予備知識が無いとワカラナイお話しは敬遠されます。
大昔は分らない事を知る為に本を読んだので、難しい方が有り難かったのです。
それで本を読む事が推奨されて、本読みの人は物知りだと一段高く持ち上げられたのでしょう。
 
今は何でもかんでもスマートホンでネット検索する時代です。
予備知識を求められる行為が嫌悪されます。
それに学習成績優先に価値が求められるので、落ち零れを自覚した瞬間に学習意欲が憎悪に転化されます。
 
そんなことで本読みも減って文芸本は売れず、雑誌や漫画も売れません。
ゲームの世界やファンタジーへ逃避する傾向が強くなって、ゆるキャラが持て囃されます。
そのゆるキャラも乱造されて、人気に陰りが見えて来ました。
こちらの世界にも格差が生じているようです。
 
そんな時こそホラーですね。
人間の根幹を揺るがす恐怖に、時代も世代も関係ありません。
恐くないよとイキガルだけで、心底恐れを抱くのが人間です。
人間の本質は、分らない事が恐いのです。
知識の範囲を超えたら、更に絶望という調味料やトッピングが増されるのです。
 
そんなことで、季節に関わらず恐怖に震えるのでした。
今日もホラー本を貸し出して来て、独り震えていました。
それに朝晩の冷え込みが重なって、心身共に寒いのです。
 
冬のアイスは暖房室で美味しいのですが、秋のホラーは心身が深々まで冷えます。
 
秋の夜長はホラーですね。
 




 

思い当らなくて当然か~?

2018年11月01日 18時47分05秒 | 本・執筆

 
創作作品の書き出しが一番大変です。
何を書くか、どう書くかを考えなくちゃイケマセン。
 
芝居だけしていた頃は、どの様に演じるかだけ考えていれば良かったのです。
でも作品を自分で手掛けようと思った時が地獄の一丁目だったのです。
 
最初は書きたい物があって、それに取り組めばよかったのです。
ですが3作品も作れば、もう心の内側から何も出て来ません。
 
そこから書くのがプロだと、脚本や小説の指南書にあります。
つまりアマは書けなくなったら筆を折って引退するのですね。
 
だから二次創作が流行るのでしょう。
巷のアニメや漫画好き界隈では、二次創作が主流でクールジャパンとか言われています。
 
けれどオリジナルに取り組む人は、七転八倒しながら作品を捻り出しています。
その一刀入魂作をクズとかゲス呼ばわりする利用者です。
 
現在も投稿落ちしている私は、誰にも見向きもされないで朽ちて行くのです。
陽の目が当たる時は、朽ちた先に延びたキノコや苔が枯れる時です。
 
見知らぬ他人に評価されるには、専門家の目に留まるのが最初です。
それまではジワジワと生き延びるしかありません。
 
枯れたアイデア頭に何かを思い当てるよう、苦しみ抜く毎日です。
一日中、白い紙や真っ白な画面を見つめていても、何ら不思議はありません。
 
創作への第一歩は、真っ白な世界です。
 



 


皮肉はブラックですか?

2018年10月30日 18時12分52秒 | 本・執筆

 
自分の隠れた性格は、創作執筆をしていると理解出来ますね。
滲み出るというか、湧き水のように噴出したり、様々に現れ出でます。
 
作品を読み返しては、これが本当の自分の心象かと納得するのです。
他人に指摘されると拒否感に包まれるのですが、自作となれば妙に納得です。
 
それでも表と裏の違いが大きい人には、受け入れ難い現実でしょう。
根っから黒い方ですと、思い掛けない白さに驚いたりするかも?
 
ドラマの胸キュン現象で頻繁に扱われるのが、黒から白が見えた時です。
周囲に嫌われるのが、白から黒い斑点が見えた時ですね。
 
結果的に同じでも、好き嫌いが逆転するのです。
見ている方の我が侭でもありますが、人間の特性は特性として承知したいところでしょう。
 
作品に時代の特徴を黒く染み付かせながら描くと、とても楽しいです。
何だか作家として世間に復讐している見たいで痛快なのです。
 
得体のしれない世間は、妖怪のようなモノです。
そこに向けて攻撃を加えているみたいな気分ですから。
 
何度も挫けて挫折し、虚脱感に包まれても、創作の快感は必ず訪れます。
それを理解した時に、創作意欲は枯れずに湧き出ます。
 
湧き出た泉が皮肉色に染まっても、個人的には満足です。
読まされる方がどうのように思うか、まったく予想出来ません。
 
結果はともかく、作りたい気持ちを抑えない。
それが作家魂を腐らせないための、唯一の手段だと思うのでした。