少女は『恋に恋する』と言われることがあります。
ならば少年は夢に憧れて、夢に夢を抱くものですね。
自分の人生を振り返ると、夢に憧れ、夢に惑い、夢に夢を重ねて来ました。
その夢見心地体質がいまもって変わりません。
大人になりきれないとか、少年を忘れないとか例えられそうです。
そんな心の特性を保ち続けているのでしょう。
各世代毎に夢の中身は違いますが、宝箱そのものは大きく勘定で壊れていません。
天から授かったものは、中身でなく外身の箱でした。
好きになった物を入れて大切にしまって、要らなくなったら交換して来たのですね。
これからも宝物は違って行くでしょう。
でも入れた宝物の欠片は箱に残っているみたい。
万華鏡のように光を反射しあいながら、加齢する程に輝いているみたいです。
これからも大物が入れ替わっても、欠片が記憶となって輝き続けるのです。
素敵な宝箱をくれた神様に感謝します。
ありがとう。