このブログでは時事ネタを扱わないことにしています。
どうしても文字にすると、不思議な権威を感じ取ってしまう。
当人に意識が無くても、読み手が勝手に権威を感じる。
それが文字による表現です。
文字は意味を成すので、呪文のようなモノでしょう。
カタカナ、平仮名は表音文字と教えられていますが、区別だけです。
漫画でも小説でも、カタカナと平仮名に意味合いがあります。
漢字でも、ヤンキー文字やキラキラ文字も、遠まわしな意味合いが生じます。
漢字の直意的な表現は、表意文字以外の意味合いが滲み出ます。
文字の一つも、集合体になると同じ文字使いでも意味の滲みが変化します。
混ぜると危険なのが文字の特性でしょうか。
こんな事柄を、したり顔でブログに書いてしまいました。
このところ、漫画のネームと言われる素描を描いております。
その際に漫譜と呼ばれる、漫画の符号文字を書いて見て感じたことなのです。
ああ、字の形や塗り潰し、太い細いで意味合いが変化する。
知っていても、利用しないとワカラナイ事実。
経験できて知る微妙な感覚が、目と手から伝わるのです。
何事も経験だと知った、中年男のしたり顔話しでした。