TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

スノーカントリートレイル⑥ 坂戸山登山口~湯之谷中学校前その1

2019年08月08日 | Weblog
急に暑くなったせいか、仕事が忙しいです。
一週間、まったく今回の計画を練る余裕がありませんでした。

そんな中、イメージがはっきりしていて上越線沿線のコースが頭に浮かびました。
3つの山塊を移動しながら(もちろん歩いて)縦走していくルートになります。

あまりに大変そうな4枚の地図を見るとちょっとためらうけど、今まで途中であきらめた事がない僕としては、余程のことがない限りやり切るのだろうと思っていました。

かなり気温も上がりそうなので、作戦を練りました。

出来るだけ自宅を早く出る。
高速料金も毎週通うと馬鹿にならないので、下車する六日町インターの1つ手前の塩沢石打サービスエリアで睡眠をとり、0時を回ってからインターチェンジを出て、3割引にしてもらう。
1つめの山塊の山頂で夜が明けるように暗いうちから歩き始めれば涼しいうちに距離を稼げる。
冷凍のペットボトルをコンビニがあるたびに仕入れていき、順番に溶かしていく。
最悪それをリンパに当てて冷やす。
防虫スプレーを携帯し、なるべく肌を露出し熱がこもらないようにする(これは人によるかな)。
タオルは絞れるほど汗で濡れるので、2本持ち交換しながら乾かしながらにする。
などです。

100円ショップの保冷バッグを2つ持ち、常に凍ったものを3本、溶けてしまったら凍ったペットボトルと一緒に保管し、ポットにぎっしり詰めた氷の中に流し込みます。
凍ったペットボトルは3、4時間もちます。

塩沢石打サービスエリアには23時に到着しました。
寝ます。
ちょっと暑いけど、まあ寝れます。

やる気満々なのか、目覚まし時計が鳴るより少し早く起きました。
時刻は1時50分でした。

六日町インターで降り、数分のところにある坂戸山の登山者用駐車場に向かいます。
坂戸山は、先月末に登ったコースです。
つまりその続きです。

今回は越後駒ヶ岳からのコースに届かせて、東側のルートを繋いでしまおうという魂胆です。

準備しておいたザックを背負い、まだ星が降る夜に歩き始めます。
そりゃー快適なほど涼しくはないけど、日中のあのツラさを思うと最高です。

積極的に水分を摂っていきます。

深夜の国道291号を北上します。
ハイビームの車がスピードを殺しながら近づいて来ました。パトカーでした。
こんな時間もお仕事ご苦労さまです。

4時15分長森山の登山口に着きました。
でも、どこから上がるかわからない、暗いからですね。
入力してきたGPSのルートだけでなく、YAMAP(スマホのアプリ)を起動して確認します。YAMAPは地図が新しくて細かいところも出てくるのでとても良いですね。

いきなり雑草が足に絡みそうなので短パンにゲイターのみの装着で入山します。
長丁場なのでゆっくりゆっくり。
ヘッドライトの光が蜘蛛の巣をキラキラ光らせています。
『今日も蜘蛛の巣地獄か⋯』

いきなりの急登となります。
このへんの山はみんなドーンと高くなっていきます。
蜘蛛の巣をストックで払いながら、雑草をかき分けながら、なんとか長森山の山頂に到着です。
山頂は狭く、コースポイントではありますがスノーカントリートレイルの道標の設置はまだでした。

途中、ノコギリクワガタに会いました。
ノコギリを突き上げて僕を威嚇してきます。
かと思えばマムシにも会いました。
そろ〜っと逃げてくれました。

6時25分六万騎山(ろくまんぎやま)山頂です。
小さいながらも急なアップダウンが多く、薮も肩までくるところがあり、蜘蛛の巣は超がつくほどの数でした。

このあたりは「中部北陸自然歩道」とリンクしているところが多く、標柱をよく見かけました。
僕が歩いている「関東ふれあいの道」は「首都圏自然歩道」の愛称です。

痩せ尾根で雑草で足元が見えないです。
これはけっこう慎重に行かないと踏み外します。

「六万騎山」はカタクリの群生で有名な山らしいですね。出来ればこの時期に来たかったな。

下山するとすぐにコンビニがありました。
もちろん飲み物を補給しておきます。
常時2リットル、山に入るときは3リットルは持って入るようにしようと思いました。
ここでは3本仕入れました。
店内で食事出来るスペースがあったので、そこで身支度を整え直し、飲み物をポットに詰めたりしました。
ペットボトルの容器も処分できるので嬉しいですね。

つかの間の涼しさに別れを告げ、再スタートします。
すでに身体は汗でびっしょりです。


その2へ続きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする