TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

三連休のお休みをいただいています。

2019年10月16日 | Weblog
台風19号が去って、その爪痕の大きさに心が痛めつけられています。

本来ならぱこの長期休暇を使って、思い切り羽を伸ばす予定でした。
しかし、台風の被害は予想をはるかに超えており、登山道の被害も甚大です。
各地から届く被害状況も目を覆うものばかり⋯。

僕はそれを横目に平気で登山が出来るほど強くありませんでした。
ただ何もせずひたすら寝てみたり、もう何年もしたことが無いだらしない休日を過ごしています。

何もしないことがこんなに疲れるとは思いませんでした。
とにかく、一日も早く被害に会われた方々が心身共に元気になれる日を望んでやみません。

私どもの地域だって、ひとつ間違えば同じように被災していたと思います。
そう考えると背筋がぞっとします。

何も変わらず過ごせることにそっと感謝し、被災された方々の痛みを忘れないようにこれからも過ごして参ります。
コメント

台風が去って

2019年10月13日 | Weblog
画像は戸田井橋から見た小貝川です。

台風の被害はありませんでしたか?

当店、平常通り営業致します。
お気をつけてご来店下さい。
コメント

本日(10/12)の営業と連休のお知らせ

2019年10月12日 | Weblog
台風で風雨が強くなっています。
皆様、安全第一でお過ごし下さい。

さて、本日足元悪い中ご来店下さいましたお客様、いつもありがとうございます。
状況が悪化する前に施術が終了して、こちらもホッとしています。

予約も途切れましたので、そろそろ私どももシャッターを降ろさせていただこうかと思っております。
正午現在、少し落ち着いています。
うちの山田が『もう少し開けときましょうよ』と力強く言うもんですから、次にザーっと来た時が潮時かと思っております。

明日は平常営業となります。

また、10/15(火)から10/17(木)は連休となります。どうぞよろしくお願いします。
コメント

関東ふれあいの道 栃木11-25-10-9

2019年10月03日 | Weblog
今週は連休となります。
消費税も10%になって初日、巷はどうなってるのかな?

高速道路はゲートインした日付で判断するらしいです。

いつものように前夜発。
ですが、またまたのんびりしてしまって⋯というか、1日24時間では足りなくて準備も満足にしていない状態。
なんとか焦って用意して、我が家を出たのが22時30分を回ったところとなりました。

今夜は佐野市の「東武田沼駅」駅前市営駐車場で夜を明かすことにしました。
始発は5時18分。
それまで約3時間寝て、栃木駅まで電車で移動してスタートします。

移動中はやっぱり眠くなって、途中でパーキングエリアに吸い込まれると運転席に座ったままで小一時間意識を失っていました。

またまたここが何処だか分からない状態で目覚まし時計に起こされ、慌てる始末。
睡眠が足りてないなと感じます。
普通は休みの日に少し多めに睡眠を摂りたいですよね? それが普段仕事の時は約5時間、休みの日は約3時間というのがずっと続いてる感じです。

まあ好きなことやってる訳ですから嘆いても仕方ないんですけどね。
起きてしまえば普通にまた1日が始まり、本当にキツくなったらちゃんと休んでると思うんですけど。

さて、前置きが長かったです。

起床は4時30分。
ゆっくり支度して、パンと昨夜の残りのコーヒーを胃袋に流し込み、余裕をもって駅に入りました。

さすがにまだ暗いです。
日が詰まってきましたね。

駅のホームには一番乗りでした。
「暁の自撮り」してみました。

次第に人が集まり、電車がホームに入って来ました。
余裕で座れました。
3駅乗って佐野でJRに乗り換え、さらに3駅で栃木駅に着きました。
雲多めながらも晴れてくれました。
気温は朝のうち半袖短パンだと肌寒いですが、歩き始めるとちょうど良いぐらいになりました。

今回のコースは以前登ったことがある「大平山、晃石山」も縦走します。
ここだけ多くのハイカーに会いました。
地元では人気の山ですし、春の「カタクリの群生」は素晴らしいですからね。
道もしっかりしています。

そして「桜峠」の四阿に着きました。
ちょっと休憩します。
おにぎりを半分だけ食べました。
『さて、行くか。ん?どっちだ?』
行こうと思っていた方はただの薮です。
GPSで確認すると薮を指してる。
もう一度地図を見ると、やっぱり薮の方で間違いないです。

最後に道標を確認すると、しっかり薮を指しています。
『仕方ない、薮に突っ込むしかないでしょ』

足に絡む⋯ ならいいんですが、
まわりが見えなくなるほどの薮です。
とりあえず道なんだろうなという踏み跡と、たまに出てくる木段が目印。
ススキのような植物が、揺らすと煙のような花粉を撒き散らし、おまけに身体中に種付けしてきます。

さらにくっ付く系の植物の種がシールのようにところ構わず張り付き、それがたまらなくいやでした。
あちこち葉っぱで切った跡がつき、汗で花粉が溶けてべったりしています。
それが傷になった皮膚にチクチク沁みてきます。
たまにある道標が正しいルートであることを教えてくれます。

やっと薮から出ました。
人に見られたら『あんたぁ、どうしただ?』とか『キャー!なに?なに?』とか言われそうです。

その後も薮っぽいところはありましたが、そこまで酷くない代わりに蜘蛛の巣がすごいです。
蜘蛛の糸が硬くて、突っ込むとバリバリ音がします。

今回はほとんどが山の中というコースでした。
里山ってルートが沢山あって、人気がない道はもの凄い荒れ方してるし、道標なんかも無かったりするのが普通です。

村檜神社を過ぎ、京路戸峠に出るまでは蜘蛛の巣地獄でめげそうでした。
京路戸峠には大きめのベンチがありました。
ザックを降ろして雑草の種とりや靴の中の小枝などを払っていると、かすかに鈴の音がしました。

中年のご夫婦と一緒になりました。
僕『こんにちはー』
奥さん『こんにちは、どちらから?』
僕『栃木駅から大平山を縦走して来ました』
奥さん『え?あらすごい』
旦那『それにしては早いね。どこまで行くの?』
僕『田沼駅に車を停めてあるので。関東ふれあいの道を歩いているんです』
奥さん『あー道標あるわね』
僕『この先の神社までいきますか?』
旦那『いや僕らはそこの山頂まで行って戻って来るから』
僕『それなら大丈夫ですね。その先はずいぶん荒れていますから』
旦那『そうなんですか』
僕『この先の蜘蛛の巣払いはしておきました(笑)』
奥さん『ははは、ありがとうございます』
僕『地元の方ですか?』
旦那『私らはね埼玉です。山なんて遠くにちょろっと筑波山が見えるぐらいで、あとは何にも見えないところです。唯一電車を通す橋がポコっと見える、それが一番高いところかな』
僕『はははは、それは僕も同じです。でも筑波山は大きく見える方かな』
奥さん『あら、山栗。こんなに。熊が食べに来ないかしら』
僕『僕らが気が付かないだけで、意外と近くにいると思いますよ。僕も割と人里近くで何度も会ってますから』
奥さん『あら怖い。ここの先の神社でも出たって看板があったわ』

こんな話しをしました。
ご夫婦は先に進んでいきました。

さらに進むと「唐沢山神社」に出ました。
どうやらここには城があったようで、なかなか有名な神社らしいです。
裏側から出ると、いきなり道も良くなり人もそれなりにいました。

舗装路と山道を交えながら残りの4km程を歩くと田沼駅に着きました。
なんかドっと疲れが出ました。

近くの温泉を検索すると、車で15分ほどのところにありと出ました。
一応調べてみると、営業中となっていました。水曜日定休のようです。

行ってみました。
『え?マジで?』休みでした。なんと3連休だそうな。
仕方ない、さらに20分先の温泉に行きました。一応電話してみると⋯
『はいやってます。無休ですから、料金も上げてません』
そうかなるほど。
ちょっと古い施設なので、価格そのまま作戦かな?

行ってみると前評判通り、昭和の香りがプンプンしてます。
価格がそのままなのは券売機に頼っているから、変更が面倒なのかもしれませんね。
その気持ちとても良くわかります。

ひとっ風呂浴びて爽やかになったのですが、どうも体調が優れないのです。
頭が痛いのです。
ちょっとクーラーかけて涼んでいましたが、どうもダメ。
明日の予定を組む気力も無くなり、帰る決心をしました。

こんな日もあるさ⋯
いや、こんな日もこれから増えていくのかな。


歩行距離 23.2km
累計標高差 +1,136m -1,160m
所要時間 5時間
37,800歩
コメント

関東ふれあいの道 栃木2-3-4 その4

2019年09月28日 | Weblog
発光路(ほっこうじ)集落を越えてさらに下のバス停に向かった僕。
腰掛けられるちょうど良い待合所があるバス停で、午後は1本しかない鹿沼駅行きのバスを待つことにしました。

蚊に刺されたりしながら帰る支度を整えます。
あたりはもう真っ暗。
18時少し前にやっとバスが来ました。

運転手さん『はーい、お待たせしましたー。やっぱり乗りましたね。こんなところ歩いてずっと行けるわけないからね。たぶん乗るんじゃないかなーって思ってましたよ』
僕『ははは、すれ違ったときですね? 僕もそう思われてんるじゃないかなーって思ってましたよ。最初からそのつもりでした。よろしくお願いします』

気さくに話かけてくれた運転手さん、いい感じ〜。
車内の乗客は僕一人です。

運『発車しまーす。どこから来たのかな?』
僕『えーっと、わたらせ渓谷鐵道の通洞駅からです。桐生駅に車停めたので』
運『じゃ桐生までもどるんだ』
僕『そうです。1時間半ぐらいかかります』
運『鹿沼駅まで行った方がいいのかな?』
僕『新鹿沼と思っていたんですけど、もう一度調べたら樅山駅の方が接続がいいんですよ』
運『そうなんだ』

僕『ところでバスは午後この1本しかないのですよね。』
運『そう、だからよそ者のような人間が歩いていると気になっちゃうんだよね』
僕『あ、帰れなくなっちゃうからですね?』
運『いつだったかすごく寒い日に夫婦で歩いている人がいて、バスの扉を開けてどこ行くか尋ねたんだよ』
僕『ふむふむ』
運『そしたら雪で車がはまって、諦めて車を置いてきたって言うじゃない。登って行けばどこか宿あるだろうと思って歩いて来たそうで、お金持ってるか聞くと8,000円持ってるっていうんだ』

僕『8,000円じゃ2人泊まるのは難しいですよね』
運『悪いこと言わねぇから、1度家に戻って明日出直しなと言って乗せたんだよ。このまま終点まで行って折り返すから駅まで乗って、家に帰るだけなら金も足りるだろうしな』
僕『もしそれが回送のバスだったら乗せられるんですか?』
運『難しい問題だな。だけど放っておいたら死んでしまうし、会社に連絡して乗せることになると思うよ。だけどな、そうやって助けてやっても礼の一つも言わない大人が多いんだよ』
僕『はあー、がっかりですね』

運『ほら、ここ小学校があるだろ? 毎朝ここまで子供たちを乗せるんだ。挨拶出来ない子供もいてな、その親も「お願いします」も言わねえもんな』
僕『大人が悪いですね。そしてそれは子供に連鎖してしまう』
運『まったくだ。』

運『このバスはよ、カメラが5台付いてるんだ。会話も録音してるんだ』
僕『最近はセキュリティ一もちゃんとしていますね。こんな話も録音されてしまってマズくないんですか?』
運『ははは、大丈夫だよ』

そんな話をしながらバスは樅山駅に到着しました。
樅山駅は無人駅です。
10分ほどで電車が入ってきました。

「山の〇ドライブイン」の旦那さんから樅山駅のことを聞かなかったら、そのまま新鹿沼駅まで行ってしまうところでした。

こうして、今回は次々と出会いがあり刺激的な旅となりました。
皆さんお世話になりました。


おしまい。

歩行距離30.1km
所要時間 9時間15分
累計標高差 +1,242m -1,508m
49,900歩
コメント

関東ふれあいの道 栃木2-3-4 その3

2019年09月27日 | Weblog
画像は通過してきた井戸湿原です。
早くも草紅葉となっていました。

長い長い林道を下山し「石割桜」の分岐に出ました。
そこを左折すると集落があります。

そこに「山の〇ドライブイン」という看板と蕎麦屋ののれんを見つけました。
急にお腹がすいてきました。
バスの時間までまだ2時間もあるので、ちょっと食べてみようと思いました。

近づいてみると、奥さんが一人天ぷらを食べようとしていました。

僕『すみません、お店はやってますか?』
奥さん『あ、やってますよ。今ねそろそろおしまいの時間だからお昼ご飯にしようと思っていたの』
僕『あ、それは申し訳なかったです。じゃまた今度寄らせてもらうことに⋯』
奥さん『大丈夫よ。もりそばでいい?』
僕『あ、はい。いいんですか?』

厨房に向かって『もりそば一丁~』
すると奥から『あ~? なにぃ〜?』
やべぇ、怖そうな声。

すると奥から旦那が顔を出しました。
僕を見てます。
僕『す、すみません。だ、大丈夫ですか?』
旦那『あーいいよ、いいよ』
僕『申し訳ないです。ありがとうございます』

僕の格好を見て奥さんが『どこから来たの?』と聞いてきます。
僕『通洞の駅から来ました』
奥さん『へ?なんだって?自転車?バイク?』
僕『歩きです』
奥さん『あ、あぁそう。歩き? あ、歩き〜?』
僕『この道は関東ふれあいの道のコースになっているんですよ。それを歩いています』
奥さん『あら、そうなの。知らなかった』

あっという間に蕎麦が出てきました。
旦那『まず蕎麦だけそのまま食べてくれ。しばらく噛むと蕎麦の味が分かるから、そのあと少しだけつゆを直接すすって。ネギはつゆに入れないで後で蕎麦湯に入れて飲む。ワサビはつゆに溶かずに蕎麦にちょっと乗せて食べてみて』
僕『わかりました』

きた。
蕎麦の食べ方指導のお店です。
僕は言われた通りの作法で蕎麦を食べます。

ちょっと見た感じびっくりするのは、少し水の入ったどんぶりに蕎麦が山盛り入ってドーンと出てきたこと。
下にひかれた水は『そばがくっ付いてほぐれなくなったら水についている方をひっくり返してくれ』と。
なるほど。

旦那『ネギはおかずじゃ無いんだからつゆに入れない。解毒の作用があるから最後に蕎麦湯に混ぜてくれ』

あとからおじさんが1人入ってきました。
通りすがりらしく、同じようにそばの食べ方講座を受けていました。
中には『なんだ、この店は客の食べ方に文句つけるのか』と言われたりするようです。

でも、お話しているとなかなか奥さんも旦那も面白いです。

旦那『どうやって帰るんだ?』
僕『桐生駅に車を停めたので、発光路からバスに乗って新鹿沼から電車で戻ります』
旦那『樅山(もみやま)の方がいいんじゃないか? 樅山の方が駅としては近いぞ。だけど無人駅だからな』
僕『乗り換えが楽な方がいいので』
旦那『そかそか』

その後も色々お話してくれて楽しかったです。

僕『じゃそろそろ行きますね』
奥さん『まだ早いでしょ』
僕『発光路まで行きますから』
奥さん『ここから乗っても同じだよ』
僕『発光路までが指定されたコースなので』
奥さん『まじめだねぇ』

山間部なのでバスは本数がありません。
ちなみに僕が乗るバスは午後たった1本しかないのです。
これを逃したらと思うと気が気ではありませんでした。
ところが、あまりにも早く着いたのでそば屋に入って時間を潰したというわけです。

発光路バス停に着きました。
まだ1時間半もあります。さすがに蚊に刺されながらそこで待つ気にもなれず、その先のバス停まで歩くことにしました。

1つ、2つ、3つとバス停をクリアしていくと5つ目に待合所があるバス停がありました。
『よし、ここで残りの時間を待つことにしよう』
そう決めました。


その4へ続きます。
コメント

関東ふれあいの道 栃木2-3-4 その2

2019年09月26日 | Weblog
わたらせ渓谷鐵道「通洞駅」に降り立った僕。
秋の匂いがする風が、まだかろうじて緑を保っている木々を揺らしては通り過ぎていきます。

一番好きな季節の訪れに嬉しさと寂しさを感じながら、関東ふれあいの道の足跡をつなぐために今日はここまでやってきました。

1本路地に入ると、役目を終えた夏の日差しに代わって秋の陽射しがその勢いを負けじと浴びせてきます。
『なんかいい感じ。気持ちいい』

このまま舗装林道を登っていきます。
やがて木々は完全に僕を飲み込んでいきました。
足元は昨夜の雨で濡れていて、ぬめりが出ています。それほど人が入らない道なのでしょう。
さらにそこに苔が混じるようになった頃、砂利道に変わりました。
そして最後は土の登山道となります。

リス、サルが姿を見せて来ました。
サルは何か企んでいるような動きをするので、ちょっと怖いですね。
サルは集団で行動していたので、熊スプレーを片手にいざと言う時に備えました。
幸い何事もなく通過出来ました。

さらに詰めていくと建物が見えて来ました。
「古峰ヶ原ヒュッテ」です。
無人の避難小屋で、ここに来るのは2度目です。
あの時は「夕日岳」にも行ったんだよなー。

ヒュッテの前にあるベンチで少しだけ休憩しました。
すると鐘を鳴らす音が聞こえてきました。
「高原の鐘」といい、2016年の山の日に除幕式が開かれたらしいです。。

鐘を鳴らした御本人がいました。
70代ぐらいのご婦人でした。
とりあえず会釈をして挨拶します。

僕『こんにちはー』
婦人『こんにちは、どちかからいらしたの?』
僕『えーと、通洞駅から』
婦人『えー?8kmもあるじゃない』
そこにある標識を見ていいました。
僕『はい、今日はここまで行きます』と言って地図を指しました。
婦人『私は秋田から来たの。ずっと日本海をマイカーで』
僕『お一人で? でもなんで栃木に?』
婦人『知り合いがいるのよ。古峰神社にも行きたかったし。あなたも1人で?』
僕『そうです。こうやってあちこち歩いています。仕事で毎日朝から晩までお喋りしてるので、何も喋らない誰も見てない時間もいいかなーって』
婦人『わかるわー、私も主人も勝手にこうやって出かけてるの』
僕『それはお互い理解があっていいですね』
婦人『お互い違う人間なんだからやりたい事も違うのよ。私それでいいと思うの』

その後もお話は続き、最後は握手を求められました。
今日は何もなさそうな日だったのにこのタイミングでお会い出来て良かったです。
たぶんご婦人もこの話を別なところで話題にしていることでしょう。

先に進みます。

古峰神社までの道は以前歩いているので、今日はこのまま三枚石に向かいます。

誰にも会わない静けさが戻って来ました。

前日光牧場に出ました。
広大な牧場ですが、外に出ている牛の数は少なかったです。
さらに進むと横根山を経て井戸湿原に入りました。

井戸湿原は「小尾瀬」といわれており、標高1300mにひっそり広がる高層湿原です。
400種以上の植物が存在し、特に4~6月上旬にかけて野生ツツジの開花リレーが見られます。
近頃は野生動物の増加により植生に影響が出ています。

象の鼻展望台に到着するといきなりの雨になりました。
降るとは言っていたけれど、ちょっと予報より早かったですね。
傘でやり過ごしながら下山していきます。


その3へ続きます。
コメント

関東ふれあいの道 栃木2-3-4 その1

2019年09月25日 | Weblog
今週も続けて「関東ふれあいの道」いきます。

まず、台風被害に遭われた方々に謹んでお見舞い申し上げます。
関東ふれあいの道千葉県コースで歩いた各地にも被害が及び、心が痛む思いです。
1日も早い復旧を願っております。

さて、いよいよ1人で歩く関東ふれあいの道も栃木県が最後になります。
飽きもせず通い続けた各県各地、途中スノーカントリートレイルを挟みながらもロングトレイルに燃える年になりそうです。

毎度の如く、前夜発。
今回は群馬との境い目で、桐生駅を起点にわたらせ渓谷鐵道を利用して「通洞駅」からのコースとなります。

なんで通洞まで車で行かないのかというと、最終電車に間に合わないと車を取りに行けず、家に帰れないからです。

圏央道、東北道、北関東道と乗り継いで「太田桐生IC」で高速道路を降ります。
降りるのですが0時前なので手前の出流原(いずるはら)PAでお泊まりすることにしました。
ちょうど眠くなってきたところだったので、早寝早起きすることにします。
そして3割引の恩恵を受けようと思います。

残りの所要時間を考えて4時40分に目覚まし時計をセットしました。

目が覚めるとまたもや自宅と勘違いし、枕元にいつも置いてあるスマホに手が伸びました。
『あれ?あれ?スマホない』
無いはずです。車泊の時は枕元に置かないですから。

車内の明かりをつけて時間を確認すると3時でした。
こりゃいかん。
2度寝します。

そして目覚まし時計が鳴る前に起きることが出来ました。
『よっしゃ、いくぞ』

今回は桐生駅のガード下にある「桐生駅構内第一駐車場」というところを「タイムズのB」というサイトで、個人の空きスペースなどを日貸しする駐車場を利用しました。
1日400円でした。
ネットで予約すると地図と駐車場の詳細を返信してくるので、カード決済するだけで簡単に安く停めることが出来ます。
いつか使ってみようと思っていましたが、ついにその日が来たと言うわけですね。

わたらせ渓谷鐵道の始発は6時36分、こういった日貸し駐車スペースは分かりにくい事があるらしく、まごまごして乗り遅れないため早めに到着することとしました。

思ったよりも早く、5時前に桐生駅に着いたので、ゆっくり確実に駐車スペースを探して車を停めました。
まだ1時間以上あるので3度寝します。
今度こそ寝坊厳禁なので、目覚まし時計を3つセットしました。

はい起きます。
良く寝ました。
桐生駅構内に入るとほどなく1両編成の車両が入って来ました。
相変わらず古いです(笑)。

30周年のアニバーサリープレートが着いていました。そりゃあ薄汚れてきますよね。
でも窓も拭いてない感じだし、遮光カーテンも洗ってないような風合いです。

乗車したのは僕を含めて3人。

発車時刻になり、アナウンスが入ります。
走り始めるとテープに変わりました。
そのテープがもう伸びちゃってて時々もわ〜んとなります。
発車のベルもそのテープから流れるのですが『ピピッぴーっぴビビー もわ〜ん』ってなります。
それが味があるというか、いいんですよねぇ〜。

次の相老駅でフィリピン人とおぼしき6名が乗り込み、一気に車内はにぎやかになりました。
靴を脱いで対面の座席に足を乗せたりしています。おそらく、仕事に行くんだと思います。
ということは、ほとんど人が乗ってこないから出来るんだな?と思いました。
文化の違いもね。

いくつか駅を通り過ぎ、気づくと乗客は僕1人になっていました。
パンを1個食べてエネルギーを補充します。
食べ終わるといつの間にか寝ていました。

なんてったって桐生から1時間24分も乗るんですから長いです。それだけ奥地を歩くということです。

そろそろ行き先を述べることにしましょう。
今回は「通洞(つうどう)駅」から始まるコースで、古峰ヶ原高原を経て前日光ハイランドに向かい、井戸湿原から粕尾発光路集落に抜けるルートで、3つのコースを計画しました。
その先が連絡道になっているので、何としても区切りのいい発光路まで行きたいのです。

8時ちょうどに通洞駅に下車しました。
ワンマンカーなのでバスと同じように前から降ります。
運転手さんが出てきて切符を回収したり、整理券と一緒に運賃を払ったりします。
丁寧に『ありがとうございました』と言っておじきをしてくれました。
イケメンでしたが、お腹は〇ていました。

通洞駅は無人駅でした。
天候は晴れ、台風が運んできた湿気も無くなり、ひんやりしていました。
気持ちいい空気じゃ。


その2へ続きます。
コメント

関東ふれあいの道 栃木13-14-15-16

2019年09月19日 | Weblog
スノーカントリートレイルの踏破が大変楽しく、そして大変キツかったせいか肉体が大変な悲鳴をあげています。

先週のお休みは、自宅に戻ってちょっと転がったら朝だったという失態を犯し、女房に『あらサボったの?』と言われてしまう始末。

スノーカントリートレイルは、ラストのゴールまでの46kmという追い込みにも余力を残して踏破出来たことにいい気になっていました。

もちろん今週こそ出掛けます。
出掛けるのですが、自宅に戻るとうっかり転がってしまいました。
遠のく意識に悪魔の囁きが聞こえてきます。
『お前はよくやった。身体をゆっくり休めるに値するぞよ』

一瞬、その囁きに甘えてしまいそうになります。すぅ〜っと抜ける身体の力、ゆっくり閉じていく瞼。
『えーい!ダメだ、ダメだなんだ』
唸りながらも身体を起こす僕。

勝った⋯。
悪魔の囁きに、勝った。
仁王立ちになった僕を見て、『あら起きちゃった。はい行ってらっしゃい』と言う女房。

昨夜のうちに支度してあったので、シャワーを浴びて眼を覚ましてから自宅を出ました。
今回は「道の駅にのみや」を通過するコース、つまり前回の続きです。

新栃木駅まで4つのコースを繋いで歩きます。
ほぼ平地なので気楽です。
連休なので翌日も歩くつもりでいたのですが、翌日は雨の予報です。
ま、今日歩いてみた感覚で決めることにしましょう。

真岡鐵道「久下田駅」をゴールに設定することにしました。
久下田駅には狭いながらも利用者用の駐車場があります。
前回もそこに停めました。

始発で新栃木駅まで向かい、久下田駅に戻ってくるプランにしました。ちょっと長いけど、次のことを考えるとこの区間を歩いてしまうのが理想的なので頑張ることにします。

寝ます。
就寝は0時半、起床は4時50分でした。
久下田の始発は5時23分、おにぎりを1個食べて
久下田(真岡鐵道)→下館(JR水戸線)→小山(JR両毛線)→新栃木(東武日光線)と乗り継いで約1時30分かけてスタート地点に立ちました。

新栃木駅初めて来ました。
駅前は新しい街っていう感じでした。
そして、なぜかミスコースしてしまいました。
なんか変だなぁと思った時には逆に進んでいました。
『あちゃー、のっけからコレじゃいかんな』
なんとかショートカットしてルートに復帰しました。

コースポイントの「大宮神社」を経て、どんどんいきます。
次のコースに入ります。
普通に住宅地を抜けたりしながら「思川(おもいがわ)」を渡ると、「しもつけ風土記の丘」に入っていきます。
ここが今日の見どころ一番でした。

数多くの史跡が点在しています。

まず「下野淡墨桜(しもつけうすずみざくら)」。
もちろんこの時期は咲いていませんが、これが咲いたらと思うとゾクゾクしました。
さてどんな桜なのかというと⋯
「ピンクのつぼみから淡白色の花が咲き、満開を過ぎるとうす墨をかけたような色に変わるところから名付けられた」ということです。

この桜、岐阜県根尾村からの移植だそうで、実生からの開花は難しいと言われていましたが、昭和63年4月に開花しました。
素晴らしいですね。

あたりは誰もいないので、ベンチに腰掛けてパンとコーヒーで一休みしました。
そこに多きな羽音を立てて虫が飛んで来ました。
アブっぽい音だったので、振り払いながらふと見るとスズメバチでした。
慌てて後ずさりするとそこから消えてくれました。

やがて「天平の丘公園」に入ります。
園内の「防人街道」を進むと「紫式部の墓」がありました。
どんなだろうと想像しつつ近寄ると、一般的なお墓の形ではなく、丸い石を積み上げたようなふんわりした形でした。

それ以降はただ暑くただ辛いだけになりました。
長いコース、ひたすらロード、とにかく暑い。
こう思うと新潟を回っている時は曇りや雨で良かったと思いました。

やがて久下田駅が近づいてきました。
筋肉の張りも強く、足裏も痛みがあり、翌日への意欲は無くなりました。
明日はおやすみにしようと思います。
だらしない今週の僕でした。


歩行距離 37.7km
累計標高差 +504m -544m
所要時間 9時間
56,200歩
コメント

スノーカントリートレイル⑪ まつだい駅~浦佐駅 307km完全踏破へ向けて その2(最終回)

2019年09月07日 | Weblog
だめだ⋯
足の裏が痛い。
普通に歩けなくなってきました。

相変わらず雨は容赦なく小石を投げつけるように水滴を落下させてきます。

雨を避けられるところでもう一度足裏のケアをしよう⋯。
靴下の具合が悪いのか、テーピングが上手くいってないのか、すでに皮膚が破けてしまったのか⋯。

『たしか、救急用品の中に大きいパットが着いた絆創膏があったな。それで何とかしよう』

なかなか適当な場所が見つかりません。
だいぶ歩いたところでバス停の待合舎を見つけました。
『よかった〜、ここでケアしよう』

中に入るとホッとしました。
真夏と違って濡れた身体は少し肌寒いぐらいです。
風もあるし、気温は20℃台前半ぐらいです。
朝着ていたカッパに袖を通します。
カッパは内側までびしょ濡れです。
『うわっ冷た』
ケアしている間に身体が冷えないようにしなければならないなと思いました。

それでも1枚羽織ると寒く感じなくなりました。

靴紐を解いて靴下を脱ぐと、右足裏のテーピングが丸まって段差を作っていました。
『これが痛みの原因か、濡れているところに貼ったから剥がれてくちゃくちゃになったんだな』
足はふやけて真っ白でした。

裸足になってしばらく乾かします。
その間に絆創膏とテーピングテープを切りました。
そしてしっかりと絆創膏を貼り、テーピングテープで上から重ねます。

予備に持った靴下と交換します。
乾いた靴下はとても快適でした。
濡れた靴を履き直します。
メリノウールの靴下はすぐには保水せず、しばらくの間快適な履き心地を約束してくれました。

立ち上がり、カッパを脱いで小降りになった雨の間を縫うように外に出て行きます。

『よし。ずいぶん楽になったぞ』

痛みがかなり和らいだので、スピードも上がりました。

12時25分南魚沼市に入りました。
いよいよ終わりが見えてきたぞ。

思い起こせば色んな出来事があったなぁ。
豪雨や猛暑、熱中症や雷雨、沢の増水や崩落地の通過、道迷い、人との出会いや美味しい蕎麦、最高な温泉宿や眠気と戦った運転などなど。
それもあと数時間です。

ヤゴ平林道に入ります。
その時『えっ?』
通行止めです。
『この橋は平成30年の橋梁安全調査において、十分な安全が確保出来ないと判断されました⋯』
まじか⋯。

スノーカントリートレイルのホームページにもそのような情報は無かったと思ったけど⋯。
『さて、どうしたものか』

看板には『通るとすれば自己責任』のようなニュアンスで書いてあります。
ここまで来て戻れる人がいるとすれば、それはとても勇気がある人ですね。
僕には出来ませんでした。
抜き足差し足忍び足、最後は駆け足でその橋を渡ってしまいました。

1台の車が橋のたもとに停められていました。
ドライバーは乗っていません。
周りに家や施設もなく、特別見どころがある訳でもないような気がするのですが⋯。

結局、その先も人影は無く橋を無事に渡った僕は誰もいない林道をひたすら登ることになりました。
『もう最後の登りってやつかな』そう思うと、その1歩1歩に力と推進力が加わってきます。

だらだらといつまでも登らされたあと、いきなり視界に現れた最終ポイント「展望台」に思わず『来たー』と声が出ました。
そしてなんと青空が覗き始め、八海山の山頂がフワッと雲の隙間から覗きました。

残念ながらヤゴ平林道に道標はひとつも無く、当然展望台(東屋)に至っても⋯。
15時ちょうど。
最後は東屋に薮を漕ぐように上がると、今まで歩いて来たスノーカントリートレイルがこんなにも広大で、目で追い切れないほどの距離に半端じゃない達成感が湧いてきました。

さあ降りるぞ。

なぜか浦佐駅までの下りは走っていました。
そして国道17号に出ました。
15時38分、ついにスノーカントリートレイル完全踏破です。

浦佐駅までのウイニングロードを軽快に歩き、駅のトイレで着替えさせてもらい、ホームに入ってベンチで本日のログをみると⋯
なんと46.3km。
68,200歩。
体感的には30km台半ばぐらいの疲労感だったけど、足裏以外に痛みもなく本当に良いラストランでした。

最後に、スノーカントリートレイルを企画してくださった「雪国観光圏推進協議会」「雪国観光圏 スノーカントリートレイル実行委員会」の皆様、そしてサポートして下さった各サポート施設の方々、ウッディーのマスター、平標山の家の若旦那と可愛い奥さんと元気なお母さん、苗場山山頂ヒュッテのイケメンスタッフ、水上観光案内所のお姉さん、何度も連絡を下さった事務局の次長様。
本当に楽しかった、ありがとうございました。


おしまい。

歩行距離 46.3km
累計標高差 +1,496m −1,560m
所要時間 11時間20分
68,200歩

スノーカントリートレイル全線
(セクションハイク)
累計歩行距離 336.5km
累計標高差 +13,923m -15,290m
累計所要時間 108時間25分
553,300歩
11日間
コメント