でぶぶろぐ

沖縄生まれ、小田原在住。
人生1/2世紀越え、
でぶな私のゆるゆるな日々。

ちいさなところにギュッ!

2014-06-22 23:08:08 | 小田原かいわい

うちから歩いて10分ぐらいのところにある
「日の出旅館」でちいさなイベントがありました。

Cafe tenの呑み友達のバンドが
出演するというので、散歩帰りにちょこっと寄り道。

ふだんは純和風の旅館で、入ったことはなかったのですが
(ところで営業してるんだろうかここ)

こんなふうに、ちいさな建物のそこかしこにろうそくの優しい灯り。

ドライフラワーやドライフルーツ、コーヒーやお茶、
ビールやワインの出店もありました。

そして旅館の一室でこんなふうにライブ。

なかなか盛り上がっておりました。

幸い雨も降らず、ときおり涼しい風が抜けていくけど
ちいさな旅館の中は人でぎっしり、盛況でした。

そういえば。

いま「小田原が大好き」というFBのグループに入っていて
お店の情報など交換しているのですが、
まぁ、せまーい範囲(広めに見積もっても半径5KM)で
皆さんコマメに遊んでいます。

なんつーか、浅草花やしきの中で
一日中遊んでいるような。

思えば、小田原という街が、そんなふうに
ちいさなスペースにぎゅっといろんなものを
詰め込んでいるような感じがするのです。
もともと、城下町だったからでしょうか。

鉢植えで言うなら寄せ植え。
お弁当で言うなら、幕の内弁当かな。

このちいさなスペースの中で
ちょっとうれしいことに出会うのもまた楽しいものです。
それはビーズを拾い集めるようなものだけど
その喜びは小さくても、ちゃんときらきらしています。




ひとをひととして見ることから

2014-06-22 01:56:32 | Weblog

女性都議へヤジ、抗議1千件 自民、発言者特定せぬ意向(朝日新聞) - goo ニュース

こういうことを、不敬というのでしょうね。
じぶん以外の人間を敬わない。
こんな人間が議員バッジをつけているなんて、あまりにも情けない。

ひとの痛みを知り、じぶんの痛みとして受け止めて
思いやりをもち、ひとりでも多くの痛みを救おうと思うのが、
政治家どころか、人間としての天命です。

昨日受けたフォーラムの中で

日本人は「違う」ということを
differentという意味でなく、wrongという意味で受け止める、
という話がありました。

ひとそれぞれの違いを「誤り」と思う、
じぶんだけが正しいと思う
そんな驕りが、こんな言葉を生むのです。

いつまでこんなことが続くのか。
怒りもあり、悲しくもあり、
いまだにこんな発言をする人間に
もはや憐憫すら感じます。

こんな人間を選んでしまった、有権者にも責任があります。

じぶん以外の人たちと、自分たちの違いを受け止め、
そのひとたちのことも、じぶんとまったく同じ「ひと」であると
うけとめることの難しさ。

同一民族であった日本、
特に男性が社会を作ってきてしまった中で
これからもこの問題は繰り返されるでしょう。

ヒステリックだと思う人もいるでしょうが
いちいち指摘し続けないと
社会は変わっていかないのです。

今回のこの一見が「違いを受け入れる」社会の一歩になりますように。