でぶぶろぐ

沖縄生まれ、小田原在住。
人生1/2世紀越え、
でぶな私のゆるゆるな日々。

「創る」者たちのジレンマ

2014-06-15 23:44:51 | Weblog

本日、こんなシンポジウムに行ってきました。

偶然、小田原市立図書館でビラを発見し、
あまりの豪華メンバーでなおかつ無料!という呼び込みに
ダメもとで申し込んでみたら、ぎりぎり滑り込み。

もちろんシンポジウムですから、
ご本人たちのダンスをじかに見るわけではないのですが
なんと一番前の席に座ることができまして
この3人を至近距離で見ることができました。

森山開次さんが「ボク、リズム感ないんですよ」と!
(今回いちばん衝撃の告白だったのでは)

SAMさんが「いつか締め切りに追われず、こころゆくまで創り上げてみたい」
と言っていたのが心に残りました。

なにかを創ることをなりわいにするひとたちは、
締切や、お金や、スタッフや、いろいろなしがらみのなかで
創り上げてきている。

それはもちろん創作のエネルギーやアクセルになるのだろうけど、
自分の中にあるものを、自分のペースで、
何の縛りもなく創りだしたい、という思い。
それはおそらく、すべてのクリエーターの願いなのでしょう。

もしもそういう(しがらみのない)背景で創り上げることができたとしたら、
それが、そのクリエーターの本物の力量というか
ホンモノの姿なのかもなぁ。

そういう風に創ってみたい、ということは、
そういう風に創れるベースがあるよ、という自信の言葉でもあるわけで。

時間がないから、しがらみがあるから、
という言い訳をせずに、創りたいものを生み出せる力をもつ人なのでしょう。

ふだんは「踊る」ことで表現する人たちが
「言葉」で表現をした、不思議な2時間。
なかなか面白いひとときでした。

ちなみに帰りはみなとみらいあたりをぶらぶら。
Hard Rock Cafeでハンバーガーを。ヘビー。