受法寺本堂建築誌

伝統木造工法により建築中です

懸魚下絵

2006年04月28日 | Weblog

現場事務所での打合せ会で、懸魚〔げぎょ・屋根の破風に取りつけて,棟木(むなぎ)や桁(けた)の木口を隠す装飾。〕について、確認しました。

前回の打合せ会で、六葉(ろくよう・懸魚の中央にある飾り。6枚の葉で構成する意匠で、六角形の図柄から付いた呼び名)について、巾寸法を六寸であったのを六寸五分としています。

わずかな差ですが、ぐっと見栄えが良くなりました。大工さんではなく、岡山の彫師にお願いします。

旧本堂と比べても、大きくなっています。