たのしいラジコン日記

現在飛ばしているラジコンとその他の日記

先尾翼機 Ⅱ号機その2

2009年01月02日 | カナード(先尾翼機)
 
           
               先尾翼を取付ける前

 先尾翼は固定ではなく取付け角度を可変出来る様にしています。先尾翼機の場合、先尾翼の取付け角度と機体重心位置の関係が非常に重要になってきます。(先翼と主翼の面積比も重要です)飛行状態を確認しながら両者の関係を調整できる様に先尾翼の取付けを可
変としました。

           
               先尾翼とエレベータ

 この機体の場合、重心位置は主翼前縁から約5㎜の位置、先尾翼取付け角度は約1.3度により、安定した飛行で舵の効きも特に問題が無い事を確認できました。テスト飛行で先尾翼と重心位置の関係を確かめる為に、この位置より重心を前にずらしてゆき、先尾翼の取付け角度を大きく取っても飛行しますが、舵の効き具合が次第に悪くなってきます。(静的安定が増してきます)頭下げの慣性モーメントが大きくなるためです。反対にこの位置より重心を後ろに下げるとエレベーターの効きが非常に敏感になり、ピッチング飛行する傾向になります。(動的安定性が無くなってきます。) 先尾翼機を自作の場合は、設計仕様をしっかり決め製作に取り組む必要があります。アバウトな製作では絶対に満足な飛行は出来ません。

           
               機体の底面から撮影

 非常に苦心した機構です。左のミニサーボはエレベータを作動させます。2個並んでいる上のサーボは先尾翼を動かしています。先尾翼とエレベーターをミキシングしてテスト飛行を行いましたが少し効きが良くなる程度で、あまり変化がなかった様に思います。(再度じっくりテスト飛行を行い今後確認予定。)下のサーボはエンコン、一番右のサーボはラダ-とノーズギヤ-を作動させています。(片方の翼は付けていません)







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