ひげ爺さんのお散歩日記-2

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「コウテイダリア(皇帝ダリア)」 キク科 

2015年11月16日 18時24分45秒 | 日記
    「コウテイダリア(皇帝ダリア)」 キク科 ☆9月15日の誕生花☆
          花言葉は… 乙女の真心・乙女の純潔



今朝の最低気温は午前6時の10.2℃。  最高気温は午後3時の20.7℃。
午前中は抜けるような青空、大快晴でした。 午後も少し雲が出た程度で良い天気。
日差したっぷりのポカポカ陽気、暖かい一日でした。 明日からまたお天気が悪そうです。

   《朝散歩… 蜻蛉池公園外回り 13.70 km 19526歩 3時間50分》
散歩に出た9時の気温は14.6℃。 雲一つ無い青空。 この日を待っていました。

蜻蛉池公園を大きく外回りすると、裏手に区画された農地が広がり、その一画に
何十本もの 「皇帝ダリア」 が植えられ並木のようになっている場所が有ります。
今日は青空を背景にした 「皇帝ダリア」 を撮るチャンスです。
が、その場所に近付くにつれ不安が… 「皇帝ダリア」 は背の高い花で、遠くからでも
その姿が見えるはず。 が…見えません。 場所を間違えてる? そんなはずはない。

傍で畑仕事をしている小父さんに聞くと、土地の持ち主がその土地を手放したたそうです。
買った人が 「皇帝ダリア」 を全て処分したと…(汗。
話を聞いた小父さんも 「車で来て写真を撮る人もいたのに…勿体ないよなぁ」
と、残念がっておられました。 「皇帝ダリア」 を処分したのはダリア~?(汗。
我自治体の公園でも沢山の実を付け、実が弾けるのを楽しみにしていた“マユミ(真弓)”が、
先日バッサリ切られていました。 花に趣味の無い人は… どうしようもないなぁ(汗。


ガッカリしての帰り道、家から遠く無い所に結構な 「皇帝ダリア」 の群生を見かけて、
やった~(笑。 花の引きは強いひげです(笑。

写真は散歩中に見掛けた “ハボタン(葉牡丹)” の畑です。
出荷前の12月中旬にはもっと鮮やかに色付く事でしょう。 また後日アップします。

と言う事で、今日の花は帰り道で撮った 「皇帝ダリア」 です。





別名 「木立ダリア」 とも呼ばれ、高さは3~4m、高いものでは5mにもなる物も
あるそうです。 花を見るには2階の窓から見るのが丁度良いみたいですね(笑。
今日見た花は3m位でしたが、それでも見上げる高さです。
青空を背景の花を撮るのは難しいですね。 空の明るさに負けて花が暗く写ってしまうから。
逆光モードで撮る手も有るのでしょうが、私はカメラの瞳孔を思いっ切り開いて撮っています。




「皇帝ダリア」 の名前は、学名の 「Dahlia imperialis」 の直訳だそうです。 
背が高く、威風堂々としているところから名付けられたのでしょうね。 
根元は大人の手首ほどの太さが有り、まるで竹(樹木)のようです。 
尺八にでも出来そうですね(笑。

 
ですが、これだけ背が高いと支柱無しではとても立っていられません。 
杖に寄りかかった皇帝、ちょっとだらしないですね(笑。 
原産地はメキシコで、日本には江戸時代末期に渡来したそうです。

「ダリア」 に纏わる逸話…
【ナポレオン1世の最初の皇后ジョゼフィーヌは、ダリア好きで有名でした。
パリ郊外の邸宅の花壇にはダリアやバラの珍しい品種が沢山植えられていました。
花の見頃になると園遊会を催して、参加した大勢の紳士淑女達に自慢していたそうです。
ダリアの花は沢山咲いていましたが、誰かにダリアの花が欲しいと望まれても
1輪も人手に渡すことはしませんでした。

或る日、侍女の1人が1輪のダリアを欲しいと言いましたが、やはり皇后は断わりました。 
侍女は悔しかったので、愛人の若いポーランド貴族にジョゼフィーヌの花壇から
ダリアの球根を持って来てくれるように頼みました。
このポーランド貴族は、ジョゼフィーヌ皇后の園丁ピエールに、ルイ金貨1枚を与えて
100個の球根を手に入れることに成功し、ダリアの球根は侍女の手に渡ったのです。

侍女は手に入れた球根を育てて、自分の庭で見事なダリアの花を咲かせて自慢しました。
その噂が耳に入ると、皇后は園丁を解雇し、侍女とポーランド貴族を破門にしました。
この出来事以来、ジョゼフィーヌはダリアへの興味を失ってしまったという事です】


今日の歩数    19,526歩 (ガッカリのち“やった~”の朝散歩)
11月総歩数   211,734歩= 148.2km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数   4873,883歩=3411.7km