ひげ爺さんのお散歩日記-2

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「サフラン」 アヤメ科 

2015年11月07日 19時08分23秒 | 日記
    ♪桑港(サンフランシスコ)のチャイナタウン 夜霧に濡れて
       夢紅く 誰を待つ 柳の小窓…  ♪桑港のチャイナタウン(渡辺はま子)

         「サフラン」 アヤメ科 ☆11月4日の誕生花☆
        花言葉は… 残された楽しみ・陽気・愛への誘い



今朝の最低気温は午前6時の18.1℃。  最高気温は午後3時の22.5℃。
今日はここ数日と打って変わってドン曇り。 午前中は時折小雨もぱらつきました。
日差しが無い割に暖かく、過ごしやすい一日でした。

9時、さて散歩にでも行こうかと思っていると 「お父さん、もう雨が降りよるよ」(汗。
なんだかな~今月は7日間で3日の休足日です。 「お父さん暇なら電話を買うて来て」 と妻。
最近、電話の子機が15分位しか話せなくなりました。 
そしてこちらの話す声が相手に震えて聞こえるらしく、幽霊と話しているようだと(汗。
どうも子機のバッテリーが劣化して充電出来ないようです。 雨降りならチャンスです。 
早速近所の大型電気店に行って買って来ました。

取説を見ながらの各種設定や短縮ダイヤルの再登録… めんどくさっ(汗。 
何よりケーブルの接続が… ひげんちはパソコンのプロバイダーと電話やケーブルテレビを
契約しているのでパソコン台の裏で配線がゴッチャゴチャに… それに埃まみれ(汗。
どうしてパソコン台やテレビ台の後ろってあんなに埃が溜るんでしょうね。
1本1本手繰っては埃を拭き取り…接続先を確認… めんどくさっ(汗。
携帯から電話したら ルルルル… ちゃんと繋がるから今日はもういいや(笑。


今日の花は近所の幼稚園の庭に咲いている 「サフラン」 です。




 
“クロッカス” と同じ仲間で、春先に咲くクロッカスを “花サフラン”、
この秋咲きの花を 「薬用サフラン」 と呼ぶ事もあるそうです。 
中海沿岸~西アジアが原産地とされ、古くから雌蕊を香料や染料として利用していたそうです。 
今でも “サフランライス” や “カレー” “パエリア” などの黄色の着色料、香料として
使われているようです。 乾燥した雄蕊を水に戻すと鮮やかな黄色い着色料となります。

 
古代ギリシアでは 「サフラン」 の黄色が珍重され、王族だけが使うことを許されるという
ロイヤルカラーとされた時代もあったそうです。 日本へは江戸時代に薬として伝わり、
現在、大分県竹田市が日本国内の約8-9割を生産しているそうです。
えっ? 冒頭の歌とサフランは何の関係が有るか? ですって(笑。
いや、ただ ♪サンフランシスコ… が ♪サフランシスコ… に聞こえただけで… (汗。

「サフラン」 にまつわるイラクの民話…
【昔、バグダッドの都に住んでいた裕福な商人が、街角に捨てられていた赤ん坊を養子にして
大切に育てました。 養子は賢く美しく信心深い娘に育ち、王様の妃に迎えられました。
王様は妃に高価な首飾りを渡し、大切にするように言いました。 
ところがある日、乞食が妃に「預言者ムハンマドのお情けにかわってお恵みを」と言ったので、
妃は王様からもらった首飾りを与えてしまいました。 
王様は怒って妃の両手を切り落とし、親元へ返しました。
 
一方、乞食は首飾りを売ったお金を元手にして商売を始め、大商人になりました。
ある日、商人は、「決して人に会わず、よその国の人となら結婚してもよい」 という
変った娘の噂を聞き、結婚を申し込み、娘を妻に迎えて故郷に旅立ちました。
その妻は、王に両手を切り落とされた妃でした。  妻は夫の故郷に着く前日、
妻は、夫に手を使う用事を命じられたらどうしようかと思い悩み、泣きました。 そして…
“神様、預言者ムハマンドのために手を差し上げた私をお救い下さい” と祈りました。
すると、緑色のターバンを巻いた預言者ムハマンドが現われ、女の両手を元通りにしました。

そして、ムハンマドを女の頭に手をあてがい、野に手をかざすと一面にサフランの花が
咲き出しました。
 
商人の故郷に着いて数日後、商人はよく肥ったガチョウ2羽を妻に渡し、
客に出すご馳走を作らせました。 
妻はムハンマドが咲かせてくれたサフランで料理に香りをつけました。 
ところが、戸口に来た乞食が「預言者ムハンマドのお情けにかわって施しを」と言ったので、
妻はご馳走をすべて乞食に与えてしまいました。 商人は妻を叱りました。
すると妻は、 「私は預言者のお情けと言われた時、ガチョウよりはるかに高価な首飾りを
与えたこともあります」 と言いました。 
商人はその首飾りをもらった乞食が自分であることに気付き、妻に詫びました。 
その時、戸口の乞食が言いました。 
「あなたの手を切ったのは私です。 私はかつてあなたの夫でした」 
戸口の乞食はかつての王様でした。 
商人夫婦は乞食を迎え入れ、一生世話をしてあげました】

今日の歩数   0歩。