ハッチと私の日常

20年暮らした猫も亡くなり、25年以上連れ添った夫も病死、仕事も辞めて還暦過ぎた女性が被災猫ハッチと暮らす日々

バリー・リンドン

2019年03月04日 14時55分40秒 | 映画

 今日の昼から、BSプレミアムで放送しています。この映画は鬼才キューブリック監督の作品だったのですね。

 実は亡夫がDVDを持っていたのです。処分してしまいましたが、なぜ彼が持っていたかは不明でした。第1部を見て、音楽がよかったので買ったのだろうとわかりました。ほとんど、バロック音楽だからです。あと、夫はチーフタンズも大好きでした。

 ところで、冒頭に流れる重厚なあの曲、ヘンデルのサラバンドとなっています。

 でも、サラバンドって、曲の形式の名前でしょ?お菓子でいえば、クッキーとかマカロンとか言っているだけで、作品名じゃないのに・・。G線上のアリアだって、アリアは曲名じゃない。バッハの管弦楽組曲の何番でしたっけ、その中の曲なのに。

 アダージョだって、「ゆっくり」という意味の音楽の速さを顕す言葉でしかないのに。クラシックにおける表記、日本では何かがおかしい。作品〇〇とかつけなくてはわからない!サラバンド?そんなタイトルの映画、ありましたけど。

 この映画、第2部は退屈してしまう。映画館で映画を見るのは、面白かった時はいいけれど、退屈してきたら拷問ですね。

 さて、水曜日はこの時間の映画、「ミッション」とのこと、これは見逃せません!退屈するかどうか、私も還暦すぎて、集中力がひどく落ちてきていますから。それに、人間は年とともに短気になるらしいので。

 いまだに夢中になって目を皿にして見ていられるのは、刑事コロンボですね。

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おくのほそ道

2019年03月04日 11時55分44秒 | 俳句

 以前、古文書の独習として、仮名文字の訓練のために解読したのですが、そのころはまだ俳句を始めていませんでした。最近、やはり原点に帰ろうと思い、再び読み始めました。そして直接古文書に書いていたのを改め、原稿用紙に書くことにしましたが、それでも頭がボケてきたのか、あまり勉強になりません。そこで、せっかくデスクトップにしたのだからと、「かて物」を書いたように、ワードに解読文章を書くことにしました。先日図書館で借りた本3冊を参考にして、更にインターネットの曾良の日記を手掛かりに、十二分にデスクトップを使って勉強しています。

 まず、古文のルビが大変です。月山も「ぐわつさん」ですから。そして、昔の人でも仮名を間違えているのもしばしば・・。だから、今の私たちがミスしたって、怖がることなんかありませんね。

 でも、昔の人は本当に勉強家です。なんたって、教養がすごい。中国の故事に詳しい。だから、読んでいてなんだかさっぱり、わかりません。それに普通の文章も、難しくって・・。

 「方寸を責む」という意味が、調べたら「心がかりたてられる、心がせきたてられる」ですって。どう想像しても、とてもわかりませんでした。

 昔の人は、短い人生でも、濃密な時間を過ごしていたんだと思います。反省の日々ですね。還暦すぎての俳句と古文書勉強です、とほほ。

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