70年前の今朝未明に、東京大空襲がありました。母は17歳で、家族とともにあちこち逃げ回っていたそうです。
昨夜、TBSで佐藤浩市が案内役をつとめる戦争の証言を集めた番組「私の街も戦場だった」を見ました。高尾の中央線のトンネルでの列車爆撃を基にした再現ドラマもありました。私が住んでいるところに近い場所で70年前に惨劇があり、さらに高尾駅ホームには空襲の爪痕も残っていたなんて・・・。
ちょうどいま、朝ドラマッサンも、戦争の話です。
ガンカメラという米軍の飛行機につけられたカメラの映像で、日本のどこが襲撃されたかを検証していく作業にびっくりしました。とても骨の折れることです。でも、戦争の歴史を浮かび上がらせる貴重な資料となりました。
この番組を録画したので、永久保存版になりそうです。
証言してくれる人がもう高齢で、どんどん少なくなっていきます。今、残さなくては、取り返しがつきません。戦争によって、どれだけ人が踏みにじられてきたか、怖い目にあったか、そして命を失ってきたか・・。二度と戦争は起こしてはならないのです。
安倍総理の談話が、まともであることを祈ります。
国の責任をもっとはっきりしてほしいです。原発事故もそうじゃないですか。4年経っても、全然生活がもとに戻っていない。それなのに、賠償金が打ち切られる。国と首都圏は、原発事故の責任を取らなくてはいけないと思います。何の痛みもなく、好き放題に電気を使ってきて、フクシマのものは買わないなんて、許せないですよ。
汚染水がまだ漏れ出していたとか。まったくコントロールしていないのに、ひどい話です。